三重県っておかしくない??と 考えざるを得ません。
「環境行政」を正面から出していたはずなのに。
以下、2月1日の読売新聞の報道です。
もっとも、よく読むと、この姿勢の原因が、行政なのか学者なのかは不明です。
●有害物質検査 三重県認定リサイクル製品 土壌関連、全て基準内
土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不正処理問題を受け、県は31日、認定リサイクル製品の一部で実施した有害物質の検査結果について、「すべてで認定基準に適合していた」と発表した。製品によっては検体の一部で六価クロム値が基準を超過したが、県は「検査技術などが原因で、信頼性はない」とこの数値を除外した。
県は現在、132種類をリサイクル製品に認定している。今回は焼却灰や汚泥などが原料で土壌に直接ふれあう19品目を、緊急調査が必要な製品として、六価クロムやフッ素、ヒ素など9種類の溶出検査を実施した。この結果、すべての製品で環境基準以内に収まっていた。六価クロムやフッ素の値が基準値に迫っていた4品目については、今後も追跡調査する。
このうち、ガス管や水道管の周囲に敷き詰める「リサイクルサンド」と呼ばれる製品は、3検体を8つに分けて、民間業者と県が検査。この結果、六価クロムが最高で1リットルあたり0・08ミリ・グラム(環境基準0・05ミリ・グラム)検出されたものがあった。
これについて、学識者でつくる認定委員は「分析者の技術のばらつきで数字は変化するため、信頼できるデータではない」と判定、基準以下だったその他の数値の平均を採用し、問題ないとした。県では、間伐材やプラスチック製品を除く残り70製品についても分析を進めており、2月中旬までに結果を公表することにしている。
(リンク切れでなければ)(2006年2月1日 読売新聞)
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