毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 5月2日の津地裁。石原産業の刑事事件の2回目の公判。
 会社の上層部も了承していたことを証言した。
 しかし、相変わらず社長らは否定しているらしい。

 ところで、京都では、加茂町にフェロシルトが持ち込まれていた。
 ニュースを見ていて、・・・加茂町は合併して「木津川市」になっていた。
 木津川市は、4月に選挙の応援のことで行ったばかり。奈良市のすぐ北のまち。
    トップ当選の呉羽さん
人気ブログランキング→→←←ワン・クリック10点


● フェロシルト不法投棄 「上層部も了承」証言 元副工場長公判 「単独犯」を否定  5月3日 読売
 石原産業(大阪市)による「フェロシルト」の不法投棄事件で、廃棄物処理法違反(不法投棄)の罪に問われた同社四日市工場元副工場長、佐藤驍(たけし)(69)、同工場元環境保安部長、宮崎俊(59)両被告と、法人としての同社の第3回公判が2日、津地裁(山本哲一裁判長)であった。

 佐藤被告は被告人質問で、フェロシルト製造・販売に中心的な役割を果たしたことを認めたうえで、「フェロシルト搬出計画に関する報告書などは、上層部に説明して決裁印なども受け、予算として計上もされていた」と主張。2001年、京都府木津川市(旧加茂町)のゴルフ場から環境基準値以上の六価クロムが検出された際には、当時工場長だった田村藤夫社長(67)に報告したうえで、地元住民への対応にあたったとした。佐藤被告は、「会社ぐるみの犯行。(会社が)単独犯行と主張するのは理解しかねる」と述べた。(2007年5月3日 読売新聞)

● フェロシルト事件:「会社ぐるみだと思う」 元副工場長が証言--第3回公判 /三重
 5月3日 毎日
 化学メーカー、石原産業(大阪市)の土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不法投棄事件で、廃棄物処理法違反(不法投棄)の罪に問われた同社四日市工場元副工場長、佐藤驍被告(69)らに対する第3回公判が2日、津地裁(山本哲一裁判長)であった。被告人質問で、佐藤被告は「フェロシルトから有害物質が検出されたのを上(層部)が知らなかったとは考えられない。私は会社ぐるみだと思っている」と証言し、当時四日市工場長だった田村藤夫社長(67)ら同社幹部もフェロシルトの有害性について認識していたと証言した。

 佐藤被告の証言によると、01年11月ごろ、京都府加茂町(現木津川市)のゴルフ場に搬出したフェロシルトから環境基準以上の六価クロムが検出され、対応に追われた際、当時、四日市工場長だった田村社長に対し「六価クロムの対応のために出張しているのを報告していた」と主張。02年に四日市市内に埋められたフェロシルトから六価クロムが検出された時も、当時の社長あてに報告書を作成。当時工場長だった田村社長から「もっと詳しく書いてくれ」と言われたと証言した。
 一方、証人として出廷した同社の安藤正義常務は「05年5月に岐阜県が行ったサンプル分析で六価クロムが出たと聞き、想定しないことで驚いた」と有害物質の認識がなかったという従来の主張を繰り返した。

 佐藤被告は「(自分が)中心的な働きをしたのは事実だが、当時工場長だった田村さんが佐藤単独(で行った不法投棄)だと言っているのは理解しかねる」と述べた。【飯田和樹】〔三重版〕毎日新聞 2007年5月3日

● 「会社ぐるみの犯行」 元副工場長「独断」を否定 石原産業のフェロシルト事件  5月3日 伊勢
 化学メーカー石原産業(本社・大阪市)の不法投棄事件で、産業廃棄物の汚泥「フェロシルト」を土壌埋め戻し材と偽って販売、亀山市など四府県に捨てたとして、廃棄物処理法違反の罪に問われている同社四日市工場の元副工場長佐藤驍(69)、元同工場環境保安部長宮崎俊(59)両被告と、同社の第三回公判が二日、津地裁(山本哲一裁判長)であった。

 佐藤被告は、被告人質問で「今回の事件について、わたしは会社ぐるみの犯行と思っている」と、首脳陣が繰り返し述べてきた〝元副工場長の独断〟を否定。その上で「わたしが中心的な役割だったことは間違いない。責任を感じており、申し訳ございませんでした」と謝罪した。佐藤被告が、公の場で事件について話すのはこれが初めて。

 中部国際空港での使用を断念した平成十三年、見込み生産で工場内に堆積(たいせき)させていた産廃汚泥のフェロシルト三十万トンについて、佐藤被告は「十二年度決算の取締役会は一トン三千円、計八億数千万円の搬出引当金を計上した」と指摘した。

 前提に「会社として有償で処分するというのが頭にあった」と述べ、一トン三千円を目安に引き取り先を探したと述べた。亀山や京都などへのフェロシルト搬出計画について「社長らの決裁をもらった」と話し、会社ぐるみの犯行をうかがわせた。さらに発覚寸前に「安藤(正義常務)さんに『佐藤さん、よろしく』と言われ、部下に関係書類の処分を指示した」とも。

 一方で、フェロシルトに有害物質の六価クロムを含有する恐れがあると知りながら、数々の偽装工作や隠ぺい工作を主導したことを吐露。「(指摘を受けた時に)回収すべきだったが、会社に大打撃を与えることになると思った」などとし、すべて会社のためだったことを強調した。

 よく似た脱塩アイアンクレーを名前を変えてフェロシルトとして出荷したことについて、佐藤被告は「宮崎さんは『こんなことをして大丈夫か』と言ったが、わたしが『代わりはありますか』と言って、了承された」。さらに、これら犯行を社内の誰かが止めたかは「今、記憶に残っているような人はいない」と述べた。

 次回公判は十四日。宮崎被告の被告人質問がある。

● 株主提訴原告ら 「会社みて見ぬふり」   5月3日 伊勢
 「会社は見て見ぬふりをしていたのは明らか。株主訴訟でさらに経営陣の責任を追及したい」―。石原産業四日市工場の元副工場長佐藤驍被告(69)に対する被告人質問を傍聴した市民団体「ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク」代表の吉川三津子さん(52)=愛知県愛西市=は二日、あらためて憤りをあらわにした。

 吉川さんは、フェロシルト問題を最初に追及した一人で、約一年前、同社の株を一千株入手し「副工場長の独断ではできない。他の役員は未然に防止する義務があった」などと株主の立場で主張。会社側に当時工場長だった田村藤夫社長(67)ら当時の取締役二十三人に賠償請求するよう求めた。

 これに対し、同社は先月十三日、佐藤被告のみにフェロシルトの撤去費用十億円の損害賠償を請求し、大阪地裁に提訴。吉川さんら三人はこの訴訟を不服として、先月二十四日、田村社長ら当時の取締役二十三人を相手取り、撤去費用四百八十九億円を賠償するよう求める株主訴訟を大阪地裁に起こしている。

 この日、公判を傍聴した吉川さんらは「『当時の工場長に報告した。会社は暗黙のうちに認めていた』という佐藤被告の発言に終始ぶれはなく、うそをついているようには見えない。会社ぐるみの犯行がさらに明確になり、株主訴訟がやりやすくなる」と話した。

● 「実質40億円利益」指摘 石原産業事件公判で検察側   4月17日 伊勢
 化学メーカー石原産業(本社・大阪市)のフェロシルト事件で、産業廃棄物の汚泥を土壌埋め戻し材と偽り販売、亀山市などに不法投棄したとして、廃棄物処理法違反の罪に問われている同社四日市工場の元副工場長佐藤驍(69)、元同工場環境保安部長宮崎俊(58)の両被告と、両罰規定による同社の第二回公判が十六日、津地裁(山本哲一裁判長)であった。

 検察側は、産廃汚泥のフェロシルトを土壌埋め戻し材として販売した結果、石原産業は代金約一億五百万円を得る一方、約二十三億三千六百万円を支払ったことを提出した証拠で明らかにした。一方で、産業廃棄物の処理コストが削減され、実質四十億円の利益があったと指摘している。

 フェロシルトは平成十三年八月に販売を開始し、十七年四月生産販売を中止した。この間、三重、愛知、岐阜、京都の四府県に計約七十三万トンが販売されている。酸化チタン製造では業界トップでありながら、製造過程で出る産廃の処理費が経営を圧迫、平成四年ごろから悪化し、数年来の赤字決算が続いていた。

 当時、高騰する廃棄物処理費の削減に向けた事務局長に就いた佐藤被告は「何もやらないよりまし」との考えから、同じ産廃汚泥のアイアンクレー製造について一部変更。検察側は「表向きは商品だが、実際は不十分極まりない」フェロシルトを〝開発〟したと指摘した。運搬に携わった子会社幹部らも「商品との主張に、内心ではちゅうちょした」と述べていると明かした。

 次回公判は五月二日、元副工場長佐藤被告への被告人質問などが予定されている。

● フェロシルト撤去 終了に遅れ  木津川のゴルフ場  5月2日 京都
 京都府木津川市加茂町のゴルフ場に埋設され、環境基準値を超える有害物質を検出した土壌埋め戻し材「フェロシルト」の撤去について、同市は2日、搬出作業をしている製造元の化学メーカー石原産業(大阪市)から、「撤去終了は当初見通しより遅れ、早くても6月上旬になるとの報告があった」と明らかにした。同社は4月末に終える見通しを示していたが、撤去対象量が事前調査の推定より最大で約1万トン増えるのが原因という。

 ゴルフ場にはフェロシルト約5万6000トンが埋められていた。府から廃棄物処理法に基づく撤去命令を受けた同社は、2005年12月に実施したボーリング調査を元に、周辺土壌を含む計7万500トンが撤去対象とみていた。だが昨年6月の搬出開始から実際に現場を掘り出していくなかで、推定以上に深い場所の土壌などを運び出す必要性が生じたという。

 市は「数値の出し方が甘かった面はあるかもしれないが、一定はやむを得ない」としている。地元住民でつくる「当尾北部フェロシルト対策委員会」の前田義之委員長は「計算と同じにはいかないかもしれないが、地元としては1日も早く出すべきものはすべて出してほしい」と話している。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )




 今朝は雨。音を立てて降っています。
 昨日まで、天候の変化に恵まれました。 専業農家のころから、この連休は夏野菜の仕事が忙しいとき。用事と畑仕事がうまくかみ合った連休。

 昨日の朝の仕事。
 カボチャはキャップかけ、トマトは雨よけのセット、 スイカ・ウリは昨年の資材でトンネル保温。それと、急遽思いついて、ウリやスイカのネットを使っての立体栽培への挑戦・・昼に苗の買足しと植え付け・・・でした。


 ↑カボチャ↓   ↑トマト・ナス↓ ↑スイカ・ウリ↓
  

 昨日のブログの一番上の写真のところが、この連休中にこんなになりました。
アスパラも親指大の芽がニョッキ、ニョッキ出始め。。
 


 昨年、ウリ類をいろいろと作りました。
 そのとき、コウセキうりやトウガンがエンドウのネットに登って、ちゃんと実をつけているのを発見。
 カボチャの棚作り、メロンのネット栽培は普通に見かけるし、 インターネットでは小玉スイカをネットで作っている写真も見たことがあります。
それで、来年は、試してみようと"思った"ことを、今朝の作業中に"思い出し"ました。

 ということで、急遽、ネットを張ってみました。
 ちょうど昨日は一段落したので、植え穴の残りの分に植える苗や花などを見に、可児の花木センターに行きました。ネット栽培で何を作ってみるか、苗の間隔はどうするかなど、思案しながら出かけました。

 また、未知のことの楽しみが増えました。
 帰ってすぐに定植。

● 2007.5.5  買足し分
(ウリの畝の東側に植えた)
  1 中玉たわらスイカ・コンガ
  1  コウセキウリ

 (ナスの畝の続き)
  1 ホタルのたまご
  1 島オクラ

(キュウリのところ)
  1 白ゴーヤ

 (カボチャの畝の東の方に)
  16ポット とうもろこし 「味来(みらい)」

 一見、稲の「田植え」と同じみたい


 (北側のネットをはった畝)
  1 コウセキウリ
  1 加賀みのうり
  1 サンライズ・メロン
  1 マダボール 
  2 かわいいなー (極小型メロン)
  1 赤皮甘栗南京 
人気ブログランキング→→←←ワン・クリック10点



コメント ( 2 ) | Trackback ( )