きのう印刷した今日19日付けの私の新しい風ニュース186号1万1千枚は、21日月曜日の朝刊で市内全戸に届けられます。
インターネットでは、先に紹介します。
ペーパー(紙)のニュースはどうしてもスペースが限られますので、ここでは、関連情報にもリンクをつけておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(8月に追記) ポスター代の問題で、新しい風ニュース187号から190号までは、カテゴリ「ポスターなど選挙公営問題」に分類しましたので、ここでリンクしておきます。
◆ニュース187号 ◆ポスター代請求額候補者一覧。掲示板の写真も
◆ニュース188号 議会解散を求める市民は少なくない/辞職しない議員らに怒り
◆ニュース189号 議会自主解散の請願のこと。議員のための公費。年金
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人気ブログランキング→→ ←←ワン・クリック10点
インターネットでの印刷用は
PDF版 397KB 本文は下記に。
--------------------------------------
新しい風ニュース 186号
やまがたの環境とくらしを考える会(通巻223)
岐阜県山県市西深瀬208 ℡・FAX 0581-22-4989
なんでも相談 どの政党とも無関係の 寺町 ともまさ
2007年5月19日
HP ⇒ 寺町ともまさのWebページ メール ⇒ tera-t@ktroad.ne.jp
私のブログにアクセスするには 「てらまち」 で 検索してください
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
選挙公営の条例が山県市で廃止になったことは、結構、全国的にも注目されています。このニュースでは簡単な速報とお礼を述べただけでした。その後、3月議会のことや市長選などのことで情報が途切れました。そこで、今回は、条例廃止の直接請求の関係で寄せられた声の一部やその他の声も紹介します。 みなさん、お気軽に声をお寄せください。
5月10日に毎年恒例の山県市議会の臨時議会
山県市の議会は、自民系の会派である「山県クラブ・9人」と「市政クラブ・10人」 、「公明党・1人」、「共産党・1人」、「私」の22人。山県クラブと公明党が組んでおり、市長与党が10人ずつという構図。私は、野党というより、「是々非々」。
ことし、副議長選挙で想定外のことが起きたようです。いつもの選挙、共産党は自分に投票します。私は、その都度「この人がいい」と思う人に投票するようにしています。ですから、突然1票入って(でも、誰が入れたかは分からないから)ビックリすることもあるといいます。自分に票が入って、悪い気はしないのでしょうけど。
今回、3月に副議長が県議選に立候補して欠員だったので、まず開会冒頭に「副議長」を決めてから議事の進行。いろんな議案の質疑・採決が終了してから「議長」の選挙。
副議長選挙の結果が想定外だったので、その波紋で議長選挙も崩れました。
( 詳しくは 5月11日ブログ )
【副議長選挙】
藤根(市政ク)11票、 後藤(山県ク)10票、 中田(共産)1票
【議長選挙】
村橋(市政ク)18票、村瀬伊(山県ク)2票、中田(共産)1票、無効1票
【事務組合議員】
後藤(山県ク)18票、中田(共産)2票、小森(山県ク)1票、影山(市政ク)1票
■山県市議会の新しい委員会構成
議会運営委員会 ◎渡辺政勝 ○大西克巳 村瀬隆彦 武藤孝成 久保田ひとし
産業建設委員会 ◎村瀬隆彦 ○影山春男 田垣隆司 後藤利てる 渡辺政勝 藤根圓六 小森英明 文教厚生委員会 ◎大西克巳 ○谷村松男 石神真 尾関律子 宮田軍作 河口國昭 中田静枝
総務委員会 ◎武藤孝成 ○横山哲夫 杉山正樹 吉田茂広 寺町知正 村橋安治 村瀬伊織 久保田ひとし
● 小学校長が酒気帯び運転で接触、横転事故 (5月4日 岐阜新聞)
3日午前1時ごろ、瑞穂市横屋の市道で、山県市立伊自良南小学校の男性校長(51)=揖斐郡大野町=の乗用車が、道路脇に駐車中の乗用車に接触し横転した。校長にけがはなかった。事故に気付いた通行人が北方署に通報、駆け付けた署員が校長を調べたところ、呼気1リットル中から0・15ミリグラム以上のアルコール分が検知された。同署では校長を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで書類送検する方針。
調べでは、現場は直線道路。西進中だった校長がハンドル操作を誤り、道路の南側に駐車してあった車に接触した。校長は岐阜市内で同僚らと酒を飲み、電車でJR穂積駅に着いた後、駅近くに駐車していた乗用車で帰宅する途中だったという。
教育長の任期切れ、 再任希望を撤回
教育長の再任の前提の「教育委員任命同意」の議案が2日に告示されていました。しかし、その直後、上の記事のとおり、 市内の小学校長が飲酒運転・事故 を起こしました。
10日の議会、急遽、予定議案から除かれ、閉会後に教育長が「お詫びとお礼の挨拶」。
小学校長の監督責任としてのお詫び、5月14日の任期で教育長を辞すことのお礼でした。
自治体合併前の高富町の中学校長時代、荒れた学校を建て直し、旧慣にとらわれず、良いことは採り入れ、子どもたちや親からの希望も良いことはすっと採り入れたりした人。
その後、県に戻っていましたが、高富町から乞われて、県職員を辞しての教育長就任。
続けてやる気があったのに、タイミングが悪すぎた・・・(事件の責任という関連は本人は否定されたけれど)事件の後始末としては、とても残念なことです。
ところで、インターネットのブログでは「コメント」という方法で、双方向のやり取りができます。私のブログ 「てらまち・ねっと」 は毎日更新しています。アクセスは、今年は毎日500件ほどあります。5月11日の私のブログに、この選挙のことや教育長のことを書きました。そのブログのコメントをご紹介します(一部は略)。
●教育長辞任 (風来坊) 2007-05-11 23:15:49
「私の少ない情報で考えると教育長の辞任は???です。 確かに監督責任はあります。しかし、飲酒運転即懲戒免職という図式は作られているわけですよね。そこまで強い姿勢を示している組織の中であれば飲酒運転を犯した校長のみの責任のような印象を持ちます。教育長は公式の場で謝罪という形で十分な責任を果たしていると思います。私の考え方は甘いのでしょうか?」
●波紋 (てらまち) 2007-05-12 06:28:07
「公式には一身上の都合という理由で、議場の挨拶でも、事件に関連しての辞意であることは表わされていません。でも、誰が見ても、急遽の辞意であることは、議案の撤回で明らか。もともと、ポストに対するネタミが他以上に強いのが教育長ポスト。加えて、自治体合併以降、冷たいまなざしがあったのかもしれないし、最近、裏で批判する人たちもいましたね。事件を機に一気に強まったようです。」
● 選挙公営の直接請求のときの声の一部を紹介します
◎山県市の財政が破綻せぬ中に、他の方面でも節約して健全財政にして頂きたいものです
◎主旨は分かるが、自分の支持者があるので、その人に分かったら困る(から署名できない)
◎住みよい市になる様頑張ってください。保育料を引き下げるべき運動をお願いしたい
◎先手を打ったつもりでしょうが、 署名が集まってからの事ですから… 採決で決まったとわかっても嬉しくないですね
◎市の財政が危機なら、尚更、 市の状況を市民に公表して市民の意見を聞ける山県市にしていただきたいです。何も告げないまま水道料値上げとか保育料値上げとなれば…疑問に感じます。山県市には働く所が少ない、あっても賃金が安いと聞きます。財政が悪循環になっているようにも見受けられます。色々なもの値上げすれば市民は引っ越ししたり…賃金の高い所へ働きます。引っ越してくる人も少ないので… 市民が少なくなるばかりです。寺町さんに(財政危機を)公表していただいたから真剣に考える事ができました。
(なお、3月議会の条例廃止の議決のとき、共産党だけが「反対」。議会後、
記者からも、市民からも「???」「おかしい」などの声が聞かれました。)
◎ 別に寄せられた声
「・・民間が行えば30%の職員で、事務処理が可能です。税収も少なくなる現在、こんな事では夕張市と同じ財政危機を迎える。職員給与の見直しと、市議会議員の給与の見直しをする必要があり・・他の仕事に従事され議員活動はまったく行なわない市議が・・市議に議員としての自覚があるのか、疑問を感じます。今からでも、税金を無駄に使うのではなく、市民のために使うべきと思うのですがいかかですか。」
社会問題の政務調査費。山県市議会は 「領収書は不要」
なお、議員の政務調査費というお金が全国で大きな話題になっています。裁判所からの返還命令を受けた議員も出てきています。使った分については領収書を提出するのは当然。
領収書を提出している議会は前からありますが、山県市議会は条例上「領収書は不要」。いつどこで何に使ったかの証拠が不要とは。市民の人はもちろん、私にも情報公開されません。 そんな中、大垣市議会では、「領収書を提出するかどうか」などの議論をしていましたが、「毎月/議員一人/10万円」の条例を先日、廃止しました。
● 大垣市議会が政務調査費を廃止 議案可決 (5月10日 岐阜新聞)
大垣市議会は10日、臨時議会を開き、議員提案で市議会政務調査費の交付に関する条例の廃止議案を賛成多数で可決した。
議案は、本会議直前の議会運営委員会で自民、公明、民主系の各会派の意見として出された。理由について自民系クラブでは「議会改革と市財政をかんがみて、議員自らも血を流すべきと考えた。今後も自らの出資において今まで以上に政務調査に励む」とした。
県市町村課では「県内でも聞いたことがない。政調費自体を廃止するのは全国的にも珍しいのでは」としている。
多重債務者の問題 政府も本腰に
多重債務者の問題について、まだ、市民の皆さんの一部にも、議員の中にすら「本人が悪いんだろう」「本人の責任ではないか」という雰囲気があります。
私が山県市議会で最初にとり上げたのは2004年12月。今、社会問題としての認識は定着。政府は「多重債務問題改善プログラム」を近くまとめ、全国の主要都市など500の市町村に多重債務問題の担当者を置いた相談窓口を設けることを目指す、とされています(東京新聞2007年4月6日)。
4月30日付けで、行政の多重債務対策の充実を求める全国会議(代表幹事、弁護士青山定聖、同椛島敏雅)から自治体に講座が案内されました。案内資料から一部を紹介します。
自治体職員向け多重債務対策支援講座のご案内
あなたの想いで救われる人がいます。多重債務者の「声」に気づいてください。
税金が払えない。健康保険料が払えない。ドメスティックバイオレンス、幼児虐待、背後に、多重債務問題が潜んでいることに、気づいてください。
あなたの町にも、高金利の借金返済に苦しんでいる人がいます。
多重債務問題は必ず解決できます。
(以下、略) 全文はこちらに
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓ 下記の会、私も会員で講師役も。「政党や会派を組まなくても議員の仕事はできる」 ↓
( 5月4日の中の記事の一部を使用 )
| Trackback ( )
|