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てらまち・ねっと



 今朝6時、「県警が裏金問題で最初の逮捕者」とテレビが映像を流しています。
 捜査員が自宅に入るところも。500万円の着服を本人も認めたとか。
 続報がされると思うので、また改めて。

 県は、もう告発はしない雰囲気。なんかしないといけないですね。

 ところで、昨日は、県の監査委員への陳述。
 外郭団体のひとつ、梶原前知事が退任直後の昨年3月から会長職に就き、梶原個人秘書の業務を職員にさせていた「岐阜県イベント・スポーツ振興事業団」      10月3日のブログ ◆前知事の個人秘書業務の公費負担に関する住民監査請求。岐阜県イベント・スポーツ振興事業団

 情報公開された文書で陳述の内容を構成しました。
 (梶原氏は知事当時、岐阜県が最高裁で負けるまでは非公開で行く、と堂々と公言。しかし、この2年あまりの最高裁でのこちらの各種勝訴で、今は、こんなにきれい文書が出て来ます。ついに、梶原氏の実態が)

 驚くべき事実も。
 出張随行記録の一部を下記で紹介します。
 ま、一言にするなら、「全部私用じゃん」。

 現職知事ならずいぶんと役所の公務があるから、「秘書随行」は一部。
 しかし、知事退任後の今回の「秘書」は、朝から晩まで、連日東京で随行。
 あまりに無茶。
 前知事の悪意は当然ですが、こんなことを合意して仕組んだ行政幹部の神経が知れない。
 まさに、裏金と同じ、「私物化でいいじゃん」。

 随行記録を見れば見るほど、憤慨!!

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前知事の個人秘書業務の公費負担に関する住民監査請求・補充書 
                     2006.10.30 請求人 寺町知正 ほか28名

◆1. 本件職員の事務分掌として「役員の秘書業務」ということが位置づけられている

(第9号証) イベント・スポーツ振興事業団事務分掌表 H17年分(左側) H18年分(右側) 
 「役員の秘書業務に関すること」と明記されていることからも、当該秘書業務が事業団の公務と言えるかどうかである。結論的には、実質的「梶原秘書」であったことが明白である。

◆2. 県補助金には、広範な会長業務や対応する秘書行為は想定されていない

(第10号証) 県から同事業団への補助金交付決定通知  H17年、 H18年分
 当該補助金の中で、職員らの手当てや旅費などの諸経費が支出される。この決定通知本文に続く添付資料中のどれを見ても、梶原随行が補助対象に含まれていないことは明白である。

◆3.梶原個人の市民活動の中心のひとつである団体の設立が業務のひとつの中心だった

(第11号証) 「闘う市民会議 日本市民会議」の設立趣旨の抜粋
 これら説明からも、日本市民会議のための行為は純粋な民間の個人活動であることが明白。 右側「大会の開催 10 来る6月14日(水)18時より東京・両国の国技館にて「日本市民会議」設立を目指して、1万人集会の開催」とあるところ、秘書もこのために随行している。

◆4. 梶原個人の市民活動の中心のひとつである団体の活動の一端からみても明らか

(第12号証) 「闘う市民会議 日本市民会議」のPR の抜粋
 同市民会議が連携するネットをみても、民間の個人活動であることが明白。
活動内容インフォメーションを見ると、盛んなロビー活動がされている。
第13.14.15号証と付き合わせれば、これら用務に随行したことが分かる。

◆5. 随行記録からも、東京での個人の私的行為・任意活動への随行であったことは明白 (なお、すべての出張随行業務の写しを提出した)
 (第13号証) H18年4月の同職員の「旅行命令書」
 (第14号証) H18年6月の同職員の「旅行命令書」

 (第15号証) H18年4月及び6月の同職員の「時間外勤務・休日勤務及び夜間勤務命令書」 
  4月11万4480円、6月15万3023円と月当りの支給合計額は極めて多額である。

◆6. 本件支出の事実、即ち、県の損害
(第16号証) 同事業団の公開決定通知。本件事案にかかる支出は、旅費、ガソリン代、高速通行料、秘書業務用携帯電話料、名刺代であるとされた。一部「梶原分」もあるとされた。
 人件費としては、時間外勤務手当等(第15号証)以外は秘匿されており、かつ、第17号証によれば給料は岐阜県が支給することと理解されるものの、その余の諸手当の支給の方法及び額は、岐阜県か事業団であるか県民には不明であるから、監査委員が明らかにされたい。

◆7. 本件違法支出の根本原因は、幹部らによる人事権の違法な濫用に始まっている
 組織的、意図的である。前知事の強要による発令と幹部の責任の瓦解は明白である。

(第17号証) 辞令書

(立証趣旨) 発令の時点で、本件秘書業務に就労させる意図は明白であった。
    岐阜県の損害である金員の返還責任の所在を証明する。
 
(左側) H17年3月2日付け 知事部局の辞令 「ES事業団派遣」と明示されている。
     知事部局から、ES事業団を所管する教育委員会へ出向させる通知
 (右上)  教育委員会からES事業団に派遣する通知(期間H20年3月1日)。
給料は岐阜県支給することが明示されているものの、その額は秘匿されているから、監査委員の調査によるしかない。
 (右下)  ES事業団の理事長(副知事)発令。

 結局、平たくいえば、2005年2月の梶原知事の退任に際して、同氏が「ES事業団の会長として秘書をよこせ」と強要したことで、本来あってはならないけれども、県幹部や人事関係者らが致し方なく県職員(即ち関連支出)を承知したことは疑いない。
 よって、本件支出のすべてに関して、梶原は不当利得返還もしくは損害賠償すべき義務を、関係職員は損害賠償すべき義務を負う。本件事実は、県民に秘匿されていたから、支出から1年を徒過したことには正当理由がある。
 なお、このように悪意に基づく一種の談合行為というべき不法行為によって岐阜県に損害が生じたのだから、個別の財務会計行為の認定は監査委員の業務ではあるが、岐阜県知事の損害の回復を怠る事実は真正怠る事実と評価されるから、そもそも、請求期間制限が及ばない。
 
 (参照)真正怠る事実を明確にした判決
    最高裁第2小法廷平成10年7月3日判決/平成6年(行ツ)第53号
    最高裁判所第3小法廷平成14年7月2日判決/平成12年(行ヒ)第51号
    最高裁判所第1小法廷判決平成14年10月3日/平成9年(行ツ)第62号
    大阪地方裁判所平成11年10月28日判決/平成8年(行ウ)第54号

 (関連資料) ◆PDF版 7ページ 172KB 
       ◆同 テキスト版 17KB

◆8. 返還責任
 前記6のとおり、県が給料を支出、その余の大半は、事業団に対する補助金(第10号証)の中で支弁されている。
 前記7の任命行為からすれば、当該秘書業務をさせられた職員に返還責任はない。
 本件損害の補填について、経緯からすれば梶原拓が全額を返還・賠償すべきであり、もし他の者に有責を認定するなら、梶原拓及び任命に関与した県職員ら並びに事業団幹部が連帯して、返還・賠償すべきである。


◆ 随行業務の実態
第13.14.15号証の一部を、分かりやすくまとめると以下のようである
           《 》内は請求人が加筆した。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
 2006年4月の前半
 3日(月) 東京区内  面談  地域経済総合研究所・役員(情報センター)
            懇談会 「樫の会」(三井倶楽部)

 4日(火)       面談  東経大教授(情報センター)
            面談  アンチエイジング幹部(別途)

 5日(水)       面談  岐阜新聞東京支社、東京中日新聞
                サンガレンクラブ 総会 レセプション(スイス大使公邸) 

 6日(木)       面談  地域開発研究所
            面談  水資源機構・役員 (情報センター)
              夜桜能 (靖国神社) 
              祝賀会 (赤坂プリンスホテル)

 7日(金)       会議 第12回デジタル時代のNHK懇談会(同放送センター)

 8日(土)        東洋大学経済学部研究科
             公民連携専攻レセプション(東洋大学大手町サテライト)

 10日(月)  岐阜  執務 (事業団) 随行
  
 12日(水) 東京区内 会議  土曜会(地方紙)
                編集局長会議(共同通信社)
            面談  全国知事会

 13日(木)      面談  社会経済生産性本部
            面談  全国町村会
            面談  行革国民会議・理事(情報センター)
            面談  時事通信社
            銀座・由庵  《HP情報では、こだわりの有機野菜の飲食店》

 14日(金)     21世紀臨調メンバーとともに語り合う会(キャピトル東急)
    (以下、略)


※ 4月3日「樫の会」(三井倶楽部)  花見会?? ⇒ *’06/4/3 三井倶楽部にて「現代日本の政治と経済を考える樫の会」の観桜会に出席。少し、格調の高い会なので行儀の悪い僕には堅苦しい。幸い若いといっても50代の野球ファンが居て、先方もホットした感じで、スモールグループで懇談ができた。
  ⇒ 所属団体・・樫の会(日本の政治と経済を考える)

※ 4月6日 ⇒ 夜桜能 (靖国神社) 

※ 8日(土) ⇒ 東洋大学経済学部研究科 公民連携専攻


 2006年6月の前半
 2日(金)  東京区内 執務(情報センター)
            会合  原宿サロン(uraku AOYAMA三井倶楽部)
  《「青山通り沿いに佇む全20室の高級会員制ホテル」》

 5日(月)  東京区内 記者発表  (日本プレスセンター)
       岐阜市内 座談会   (都ホテル)

 6日(火)  東京都内 会議第15回デジタル時代のNHK懇談会(放送センター)    
            執務   (情報センター)
 
 7日(水)       面談  (NIRA)
            執務   (情報センター)
            会議  住宅・都市問題懇談会 (虎ノ門実?会館)
            会議  第5回 ???有識者会議(高輪プリンスホテル)
            祝賀会 (赤坂プリンスホテル)
 
 8日(木)       執務   (情報センター)
            会議 (財)都市文化振興財団 評議会(虎ノ門パストラル)
            会議 第8回 みずほの国の?研究会(虎ノ門パストラル)

 9日(金)  名古屋市 あいさつまわり オークローン社。松坂屋。中日新聞
       岐阜市  面談 (事業団)
           夜 後楽荘
 《岐阜市内にありながら広大な日本庭園を有する料理店》

 12日(月) 東京区内 懇談 (東京プリンスホテル)
  
 13日(火)      取材  読売新聞  (情報センター)
            執務   (情報センター)
  
 14日(水)      会議 第3回 文化観光懇談会(国交省)
            「日本市民会議 結成大会」(国技館)
   
 15日(木)      執務   (情報センター)
            会議 第13回 水の研究会 (水?分室)
            会議  三木会 (ラピロス六本木)
 
 16日(金)      シンポジウム  「元気な120才を創る会」(六本木ヒルズ)
 
 17日(土)      第1回アンチエイジング国際シンポジウム&エキスポ東京
                       (グランパシフィック メリディアン)
     (以下、略)


※ 2日 uraku AOYAMA 

※ 9日 後楽荘

※ 15日(木) 三木会 (ラピロス六本木) 三木会 六本木の駅のすぐ脇にあるラピロス六本木を所有しているのは岐阜県だが、そこで月に一度開かれる岐阜にゆかりのある人達の密会交流会にいつも母が参加してるのに今回久々に合流させてもらった。本巣町長や三役とか本巣市合併協議会の人とか岐阜県知事とかに混じって菅原文太さんの姿なども。今岐阜県に住んでるらしい。今回は忘年会を兼ねてるのか総勢200人くらいいたんじゃないか?
要は立食パーティーなんだけど下呂の温泉粥とか高山ラーメンとか飛騨牛とか岐阜県産の物も色々食べられた。最後に柿アイスを食べたけど柿の切り身がアイスに混じってるだけだった。


※ 17日 第1回アンチエイジング国際シンポジウム


●  H18年4月及び6月の同職員の「時間外勤務・休日勤務及び夜間勤務命令書」 
 上段真ん中に、4月11万4480円、6月15万3023円と月当りの支給合計額がある。

 8時15分から17時15分が、職員の公務時間。
 その前も後も、時間外勤務。土曜日は休日出勤扱い。
 東京でも、夜の活動にもお付き合い、帰りの新幹線も、勤務時間。


● 梶原氏の超私的活動 
 
 当初の住民監査請求では、私的活動「日本再生会議」を明らかにした。
 ここでは、日本市民会議のこと。
 今年6月14日の発足のことなどもPR。


● 明らかに私的任意の活動。
 4月の「秘書随行での『公務』」は、6月14日の「闘う市民会議 日本市民会議」の発足のための準備のロビー活動だった。

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 忘れないうちに、ことしのモクセイ類のまとめを。

● 9月27日 銀木犀
 今年のギンモクセイの開花は、早かったです。
 なんと、9月末に満開。
 
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


  
9.23 ◆ぎんもくせい、ギンモクセイ、銀木犀が咲き始めた



● 10月12日 金木犀
 ギンモクセイは数十年以上の古木ですが、キンモクセイは「小木」です。
 十数年の木が数年前に枯れてしまったので、昨年、植えなおした木。



  
10.12 ◆キンモクセイが満開



● 10月18日頃 柊木犀
 ヒイラギ木犀の花を見たいと、念じていた今年、思わぬところで、初めて見ることが出来ました。岐阜地方裁判所で。



葉っぱの周りには、やっぱりヒイラギの刺がある
  
10.20 ◆ひいらぎもくせい。ヒイラギモクセイ。柊木犀

いまだにアクセスの多い昨年のギンモクセイ ⇒ 2005.10.7のブログ

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