最近、もっとも不思議に思うこと。
それは、「オスプレイ」の「安全確認」。
報道から拾うと、
テレ朝 野田総理大臣は、前原政調会長との会談のなかで「日本が主体的に事故原因の究明を行い、安全性が確認できるまで飛ばさない」と強調
中日 「日本も主体的に安全性を確認する」と述べた。
共同 米側は安全性への懸念に一定の理解を示したが、配備スケジュールは変えないと明言したという。
常識的に考えれば、製造した側は十分に安全だということで「製品」としたのだし、
アメリカもそれを認定して使ってきた。
とはいえ、事故が多い。
これが事実ではないか。
その機器・装置につき、第三者が、いまさら「安全確認したら、OK」というのは、どう見てもスジ違いで、
そもそも不可能なこと。
このことは、大飯原発の再稼働問題で、野田総理が「私が安全だという」と突っ切ってしまったことを思い出せば
第三者や政治家の「安全確認」がいかに「単に政治的発言」であることは明白。
このときでも、客観的な安全は、従前以上に確保されたわけではなかった。
(客観的に見れば「動かさない」が正解)
そうなのに、推進側ばかりか、報道機関も、「安全が確認されたら」というのは理解しがたい。
そして、地元の政治家や一部の人たちまでが「安全が確認されないうちはダメ」
というのは、裏返せば、「もうちょっと経てばいいですよ」「説明さえすれば受け入れ」というようなもの。
「オスプレイ」の「安全確認」と聞くたびに、誤魔化しを感じている。
まんまと政府の策略に乗っていると映る。
(客観的に見れば「動かさない」が正解)
一番すっきりしているのは、現地の人たちの
「オスプレイ導入は絶対ダメ」の声。
ところで、今日は、このgooブログがメンテナンスで早朝から「停止」していた。
その間、約7000歩のウォーキングから帰って、食事を済ませて、畑仕事に精を出した。
ちなみに、明日のブログは、
先の6月議会の私の一般質問 「震災ガレキの受け入れは困難ではないか」 との問いに
市長が、 「議員とほぼ同じ考えです」 との趣旨を答弁したのだけれど、
所用に追われて、やりとりの記録のアップが遅れていた。
それで、なんとか、明日、載せれるようにしようと思っている。
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●総理「安全確認まで飛ばさない」…党内は配備反発
テレ朝 (07/23 18:45)
民主党執行部は、沖縄県連とオスプレイ配備を巡って協議し、沖縄県連サイドからは「県民感情としては、安心と言われても、はいそうですかとは言えない」と反発の声が上がりました。
これに対し、輿石幹事長は「日本政府が安全を確認できなければ、10月を越えても飛ばすことはできない」と、10月予定の本格運用に慎重な考えを示しました。
これらを受けて、野田総理大臣は、前原政調会長との会談のなかで「日本が主体的に事故原因の究明を行い、安全性が確認できるまで飛ばさない」と強調しました。
●日米、オスプレイ安全性を26日協議
中日 2012年7月24日 13時09分
玄葉光一郎外相は24日午前の記者会見で、日米地位協定に基づき、米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの安全性を協議する日米合同委員会を、26日に都内で開催すると発表した。
玄葉氏は「日米間で何ができるか具体的に考えていきたい」と説明した。日米合同委は両国の外務、防衛当局者が出席し、在日米軍の施設や区域の在り方を話し合う常設機関。
これに関連し、野田佳彦首相は24日午前の参院予算委員会で、オスプレイ12機が23日に米軍岩国基地(山口県岩国市)に搬入され、地元などが強く反発していることに「安全が確認されない限り飛行させない」と重ねて強調。米国からモロッコなどで起きた墜落事故の報告を受ける方針に関し「日本も主体的に安全性を確認する」と述べた。
森本敏防衛相は予算委で、米国に派遣するため近く立ち上げる防衛、国土交通両省の専門家チームに民間の有識者の起用を検討していることを明らかにし「メンバーは今週中に公表する」と述べた。
一方、自民、公明両党は24日午前の幹事長、国対委員長会談で、オスプレイ配備をめぐる政府の対応は「地元への説明が不足し、ひどすぎる」との認識で一致した。(中日新聞)
●オスプレイ沖縄配備に反対 県伝達、米は方針変えず
琉球 2012年7月24日
【ワシントン共同】訪米中の沖縄県の又吉進知事公室長は23日、米政府当局者と会談し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備に「県民は納得していない」として反対する考えを直接伝えた。米側は安全性への懸念に一定の理解を示したが、配備スケジュールは変えないと明言したという。
又吉氏が国防総省でジョンストン北東アジア部長、国務省でナッパー日本部長とそれぞれ会談した後、記者団に明らかにした。
又吉氏は4月以降相次いだオスプレイ墜落事故などを踏まえ、8月5日に計画される配備反対の県民大会が「大きな意思表示となる」と説明した。
(共同通信)
●オスプレイ配備の沖縄でも日米両政府へ怒りの声
テレ朝 (07/22 17:37)
オスプレイの配備が予定されている沖縄では、配備に反対する声が日に日に高まっています。
夏休み最初の日曜となった22日、沖縄県庁前の広場には、市民団体のメンバーが集まって、午後からオスプレイの配備に反対する集会が始まりました。
「オスプレイ絶対阻止」「オスプレイNO」などの横断幕を掲げ、日米両政府に対する怒りの声を上げています。沖縄では、来月5日に5万人以上の参加が見込まれる「オスプレイ反対の県民大会」が予定されていて、現在、さまざまな団体がその準備にあたっています。メンバーらはこの後、多くの市民や観光客でにぎわう国際通りを練り歩き、2週間後に迫ったその県民大会への参加を呼びかけることにしています。
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