岐阜県御嵩町長の柳川さんが襲撃されてから10年。
御嵩町では、住民の皆さんが、毎年、大規模な集会を開催されています。
田中さんから、案内のメールとチラシが添付ファイルされてきました。
(転送・転載歓迎)
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
印刷用 → チラシ PDF版 687KB
場所はこちら
柳川さんとは、1996年当時、退院して間もなくで、まだ頭に包帯をされている頃、襲撃されたあのマンションの部屋で一時間ほどお話をしたのが、はじまり。
その後、町長室で何度もお会いしたり、講演してもらったり・・・
田中さんがまとめられた御嵩の産廃問題や襲撃事件の関連図書と、私たち岐阜県民ネットワークが事件1年後に岐阜市内で開いたころのニュースを紹介します。
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1 木曾川を守る 岐阜県御嵩町からの発信
出版物案内
田中保:著 岡本隆子:著 柳川喜郎:著 川児一郎:著 長谷川直美:著 由井滋:著 金沢英明:著 宮澤杉郎:著 由利厚子:著 渡辺泰:著 豊田弘:著 寺町知正:著 熊本一規:著 楓健年:著 伊藤貞彦:著 糸土 広:著
発行:実践社 B6判 294ページ 並製
定価:1,700円+税 初版発行年月:1997年11月 書店発売日:1997年11月15日
目次はこちら → *日本図書館協会選定図書
私のパートは、「市民運動からみた梶原県政 寺町知正」
● 御嵩町長襲撃事件 直後
くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク ニュース 1997年10月10日 NO.1 (10ページ目と8ページ目を掲載)
集会案内
御嵩の柳川町長は、「岐阜県は権力・金力・暴力のトライアングルができつつあるのではないか」と語っています。
「町長襲撃から1年たって、改めて、民主主義と地方自治を考えてみよう」ということで、集会を持ちます。多数ご参加下さい。
テーマ「民主主義と地方自治を考える」
とき 1997年11月1日(土) 午後1時半~
ところ・岐阜市民会館(岐阜地方裁判所の西)
tel 058-262-8111
《講師・内容・プロフイール》
渋谷登美子さん (埼玉県嵐山町議)
「襲撃事件の背景にあるものは・・・」
9月8日、暴漢に襲撃された埼玉県嵐山町 の女性町議。環境・人権・福祉などで活躍。 ダム計画見直しにも取り組んでいる。
田中保さん (小和沢産廃に反対する町民の会代表幹事)
「町長襲撃事件とみたけの民主主義」
御嵩町の住民投票条例の直接請求代表者と して、住民投票運動を推進。現在、御嵩町 の良好な環境を守るための条例をつくるた め、大勢の仲間と取り組んでいる。
☆ お二人のお話しの後、参加者の皆さんとともに、自由に意見交換をしましょう
くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク ニュース
1997年12月1日 NO.2 (2ページ目から)
御嵩町長襲撃から1年 「民主主義と地方自治を考える」集会
柳川御嵩町長が二人の男から襲撃を受けて、瀕死の重傷を負ったのは、昨年10月30日。
その1年後の11月1日の午後、岐阜市民会館で「民主主義と地方自治を考える」というテーマで、私たちは集会を開催しました。
ゲストスピーカーとしてお招きしたのは、田中保さん(小和沢産廃に反対する町民の会代表幹事)と9月8日に二人組の暴漢に襲撃された埼玉県嵐山町の渋谷登美子町議のおふたりです。
この集会を3つの点から報告します。
第一は、今、私たちの暮らしている社会で「民主主義を創っていくことに“勇気”がいる社会」になっている点です。
この点について、渋谷さんは「まちの将来にかかわる重大な問題について、住民が情報を得る機会が少ない。議論が起きる前に、金や暴力で既成事実を作ろうとする人たちがいる。」と語りました。
また、田中さんは御嵩町での町長誕生から、今年6月の住民投票に至る産廃処分場をめぐる“動き”を述べられ、その話の結びとして、「自由に議論できる、自由にものが言えることが民主主義です。」と語りました。
第2は、“開かれた社会”にするための地方自治、政策決定のあり方の問題です。情報公開によるガラスばりの行政で、住民の声、意見が計画段階から反映できるような場、システムづくりが“暴力”を介入させない意味からも重要です。渋谷さんは、「町や村の政策決定システムの改革」「行政の決定システムの問題」として、「行政の決定過程の情報を積極的に公開していかなくてはいけない」と話しました。
第3は、住民投票の意義です。田中さんは、6月23日の御嵩町の「産廃処分場建設の賛否を問う」住民投票で、「投票率は80%、反対票は1万票の目標で取り組んだ。そのいずれも大きくクリアしたことで、住民投票は成功した。」と語りました。
「自分たちのまちのことを、よく知ること」「自分たちのまちのことは、自分たちで決めよう。」--田中さんの言葉です。
その他、国とか県とかの関係について、廃掃法の問題や、犯罪被害者の医療保障の問題なとが、おふたりから話されました。
会場からも活発な質疑や意見が飛びかい、集会の終わりに「声明文」を約50人の参加者全員で採択しました。 (報告・秋田健)
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