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てらまち・ねっと



 フィリピンの大統領・ドゥテルテ氏は今年大統領になった。ダバオ市長を7期務めたそうで、政治はわかっていて、それでも発言が過激で話題になる。9月にラオスで安部氏と会談、10月には来日するという。他国を気にせず我が道を目指すという意味では安部氏と同じに感じるので、一度見てみようと思っていた。

 今回、「私は麻薬中毒者へはヒトラーになる」等発言と報道されたし、今朝は雨でノルディックウォークもお休みなので、ネットで見てみた。
 以下、流れや状況を記録しておく。

●フィリピン外相、ドゥテルテ大統領の火消しに奔走「来年も米軍と合同演習」/ニューズウィーク 2016年9月29日
●フィリピン・ドゥテルテ大統領、オバマ氏をののしる「このくそったれが」⇒会談中止/ハフィントンポス 9月06日
●安倍首相、フィリピン大統領と会談 南シナ海めぐり協力強化確認/fnn 9/06

●麻薬容疑者に「超法規的殺人」強行中 危うい比新政権/朝日 9月17日
●私は麻薬中毒者へはヒトラーになるし、イラクに侵攻した国に文句は言われたくない、比大統領/アセアン 9月30日
●フィリピン大統領、自身をヒトラーになぞらえ「喜んで虐殺する」/afp 9月30日
●ヒトラーと呼ばれたくない=虐殺したいのだ-比大統領報道官/時事 10/02

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★ロドリゴ・ドゥテルテ  ロドリゴ・ドゥテルテ ウィキペディア
ロドリゴ・ロア・ドゥテルテ(Rodrigo Roa Duterte, 1945年3月28日[1] - )は、フィリピンの政治家。現在、同国大統領(第16代)。ダバオ市長を7期務めた。

レイテ島のマアシンの出身。父親は法律家、母は学校教師という家庭に育ち幼少時にダバオに移った[2]。大学時代の恩師はフィリピン共産党の創設者ジョマ・シソンであり[3]、シソンからは大統領選での支持も受けている[4]。また、共産党員を閣僚に起用する案を掲げるなど共産党との協力にも積極的である[5]。大統領就任後は共産党のゲリラとの間で無期限の停戦合意にも成功している[6]。
大学卒業後はダバオの検察官として約10年働いた後、政界に進出[7]。
母方の祖母が華人であり、ドゥテルテも中国語についても「聞いて分かる」と語っている。

●フィリピン外相、ドゥテルテ大統領の火消しに奔走「来年も米軍と合同演習」
  ニューズウィーク日本版 2016年9月29日 ハノイ 29日 ロイター]
 フィリピンのヤサイ外相は29日、同盟国である米国との共同軍事演習を2017年も行う方針を示した。18年以降の実施については再検討するとした。

 フィリピンのドゥテルテ大統領は28日夜、米軍との合同演習は次回10月が最後だと発表していた。

 ヤサイ外相は、17年の演習は前政権が合意したものだとし、その後に関して再検討すると述べた。
 また、フィリピンは軍事同盟を望んでおらず、すべての国と友好関係を築くことを望んでいるとし、これが南シナ海での対立解消に向けた方策だと語った。

●フィリピン・ドゥテルテ大統領、オバマ氏をののしる「このくそったれが」⇒会談中止
        ハフィントンポスト2016年09月06日
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は9月5日、ラオスで開かれるASEAN首脳会議でバラク・オバマ大統領との会談が予定されていたが、オバマ大統領がフィリピンの超法規的殺害に対して異議を申し立てた場合には騒ぎを起こす、と挑発的な発言を繰り返したため、首脳会談が中止になった。

AP通信によると、ドゥテルテ大統領はオバマ氏を「このくそったれが。ののしってやる」と恫喝した。

ドゥテルテ大統領は、就任以来2カ月で約1億人の人口を抱える島国に超法規的殺害が急増した理由を取材陣から問われると、興奮した口調で答えた。

「私は独立国家フィリピンの大統領だ。植民地としての歴史はとっくに終わっている。フィリピン国民以外の誰からも支配を受けない。一人の例外もなくだ。私に対して敬意を払うべきだ。簡単に質問を投げかけるな。このプータン・イナ・モ(くそったれ)が。もし奴が話を持ち出したら会議でののしってやる」と、タガログ語の汚い言葉を使ってオバマ大統領を罵倒した。

オバマ大統領は9月5日、フィリピン大統領のこうした挑発的な言葉に動じることはなかった。

「過去にもかなり派手で興味深いコメントを耳にしているし、実際、彼は非常に個性的な人物だ」と、オバマ氏は語った。

しかしオバマ大統領は、もしASEAN首脳会議でフィリピンの超法規的殺害について取り上げられた場合、その時は疑問を投げかけるだろうと述べた。

「我々は麻薬取引はフィリピンではなく、世界中で大きな負担になっていることを認識している。麻薬密売組織との戦いは決して容易なことではない」と、オバマ氏は G20サミットで記者団に語った。

「しかし我々は常に正当な法の手続きのもと、国際的規範と一致するやり方で麻薬取引と戦う必要がある」

ドゥテルテ大統領は6月30日に就任して以来、国内の麻薬取引容疑者に対し、過激な取り締まりキャンペーンを始めている。それは、薬物犯罪者を「皆殺しにする」ものだ。

●安倍首相、フィリピン大統領と会談 南シナ海めぐり協力強化確認
     fnn 09/06
安倍首相は、ASEAN(東南アジア諸国連合)関連の首脳会議のため訪問中のラオスで、フィリピンのドゥテルテ大統領と初めて会談し、南シナ海での中国の海洋進出問題などについて、協力強化を確認した。

首脳会談では、焦点の南シナ海問題について、法の支配の重要性を確認した。

そのうえで、ドゥテルテ大統領が、「仲裁裁判所による中国の主権の主張を否定した判断が尊重されるべき」と述べたのに対し、安倍首相も、フィリピンの立場を支持する考えを示した。

●フィリピン大統領、10月来日 投資呼びかけへ
     日経 2016/9/22
 【マニラ=佐竹実】フィリピンのドゥテルテ大統領が10月に日本を訪問する方向で調整していることが21日分かった。6月の就任後、東南アジア諸国連合(ASEAN)域外を訪れるのは初めてで安倍晋三首相との会談を予定する。中国の南シナ海進出を念頭に海洋安全保障分野での連携を強める。フィリピンは外資誘致を積極化しており、製造業を中心に日本からの投資を呼びかける。
 日比政府関係者が明らかにした。

●麻薬容疑者に「超法規的殺人」強行中 危うい比新政権
   朝日 2016年9月17日 マニラ=鈴木暁子
 麻薬関連の容疑者殺害を認めるドゥテルテ大統領が就任したフィリピンで、警官に殺された死者数が就任後の2カ月で1100人を超えた。無関係な人が殺される事件も起きており、裁判手続きを経ない「超法規的殺人」に国際社会の懸念が高まっている。

■大統領公言「麻薬犯罪者は殺せ」、少女巻き添えのケースも
 警察当局によると、7月1日から9月上旬までに警察が殺害した麻薬関連の死者は1105人に上る。「犯罪、麻薬、政治腐敗に6カ月以内で成果を出す」と掲げて6月30日に就任した新大統領が進める麻薬取り締まり作戦の結果だ。

 作戦では、行政の最小単位である地区の協力で麻薬関与が疑われる住民のリストを作り、警官が家を訪ねて質問する。明文化された規則はないが、訪問時に命に関わるような抵抗にあった場合、警官も攻撃できるとされている。ドゥテルテ氏は「麻薬犯罪者は殺せ」と公言しており、これが殺害が頻発する背景にある。

 リストは地域住民に公開されており、7月以降、全国で身の危険を感じた容疑者ら71万2848人が自首した。当局はこの結果、7月に強制的な捜査をした麻薬関連の犯罪件数が、昨年同月と比べて49%も減ったと説明している。

 一方、警察によると、麻薬関係…

●私は麻薬中毒者へはヒトラーになるし、イラクに侵攻した国に文句は言われたくない、比大統領
     アセアン ポータル 2016年9月30日
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、自国の次世代の若者を麻薬と破滅から救うためには自身がアドルフ・ヒトラーとなり麻薬密売人や中毒者を喜んで殺害する、と30日の会見の際に発表した。

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領はベトナムからフィリピンに帰国した際に故郷のダバオで実施した記者会見の際に「フィリピン国内で私の事をヒトラーと比較して論じる評論家などがいます。ヒトラーは300万人のユダヤ人を殺害したといわれていますが、私は国内から麻薬を根絶させるためには、喜んでヒトラーとなり国内の300万人にもわたる麻薬中毒者達を殺害します。ドイツからヒトラーが出現したように、フィリピンからも同様な者が出てくるのでしょう。私は早期にフィリピンを麻薬から救い、若い次世代の人々を守りたいのです。」との旨を述べた。

アメリカ政府やEU・国連などがドゥテルテ大統領の麻薬戦争を強く批判している事に対しては「私を強く批判する国々は、他国の人権侵害に繋がるイラクに侵攻した事は忘れたのか。大量破壊兵器が存在していたなどの薄っぺらい言い訳をして。彼らは偽善だ。」と逆に強く批判した。

●フィリピン大統領、自身をヒトラーになぞらえ「喜んで虐殺する」
       afp 2016年09月30日
 ドゥテルテ大統領はこの日、ベトナム訪問から帰国し地元ダバオ(Davao)で演説。「ヒトラーは300万人のユダヤ人を虐殺した。(フィリピンには)現在300万人の麻薬中毒者がいる。私は喜んで彼らを虐殺しよう」と語った。

 さらに「少なくともドイツにヒトラーが現れたのだから、フィリピンにも現れるだろう」と述べ、一旦間を置いた後、全ての犯罪者を犠牲にしても「わが国の問題を終わらせ、次の世代を破滅から救いたい」と続けた。

 ドゥテルテ大統領はまた、自分がジェノサイド(集団虐殺)の罪で国際法廷に引き出される恐れがあるとの見方を示した上で、フィリピンの法律には一切違反していないと主張し、「ばかげている」と一蹴。その上で、中東から拡大した移民危機に対する欧州連合(EU)や米国の無策ぶりを攻撃し「米国よ、EUよ、私のことを何と呼ぼうが構わない。だが私は、これまでもこれからも、お前たちのような偽善には陥らない」と述べた。

 ドゥテルテ氏は5月の大統領選で、10万人を殺害する前代未聞の「麻薬撲滅戦争」で社会にまん延する麻薬を一掃すると公約して圧勝。大統領就任から3か月で、国内では3000人以上が死亡している。

●ヒトラーと呼ばれたくない=虐殺したいのだ-比大統領報道官
         時事 2016/10/02
 【マニラAFP=時事】フィリピンのドゥテルテ大統領がナチス・ドイツ総統ヒトラーのホロコースト(ユダヤ人大虐殺)になぞらえ、麻薬犯罪者殺害に意欲を示した問題で、大統領報道官は1日、「発言がゆがめられている。大統領はヒトラーと呼ばれたいのではない。麻薬密売人300万人を虐殺したいと言ったのだ。次の世代やこの国を救うために」と釈明した。
 発言に対しては米独両政府やユダヤ人団体から批判が相次いだ。国連のディエン事務総長特別顧問(虐殺阻止担当)も声明を出し「差別や憎悪、暴力を激化させ、犯罪行為を奨励する発言が広まり、組織化されていけば、行き着く先は人道に対する罪だ。言葉を自制せよ」と警告した。

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