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てらまち・ねっと



 意外に僅差だった大阪の住民投票。負けた橋下大阪市長は12月の任期で引退する、あとは弁護士に戻る、旨を述べた。
 安倍路線を補強する役割の橋下氏が引退するのはいいこと。

 とはいえ、「政党か誰かに請われて」「2016年7月の参議院選」「解散か任期満了で行われる衆議院選」などの理由をつけて復活されては大変。
 そんな思いを持ちつつ、住民投票関係の次のいくつかを記録しておく。

 なお、大阪市の開票速報の区別データの表と下記のうちの「南北で賛否がくっきり」の区別の色分け図を関連付けて示しておく。

●大阪都構想投票前日 安倍首相「関西1泊視察」に飛び交う憶測/日刊ゲンダイ 5月16日
●投票箱閉まるまで当日も訴え 「大阪都構想」住民投票/朝日 5月17日
●【大阪都構想】出口調査は「賛成51・7%」…せめぎ合う賛否、最終盤に賛成派追い上げ/産経 5.17
●大阪都構想 反対多数が確実に 橋下氏、政界引退も…「維新」に大打撃/産経新聞 5月17日
●【大阪都構想】南北で賛否がくっきり 住民投票結果/The Huffington Post 5月18日
●「大阪都」反対多数…橋下氏、任期満了で引退へ/読売 5月17日
●【速報】大阪都構想反対多数で「否決」!引退後は弁護士をやる/秒刊サンデー 5月17日

 ところで、昨日5月17日のブログのアクセス通知は、「閲覧数 4861」「訪問者数 1653」だった。

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●大阪都構想投票前日 安倍首相「関西1泊視察」に飛び交う憶測
        日刊ゲンダイ 2015年5月16日
 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)の命運を握る大阪都構想の住民投票は、いよいよ17日だ。世論調査の劣勢で尻に火のついた維新は、デマの拡散などなりふり構わぬ追い込みを掛けているが、最後の頼みの綱が、きょう関西入りする“切り札”の援軍。安倍晋三首相だ。

 安倍首相の週末の地方出張が菅官房長官の口から発表されたのは、13日だった。16、17日の2日間、兵庫県と和歌山県を訪問する。神戸市では阪神大震災のモニュメントや復興した中小企業、神戸港などを訪れ、女性企業家らと意見交換。和歌山では、高野山の真言宗総本山である金剛峯寺や熊野古道に行き、観光振興の取り組みや林業の現場、台風被害からの復旧現場を視察する予定だ。

 阪神大震災から20年の節目という今年1月17日の式典より、イスラム国叩きの中東訪問を優先させた首相が、なぜいま神戸なのか。行き先も中身も「なぜ今?」としか言いようがないお気楽な日程に、大阪の都構想反対派からいぶかしむ声が上がっている。

■ぶらさがり会見で“応援演説”か
「官邸筋によれば、『先週あたりに決まった』そうです。安保法制を閣議決定し、いよいよ議論が始まるこの忙しい時期に1泊2日で関西ですよ。それもあえて大阪には入らず、大阪をまたぐ形で兵庫と和歌山。地元の自民党議員や秘書、スタッフは首相受け入れの対応で大わらわになる。彼らが大阪に応援に行くのを阻止するためではないか」(反対派陣営関係者)

 神戸で関西の創価学会幹部と密会するのではないか、という臆測も持ち上がっているという。さらに、安倍首相の訪問先にはメディアが取材に来て、ぶらさがり会見で視察の感想を聞くことになる。
維新幹部は菅官房長官と連絡を密に取っているというし、橋下も都構想を評価した菅に対し、「お礼の電話をした」ことを明らかにしている。

 関西視察後のぶらさがり取材で、安倍首相が何を言うのか。橋下市長も都構想反対派も固唾をのんで見守っている。

「メディアは当然、投票が迫った都構想についての質問をするでしょう。そこで安倍首相が、『地元のことは地元で』とか『二重行政の解消は必要だ』などと一般論の形でも発言すれば、結果的に維新を応援することになります」(前出の関係者)

●投票箱閉まるまで当日も訴え 「大阪都構想」住民投票
           朝日 2015年5月17日16時47分
 当日も頑張る――。大阪市をなくして五つの特別区を設ける、いわゆる「大阪都構想」の住民投票は、17日の投票日も賛成、反対の呼びかけができる。各党とも、一票を投じる直前まで可能な「最後の訴え」に力を込める。

特集:大阪都構想
 「府民、市民のためになる役所を一からつくりたい。東の東京都に並ぶ、西の大阪都になる。最高の政治家の夢だ」

 大阪維新の会の橋下徹代表は16日夜、大阪・難波での街頭演説でこう叫び、「明日も精いっぱい頑張ります」と宣言した。

 橋下氏は17日も朝から街頭で「賛成」を呼びかける。宣伝カーに乗り、大阪市内の投票所を回る予定だ。投票所の周辺では有権者と握手したり、都構想の意義を説明したりする。これまで週末は「弱点区」を中心に回っていたが、17日は賛成派が多いとされる地区に重点を置く。直接語りかけて、決めかねている人の背中を押す狙いがある。

■投票所近くで「ラストメッセージ」
 全365カ所の投票所近くでは、維新スタッフらが橋下氏からの「ラストメッセージ」を載せたチラシを手渡す。この日のためにつくり、1カ所500枚用意した。Tシャツ姿の橋下氏を前面に出し、「みんなの力で、大阪を前へ」と呼びかける内容。「橋下徹」の直筆サインが印刷された15行の最後の訴えは、言葉遣いや文字の大きさまで自ら何度も手を入れたという。

 維新は、朝刊4紙に全面広告を載せ、「『賛成』の方も、投票しなければ『反対』することと同じになります」と注意喚起する。在阪5局の人気番組の合間では昼過ぎまで、橋下氏が都構想の意義を語る1分間のテレビCMも流す。

 江田憲司代表ら、維新の党の国会議員も応援の演説をする予定だ。地方議員や秘書、ボランティアは「1千人以上が集まる」(党関係者)見込みだという。

■女性集めた宣伝部隊も
 反対派も「当日決戦」に力を入れる。

 2月から反対運動を続けてきた若手の市民団体は16日夜、中央区でトラックの荷台を使った街頭イベントを催した。反対派の国会議員らも参加。民主党の辻元清美衆院議員は「橋下さんは126年続いた大阪市を680億円もかけてつぶすという。大阪市民の誇りでしっかり決着をつけましょう」と呼びかけた。辻元氏は17日、女性を集めた「街宣部隊」を率いて、市内の団地などを中心に回る。

 全投票所前でプラカードを持って「反対」の投票を呼びかけるのは共産党。大声で呼びかけるのはかえって逆効果と予想し、マイクは使わない。代わりに投票日専用のプラカードを6種類用意した。「税収が4分の1に激減 サービス低下に」など具体的な内容を入れ、視覚に訴える。

 中央区に設けた都構想の相談所では17日午後8時まで、概要解説に応じる。山下芳生書記局長も市内5カ所で街頭に立つ予定だ。

 自民党は16日、大阪市浪速区の繁華街「新世界」に大阪市議や国会議員らが集まった。先月27日の告示日の第一声は大阪のシンボル的存在の大阪城が背景だったが、府連としての「マイク納め」と位置づけた今回も通天閣を背にした。

 柳本顕(あきら)・市議団幹事長は「大阪市の歴史と伝統と文化をなくすわけにはいかない、とたくさんの声を頂いた。一番悲しい思いをしているのは通天閣」と訴えつつ、「都構想議論に終止符を打つために『反対』の一票を」と呼びかけた。

 17日は、24行政区ごとに地元市議を中心に活動方針を決める。12日に開かれた府連の緊急対策会議でも全投票所での運動については「やれることはすべてやるべきだ」「かえって逆効果になる恐れもある」と意見が分かれたためだ。

 民主、共産両党などと分担して投票所に張り付く区もあれば、宣伝カーで回る区も。市内選出の府議は「反対と強調するより『投票に行って下さい』と呼びかける」と話す。

●【大阪都構想】
出口調査は「賛成51・7%」…せめぎ合う賛否、最終盤に賛成派追い上げ

        産経 2015.5.17 20:0
 大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は17日午後8時、投票が締め切られた。産経新聞社が同日、投票所で投票を終えた有権者に実施した出口調査の結果は、賛成51・7%、反対48・3%。これまでの世論調査では、反対が賛成を上回る結果が出ており、午後9時から始まる開票作業では、賛否は拮抗(きっこう)するとみられる。

 調査結果などからは、橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会を中心とする賛成派が最終盤に激しく追い上げていることがわかり、有権者の約17%が投票した期日前・不在者投票の結果も加えると、賛否が競り合うと予想され、大勢判明はずれ込む可能性もある。

 2781人から回答を得た出口調査では、男性が賛成55・5%、反対44・5%だったのに対し、女性では賛成48%、反対52%と逆の結果が出た。

 国政の支持政党別では、維新の党の支持者のうち96・9%が賛成と答えた。都構想に反対する自民党の支持者は57・3%が反対したものの、42・7%が賛成とした。都構想には反対しながらも住民投票の実施に協力した公明党の支持者は87・3%が反対と回答した。
無党派層は賛成50・8%、反対49・2%と賛否がせめぎ合った。

     ◇
 調査は、共同通信社、毎日新聞社、毎日放送、関西テレビと協力して実施した。

●大阪都構想 反対多数が確実に 橋下氏、政界引退も…「維新」に大打撃
        産経新聞 5月17日(日)22時42分配信
 大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の住民投票は17日投開票され、反対多数となることが確実となった。政令指定都市として初めて存廃が問われた大阪市の存続が決まった。大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は、12月までの市長任期を全うした上で政界を引退する意向だ。市選管によると、当日有権者数は210万4076人で、投票率は66・83%だった。

 出口調査などによると、賛否は拮抗(きっこう)しており、結果は僅差になる見込み。変革を求める声が多かったことを踏まえ、維新以外の政党には大阪再生に向けた抜本的な改革案が求められる。

 橋下氏はこれまでに「都構想の住民投票はこれが最後」と表明しており、橋下氏が提唱してから5年余り続いた都構想の議論に終止符が打たれた。都構想実現を掲げて結党した大阪維新の会や、国政政党の「維新の党」は解体的出直しを迫られる可能性がある。

 一方、そろって反対した自民、公明、民主、共産の各党は今後、大阪府市両議会での連携を模索。大阪維新の会議員への切り崩し工作も行われるとみられ、両議会で主導権争いが激しくなりそうだ。半年後に実施される予定の知事、市長選の行方も注目される。

 住民投票は平成24年に成立した大都市地域特別区設置法に基づいて実施。大阪府との二重行政を解消し、住民に身近な行政を実現するとして都構想を掲げた橋下氏は先月27日の告示前に、市長として市主催の住民説明会を計39回実施。告示後も街頭演説をこまめに繰り返し、市民に理解を求めてきた。

 また維新の党との挙党態勢で、運動資金を大量投入したほか、賛成派の劣勢が伝えられた終盤には、全国から応援スタッフが大阪入りし、巻き返しを図った。

 他党は連携して都構想の必要性を否定し、市民団体や業界団体も加わって反対運動を展開。維新は形勢を逆転できなかった。

 投票率は、橋下氏が知事を辞職して出馬し、知事選とのダブル選となった23年11月の市長選(60・92%)を上回った。

大阪市 選挙管理委員会ホーム > 特別区設置住民投票トップページ 開票速報


●【大阪都構想】南北で賛否がくっきり 住民投票結果
           The Huffington Post 投稿日: 2015年05月18日 00時55分 | 執筆者:安藤健二
5月18日に投開票された大阪都構想をめぐる住民投票の結果が、大阪市の南北でくっきりと分かれていることを示す地図がネット上で話題になっている。


これを見ると、旭区と西淀川区を除くと大阪市北部が、都構想に賛成の人が多い。一方で、南部は反対の人が多い傾向がはっきり示されている。

大阪市選管の発表によると住民投票は、賛成が69万4844票、反対が70万5585票で確定した。反対派が僅差で賛成派に競り勝った格好だ。

都構想の旗振り役だった橋下徹・大阪市長は2015年内に予定されている次の市長選挙には立候補せず、政界を引退する意向を表明した。

●「大阪都」反対多数…橋下氏、任期満了で引退へ
      読売 2015年05月17日 23時24分
 大阪市を廃止し、5特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が17日行われた。

 開票の結果、約0・8ポイントの僅差で反対が賛成を上回り、大阪市の存続が決まった。橋下徹大阪市長(地域政党・大阪維新の会代表)が提唱し、5年余にわたって続いた都構想の議論は終結する。橋下氏は17日深夜、同市内で記者会見し、年内に行われる市長選には出馬せず、政界から引退する考えを示した。政治力の低下は確実で、橋下氏と連携して憲法改正などの実現を目指してきた安倍首相の政権運営にも、少なからず影響を与えそうだ。

 橋下氏は記者会見の冒頭で「大変重く受け止める。市民の皆さんに受け入れられなかった。間違っていたということになるだろう」と語った。そのうえで「(12月の)市長任期まではやるが、それ以降、政治家はやらない」と述べた。

 大阪市民を対象にした住民投票は、政令市廃止と特別区設置の手順を定めた大都市地域特別区設置法に基づく手続きで、4月27日に告示された。2017年4月に特別区に移行することなどを定めた都構想の制度案(特別区設置協定書)をめぐって、推進派の大阪維新の会と、反対派の自民、民主、公明、共産各党の地方組織が激しい宣伝合戦を展開した。賛否の呼びかけには公職選挙法が準用されたが、活動費用やビラの枚数などに制限はなく、投票当日の活動も可能だった。

 自民党幹部は17日夜、投票結果について「市解体への市民の不安が強かったのだろう」と分析した。構想の頓挫で、橋下氏が最高顧問を務める維新の党の力にも陰りが出そうだ。

 都構想は、橋下氏が府知事時代の10年に提唱。大阪府、大阪市の両議会は昨年10月、制度案をいったん否決したが、その後、公明党が住民投票での決着を容認。両議会は今年3月、制度案を承認し、住民投票が行われることになった。

 府市両議会が改めて制度案を承認すれば、住民投票の再実施は可能だが、大阪維新の会は両議会で過半数に達しておらず、他党の協力を得られる可能性も低い。橋下氏同様、構想を推進してきた松井一郎大阪府知事(大阪維新の会幹事長)も、今秋に予定される知事選に出馬しない見込み。

 住民投票の当日有権者は210万4076人で、各地で行われた住民投票で最大規模だった。投票率は66・83%。

●【速報】大阪都構想反対多数で「否決」!引退後は弁護士をやる
      秒刊サンデー 速報2015年05月17日22:37
朝日新聞東京報道編成局やフジテレビによると大阪都構想反対多数で「否決」することが確実だと報じた。これにより橋下市長は、公約通り政界から引退することとなる。

この住民投票では大阪市を存続するか否かの判断を問うものであり、大阪市を再編し大阪都を形成するという非常に重要な判断を住民は委ねられていた。

記者会見で登場した橋下市長は、まずは皆さん有難うございましたと御礼の言葉を述べ、その後記者に「進退はいかがなさいますか?」と聞かれた際に「引退します」「引退後は弁護士をやる」と述べた。

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