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てらまち・ねっと



 高レベル放射性廃棄物の最終処分場候補地選定調査の是非を問う問題で、今年、ゆれ続けた高知・東洋町。
 4月に新町長が誕生。
 昨日の日曜日に議会を開いて大きくの町民が傍聴できるようにした公開の場で核拒否条例を全会一致で可決。
 なんと分かりやすい姿勢だろう。

 東洋町の条例は文末に。

 ところで、先日は、市民団体の都道府県などに対するアンケートに関して、「受け入れる考えはない」(岐阜県)「本県にふさわしくない」(滋賀県)「県内の市町が名乗りを上げた場合は、反対したい」(長崎県)などが受け入れに否定的な考えを示したと報道されたばかり。

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● 高知・東洋町 核拒否条例を全会一致で可決  5月20日 日テレニュース24
 高レベル放射性廃棄物の最終処分場の候補地選定調査を争点に町長選挙が行われ、反対派の町長が当選した高知・東洋町で20日、選挙後初めての議会が開かれ、「核拒否条例」を全会一致で可決した。
 東洋町では、前の町長が全国で初めて応募した高レベル放射性廃棄物の最終処分場候補地選定調査の是非を問う出直しの町長選挙が行われ、反対派の沢山保太郎氏が当選し、調査は取りやめになった。
 20日は選挙後初めての議会が開かれ、原子力発電所を含め、あらゆる核関連施設の調査や放射性物質の持ち込みを全面的に禁止する「核拒否条例案」が提案され、全会一致で可決された。
 これにより、核廃棄物処理施設をめぐる一連の問題は終結することになった。

● 放射性物質持ち込み拒否条例を可決 高知・東洋町  5月20日 朝日 前町長が高レベル放射性廃棄物最終処分場の立地調査に応募し、その後の出直し町長選で当選した沢山保太郎町長が応募を撤回した高知県東洋町で20日、臨時町議会が開かれ、核燃料や放射性廃棄物の町内への持ち込みなどを拒む「放射性核物質の持ち込み拒否に関する条例案」を全会一致で可決した。
 条例では「町は、町地域内においていかなる場合も放射性核物質の持ち込みを禁じ、またそれを使用したり、処分したりする施設の建設及びそのための調査等を拒否する」としている。また、町民の義務として「この条例の趣旨を守り、核物質・放射性廃棄物等の町内持ち込みをさせないよう努めなければならない」と定めた。
 町長、副町長、教育委員、町議会議員、町職員らに対しては「町への放射性核物質の情報については速やかに町民、近隣市町村、高知・徳島両県知事に知らせ、これを隠してはならない」などと義務づけた。
 同町では今年3月、住民の直接請求によって放射性廃棄物持ち込みや処分施設の建設・調査などを拒否する条例案が提案され、いったん賛成多数で可決されたが、前町長が再議を求めた結果、否決、廃案となっていた。今回は前回反対した町議も賛成した。

● 全会一致で核物質拒否条例 原発ごみで高知県東洋町 5月20日 東京
 原発の使用済み核燃料を再処理して出る高レベル放射性廃棄物最終処分場をめぐり、高知県東洋町の町議会は20日、廃棄物を含む放射性核物質の持ち込みなどを拒否する条例案を全会一致で可決した。近く施行する。
 東洋町は1月、当時の田嶋裕起町長が全国の自治体で初めて処分場候補地選定の文献調査に応募したが、是非を問う町長選で4月に反対派の沢山保太郎町長が誕生し応募を撤回、原子力発電環境整備機構の調査はとりやめになっていた。
 議会終了後、記者会見した沢山町長は「核廃棄物に関する東洋町の争いはこれで終結する。各県にも(条例制定の)動きが広がるように期待したい」と述べた。

● 市民団体が全国の知事に最終処分場アンケート  デーリー東北
 十和田市周辺の住民で組織する市民団体「原子力についてマデに説明してけろの会」(簗田明博会長)は十六日、全国の知事に対して実施した高レベル放射性廃棄物に関するアンケート結果を発表した。二十八府県の知事が回答。明確な回答を避けたものが大半だったが、青森県を含め、六知事が受け入れを否定する答えだった。

 アンケートは、地元の市町村が公募に名乗りを上げた場合の対応など三項目について聞いた。青森県は「最終処分場を受け入れる考えはないとの方針を堅持する」と回答した。
 このほか「受け入れる考えはない」(岐阜県)「本県にふさわしくない」(滋賀県)「県内の市町が名乗りを上げた場合は、反対したい」(長崎県)などが受け入れに否定的な考えを示した。
 しかし大半の知事が「エネルギー政策は国策」「仮定の質問には答えられない」などと、明確な回答を避けた。

 公募に初めて名乗りを上げて、出直し町長選の結果、応募を取り下げた東洋町を抱える高知県は「アンケートで是非や方向性を決められるような簡単な事柄ではない」と答えた。

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 アースデイニュース より、条例本文を転載。

● 東洋町核物質拒否条例

【目的】
第1条 この条例は、東洋町非核平和都市の宣言に関する決議(昭和61年)の精神に則り、すべての放射性核物質及び放射能による災害から町民の生命及び生活を守り、次世代を担う子供達に美しい自然と安心して暮らせる生活環境を保護し、東洋町及び周辺地域の発展に資することを目的とする。

【定義】
第2条 この条例において、「放射性核物質」とは、原子力発電所など原子力関係施設の核燃料、及びそれらから生ずる使用済み燃料など全ての放射性廃棄物を指す。
2 この条例において「調査等」とは、東洋町において①前項原子力発電所等「核燃料」を使用する施設、②「放射性物質」の収容施設等、の建設に関する調査及び検査、宣伝等を指す。

【基本施策】
第3条 東洋町は、町地域内においていかなる場合も放射性核物質の持ち込みを禁じ、またそれを使用したり、処分したりする施設の建設及びそのための調査等を拒否する。

【立場の表明】
第4条 東洋町は、第1条の目的を達成するために、国及び関係機関に対して、前条基本施策を通知して、その立場を明らかにする。

【権限】
第5条 東洋町は、第3条に規定する事項に関する計画等があると疑われる場合においては、関係機関及び関係施設に対して関連情報の提供を求め、立ち入り検査を行なうことができる。
2 東洋町は、この条例に違反した原子力関連施設の責任者に対し、調査及び施設の供用及び操業の即刻停止を求めることができる。

【町民の義務】
第6条 東洋町住民は、この条例の趣旨を守り、核物質・放射性廃棄物等の町内持ち込みをさせないよう努めなければならない。

【町長らの義務】
第7条 町長、副町長、教育委員、農業委員、町議会議員、町職員ら公務員はこの条例の趣旨を守り、第2条に係る東洋町への放射性核物質の情報については速やかに町民、近隣市町村、高知、徳島両県知事に知らせ、これを隠してはならない。

【委任】
第8条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、別に規則で定める。

 附則
この条例は、公布の日より施行する。




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 このあたりでは、連休のころに孟宗のタケノコがでます。
 遅れて5月の中旬になるとハチクが出ます。
 灰汁(あく)を抜かなくてもそのまま料理できるから便利だし、独特の味や歯ざわりは好評です。
 食べ物の乏しかった子どものころ、よく食卓にのぼった覚えです。

 1日で一気に伸びるハチク。
 「破竹の勢い」の破竹かとずっと思っていました。
 それが、今回調べたら、「淡竹」と書いて「はちく」なんだそうです。

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大

 


  


 まじめに管理していないので、竹の根が家の方に段々と広がってきて困っています。だから、(竹林の管理として)欲しい人にはご自由に持って行ってもらってます。
 

●関連情報
  淡竹の説明にリンク
     淡竹?、知っていますか?  破竹ではありません。淡竹は竹の一種です
  竹の種類の解説にリンク
     京都市洛西竹林公園
三大有用竹の一つで、マダケとほぼ同じ大きさ。
成竹したばかりの若い稈には白粉があり、全体に白っぽく見える。
竹の皮には模様がなく、先端部にはもじゃもじゃの毛がある。
耐寒性が高く、札幌の近くで生育するという。
材は細く割ることができるので、茶筅に使われる。
タケノコは珍味と賞されている。

      たけのこ(筍)
淡竹(はちく)-マダケ属、九州、関西近辺に多い。皮の色は赤紫で先端が淡い緑色の美しいタケノコ。 成長した竹も粉をふいた淡い緑で大変美しい。固めだがアクが少なく、味も淡白。地上に出てから収穫されます。5月が旬。

 ところで先日、美濃~関に行ったときの帰りの買物。
 「血合い (加熱用)」「105円」のマグロ。
 結構良かったので、
 いい身は醤油とワサビをといて漬けマグロに、
 後は炊きました。食べ甲斐のある105円。
 
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