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てらまち・ねっと



 「脱原発」を求める「さようなら原発10万人集会」が開かれた。
 主催者発表で17万人、という。
 日本でも、こういう大規模な集会が実現するようになった。
 一部には”動員”もあるのだろうけど、いまどきの主体は、任意の市民の自発行動。

 ところで、連日問題になっていることだけど、
 今後のエネルギー政策について、政府が国民から直接意見を聞く「意見聴取会」。
 昨日は、名古屋で開かれ、中電社員が発言。
 
 誰がどこでどう操作しているのか、そう勘ぐられても仕方ない。
 
(関連)
 7月15日ブログ ⇒ ◆エネルギー政策・意見聴取会/酷評が多い/「原発比率聴取 数字遊びに意味はない」 琉球新報/

 7月16日ブログ ⇒ ◆エネルギー政策 仙台で意見聴取会 「やらせ」批判噴出/内閣官房 国家戦略室 ・討論型世論調査」

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●さよなら原発 「17万人」集う
          (東京新聞)2012年7月17日 07時00分
 東京電力福島第一原発事故を受け、作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた「さようなら原発10万人集会」が十六日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれた。
三連休の最終日で全国から参加者が集まり、関西電力大飯(おおい)原発3号機に続き、4号機でも再稼働を決めた政府への抗議の声に包まれた。

 参加者数は主催者発表で約十七万人で、警視庁関係者によると約七万五千人。主催者によると、反原発を訴える集会としては、昨年九月に東京都新宿区の明治公園で行われた集会を上回り、過去最大規模という。

 公園内のサッカー場に設けられたステージには呼び掛け人の著名人らが登壇。音楽家の坂本龍一さんは「電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすべきではない」と訴えた。
参加者はサッカー場を埋め尽くしたほか、野外音楽堂前の広場や公園内の道路などにも広がった。「福島につながろう」「再稼働おことわり」などと書かれたパネルなどを掲げた。

 労組や市民団体など組織による呼び掛けに応じた人だけでなく、インターネットなどで集会を知った市民らも加わった。会場内や最寄り駅を結ぶ歩道などでは一時身動きが取れないほど混雑し、警察官がマイクを使って誘導や警戒に当たった。

 会場から新宿や恵比寿方面など三コースに分かれてパレードが繰り広げられ、会場内でトークや音楽のライブも行われた。

 この日は、東京都心の最高気温が平年より四度近く高い三三度の暑さ。会場の自動販売機の清涼飲料水は午前中でほぼ売り切れ、売店前に水を求めて長い列ができた。大江さんらが「原発ゼロ」を訴えて一千万人を目標に取り組んできた署名は、七月八日現在で約七百八十五万人分に達しているという。

●坂本龍一さん「電気のため、なぜ命を」都心で脱原発デモ
          朝日 2012年7月16日19時44分
 「脱原発」を訴える大規模な市民集会「さようなら原発10万人集会」が16日午後、東京・代々木公園で開かれた。ノーベル賞作家の大江健三郎さん(77)らが呼びかけた署名運動「さようなら原発1000万人アクション」の一環。約17万人(主催者発表)が全国から集まり、原発の再稼働に踏み切った野田政権に方針撤回を迫った。

 「たかが電気のためになんで命を危険にさらさないといけないのでしょうか。子どもを守りましょう。日本の国土を守りましょう」。集会は午後1時、呼びかけ人の一人、音楽家の坂本龍一さん(60)のあいさつで始まった。

 続いて壇上に立った大江さんは、6月15日に約750万人分の署名の大半を野田佳彦首相あてに提出した翌日に野田政権が関西電力大飯原発の再稼働を決めた経緯に触れ、「私らは侮辱の中に生きている。政府のもくろみを打ち倒さなければならないし、それは確実に打ち倒しうる。原発の恐怖と侮辱の外に出て自由に生きることを皆さんを前にして心から信じる。しっかりやり続けましょう」と訴えた。

 「冥土のみやげに皆さんの集まった姿を見たかった」。こう切り出したのは作家の瀬戸内寂聴さん(90)。「政府への言い分があれば、口に出していいし、体に表していい。たとえ空しいと思う時があっても、それにめげないで頑張っていきましょう」

 会場では音楽ライブやトークショーも開催。参加者は午後2時に集会が終わった後、渋谷など繁華街を「再稼働反対」と声を上げながらデモ行進した。

 集会は、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)が中心となって開催。労働組合の旗がたくさん掲げられるなか、手作りのプラカードを掲げる参加者も目立った。参加者数は担当者が分担して会場入り口の約10カ所で目測で数えて合計したという。昨年9月に東京・明治公園で開催した集会には6万人ほどが集まったが、今回はその規模を上回り、東京電力福島第一原発事故に関連した集会では最大規模としている。警視庁は公式発表していないが、警察関係者によると、把握した参加者数は約7万5千人だったという。

 東京の集会に呼応し、各地でも集会やデモ行進があった。(澄川卓也)

●脱原発集会:「17万人」参加、最大規模に 代々木公園
       毎日新聞 2012年07月16日 20時22分
 脱原発を訴える「さようなら原発10万人集会」が16日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれた。猛暑の中、主催者発表で約17万人、警察当局の集計で約7万5000人が参加。東京電力福島第1原発事故後に広がった脱原発運動の中で最大規模の集会となった。

 市民団体や労働組合などでつくる「さようなら原発一千万人署名市民の会」が主催。作家の大江健三郎さんや音楽家の坂本龍一さんらが呼びかけ人となった。福島県や、関西電力大飯原発が立地する福井県の住民も参加、毎週金曜日に首相官邸前で抗議行動を続けている市民も加わった。

 坂本さんは集会で「電気のために子どもの未来を危険にさらすべきでない」とあいさつした。参加者はその後、新宿、原宿、渋谷の3方向に分かれて行進し、「原発いらない」「再稼働反対」などと訴えた。

 市民の会は昨年9月にも同様の集会を開き、主催者発表で約6万人、警察当局集計で約3万人を集めた。【水戸健一】

●また電力社員が発言 名古屋聴取会
          朝日 2012年7月17日
 政府が発電量に占める将来の原発比率について国民の意見を直接聞く三回目の意見聴取会が十六日、名古屋市で開かれた。
九人の発言者の中に中部電力の課長が含まれ、原発推進を主張した。会場の一部から「やらせだ」などと批判の声が上がり、一時騒然となった。 

 意見聴取会をめぐっては、十五日に開かれた仙台市の会場でも、東北電力や原発推進団体の幹部二人が発言者に選ばれており、公平性の確保や運営方法が問題視されそうだ。

 発言したのは、中電原子力部に勤務する課長の岡本道明さん(46)。「個人的な意見として、原発をなくせば経済や消費が落ち込み、日本が衰退する」と述べ、原発の新増設を前提とする20~25%案に賛成の立場を表明。「35%案、45%案があれば選択していた」とも述べた。東京電力福島第一原発事故では「放射能の直接的な影響で亡くなった人は一人もいない」と言い切った。

 岡本さんは聴取会後、報道陣に「会社には事前に個人として参加することを伝えた」と説明。事務局からも「個人なら聴取会の趣旨に反しない」と言われたという。

 中電広報部の担当者は「会社の指示で出席や発言をさせたわけではない」と述べた。

 0%案を支持する意見として「福島第一原発事故の原因がまだ究明されていない」「使用済み核燃料の処分法が確立されていない」があったほか、15%案の支持者は「国民生活への影響も考慮すべきだ」と訴えた。

●エネ政策聴取会:中部電課長も発言 原発推進、会場騒然
         毎日新聞 2012年07月16日 
 今後のエネルギー政策について、政府が国民から直接意見を聞く第3回意見聴取会が16日、名古屋市内で開かれた。抽選で選ばれた発言者9人のうち1人が中部電力の課長職社員で、原発推進を主張。15日の仙台市での聴取会でも東北電力幹部が原発推進の立場で発言しており、2日連続の電力社員の発言に不満が噴出し、会場は一時騒然となった。

 発言したのは中部電の原子力部に所属する課長(46)。「個人としての意見」と断った上で、「福島の原発事故による放射能の影響で亡くなった人は一人もいない」「(政府は)原子力のリスクを過大評価している。このままでは日本は衰退の一途をたどる」と持論を展開。会場から「中部電の回し者か」「またやらせか」などと批判の声が飛んだ。

 ◇「無作為抽選」博報堂が強調
聴取会は2030年の原発比率を0%、15%、20〜25%とする三つの選択肢から抽選で選ばれた3人ずつが意見を述べる形式。運営事務局を務める広告代理店の博報堂によると、名古屋では出席可能な応募者が0%は106人、15%は18人、20〜25%は37人だった。職業や個人名が分からないように番号などで管理して無作為抽選したところ、20〜25%の賛同者として、この課長が選ばれた。

 今月13日と会開始前の2回、課長から「中部電力の社員で問題はないか」と問い合わせがあったが、事務局側は「個人的な意見表明を」と求めた上で発言してもらったという。事務局は「無作為抽選なので、電力会社員だからといって外すことは難しい」と説明。公平を期すため、政府側にも抽選結果は伝えなかったという。

 課長が意見を述べたことについて、中部電広報は「会社として社員に参加依頼をしたことはない。発言した社員からは、聴取会に出席し、意見を話すとの報告は受けていた。個人として参加し、意見表明をしたと考えている」と話した。

 一方、発言者9人のうち、4人が関東・関西在住だった。聴衆の一人は取材に対し「他地区の人が発言するのは、地元の意見を聞くとするこの会の趣旨から外れている」と批判した。【森有正】

●エネ政策聴取会:政府、運営見直し検討 電力関係者参加で
        毎日新聞 2012年07月16日
 将来のエネルギー政策のあり方を議論する意見聴取会について、政府は来週以降の運営方法を見直す方向で検討に入った。16日まで3日連続で実施した聴取会では、インターネットなどで受け付けた参加希望者から無作為に意見表明者を選んだが、さいたま市を除く仙台、名古屋の2会場で電力会社関係者が意見表明したことに対し、他の参加者などから「実質的なやらせではないか」など批判が出たためで、早急に具体策を詰める。

 政府関係者は同日、電力会社社員が連日発言したことについて「電力会社はあまりにも当事者過ぎる。選び方を考えることになる」と述べ、選び方を検討する考えを明らかにした。

 現在の人選は、博報堂が政府の委託で担当している。同社によると、意見表明を希望する人は意見を述べたい選択肢と意見の概要を申込時に申告するが、「書いてある意見は読まずに、『原発ゼロ』『15%』『20〜25%』の各選択肢の希望者から乱数を用いて3人ずつを抽出している」という。

 勤務先についての記載欄はないが、「原発20〜25%」は電力業界が支持しているため、結果的に関係者が選ばれる面もあるという。【丸山進】



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09:30 from web
問題の「エネルギー政策・意見聴取会。」昨日の第2回目の仙台では、選ばれた9人の発言者中、「東北電と原発推進団体幹部」が2名指定され、東京・神奈川からも2名指定されていた⇒◆「やらせ」批判噴出/内閣官房 国家戦略室 ・討論型世論調査」⇒bit.ly/OHRBc9

by teramachitomo on Twitter

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