今朝のニュースを見て驚いた。「富士通 パソコン事業を中国レノボ・グループと統合へ最終調整」という。
うちの今のパソコンのうち4台は富士通の「FМV」シリーズだから、他人ごとではない。
富士通は国内のパソコンでは2位、というから気になる人も少なくないだうろ。
それに、全国の役所のほとんどに、何らかの形で富士通の機器やソフトが入っているはず。機器をはずす、ということは、いずれ将来はソフトも外れる可能性を否定することはできない。
NHK★≪かつて躍進を続けた日本メーカーのひとつがまた事業縮小に踏み切ります。関係者によりますと、パソコン事業を手がける富士通の子会社にレノボが株式の過半数を出資する形で両社が事業を統合する方向で最終調整を進めています。・・レノボは、2005年にアメリカのIBMのパソコン事業を買収したあと、2011年にはNECとも事業を統合し、世界最大手のパソコンメーカーに成長しました≫
日経★≪富士通は今年2月に非中核分野としてパソコン事業を分社しており、レノボに主導権を渡すことでIT(情報技術)サービス事業などに経営資源を集中する。・・新会社は当面、NECレノボとは別のグループとして経営する方針。FMVブランドのパソコン事業を継続し、徐々に企業やブランドの統合を検討していくとみられる。≫
産経ビズ★≪近年はスマートフォンやタブレット端末などの普及により、パソコンの市場は縮小している。このため、富士通は一時、東芝やVAIO(長野県安曇野市)とのパソコン事業統合を検討していたが、合意に至らなかった経緯がある。≫
ところで、今朝起きたとき、まず外に出て空を見た。満点のきれいな星空。血圧や体重などを測定、記録した後確認した気温は19.9度。
今朝もきれいな朝焼けを見つつ、台風一過のさわやかさも感じながらのノルディックウォークをしてきた。
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●富士通 PC事業を中国レノボ・グループと統合へ最終調整
NHK 10月5日 23時11分
大手電機メーカー「富士通」は、パソコン事業を中国のパソコンメーカー「レノボ・グループ」と統合する方向で最終調整を進めていることが明らかになりました。かつて躍進を続けた日本メーカーのひとつがまた事業縮小に踏み切ります。
関係者によりますと、パソコン事業を手がける富士通の子会社にレノボが株式の過半数を出資する形で両社が事業を統合する方向で最終調整を進めています。
富士通は、福島県伊達市と島根県出雲市に工場があり、「FMV」のブランドで主に国内向けに事業を手がけています。
一方、レノボは、2005年にアメリカのIBMのパソコン事業を買収したあと、2011年にはNECとも事業を統合し、世界最大手のパソコンメーカーに成長しました。
富士通とレノボによる今回の事業統合は、レノボやNECのブランドの事業とは切り離す形で行う方針で、開発や部品の調達、それに生産などを共同で行うことで収益力を強化する狙いがあるものと見られます。
また、富士通の国内の2つの工場については、事業統合後も維持する方向で検討を進める一方、FMVのブランドを維持するかどうかは、両社の間でさらに検討を進める方針です。
富士通のパソコン事業をめぐっては、スマートフォンやタブレット端末の普及を背景に事業の立て直しが課題となっていました。
富士通は一時、「東芝」との間で事業の統合について検討を進めていましたが、それを撤回し、中国メーカーと事業を統合することになり、かつて躍進を続けた日本メーカーのひとつがまたパソコン事業の縮小に踏み切ることになります。
●富士通、パソコン事業をレノボ傘下に 合弁事業で調整 月内合意めざす
日経 2016/10/5 23:36
富士通はパソコン事業を中国レノボ・グループの傘下に移す方針を固めた。合弁事業とし、レノボが過半を出資する方向で調整している。月内の合意をめざす。富士通は今年2月に非中核分野としてパソコン事業を分社しており、レノボに主導権を渡すことでIT(情報技術)サービス事業などに経営資源を集中する。
富士通グループでパソコンの企画・開発・製造を手がける部門を合弁会社に移管する。2000人程度が移る見通しだ。パソコン世界首位のレノボの規模を生かし、部品の調達や製造のコストを削減する。
「FMV」ブランドのパソコンを手がける富士通は、2015年度の出荷台数が400万台だった。出荷の大半を占める国内市場ではシェア2位で、1位のNECレノボ・グループを追っている。だがパソコン市場の縮小などで採算が悪化しており、15年度は「3ケタ億円の赤字」(富士通)だった。
富士通は東芝のパソコン事業やVAIO(長野県安曇野市)との統合も模索したが、合意に至らなかった。富士通首脳は「短期的に黒字にはできるが2~3年後の状況は不透明だ」とみて、他社との事業統合などの可能性を検討してきた。工場も含めて統合する案を提示したレノボを選んだ。
レノボは11年にNECと共同出資会社を設立し、NECのパソコン事業を統合した。共同出資会社傘下のNECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンの2社が国内を中心にパソコン事業を手がけている。NECの「ラヴィ」やレノボの「シンクパッド」などのブランドで展開している。
新会社は当面、NECレノボとは別のグループとして経営する方針。FMVブランドのパソコン事業を継続し、徐々に企業やブランドの統合を検討していくとみられる。
●富士通、レノボとパソコン事業統合へ ブランドや工場は存続
産経ビズ 2016.10.6 00:42
富士通がパソコン事業を世界最大手の中国、レノボ・グループと統合する方向で調整していることが5日、分かった。分社化したパソコン事業にレノボが過半を出資する方向で調整している。早ければ月内の合意を目指す考えで、富士通はレノボとの事業統合により競争力強化を目指す。
富士通が福島県伊達市と島根県出雲市に持つパソコンの生産拠点は、統合後も維持する方針。富士通は「FMV」のブランドで、主に国内向けのパソコン事業を手掛けていた。
ただ、近年はスマートフォンやタブレット端末などの普及により、パソコンの市場は縮小している。このため、富士通は一時、東芝やVAIO(長野県安曇野市)とのパソコン事業統合を検討していたが、合意に至らなかった経緯がある。
レノボは2005年に米IBMのパソコン事業を買収。11年にはNECとパソコンの合弁会社を設立し、同社のパソコン事業を統合した。NECの「ラヴィ」やレノボ「シンクパッド」などのブランドで、日本国内でも3割程度のシェアを持つ。レノボは富士通とパソコン事業を統合することで、さらに日本での足場を固める狙いとみられる。
◆東芝・富士通・VAIO、パソコン統合交渉白紙に
日経 2016/4/15
東芝、富士通両社のパソコン事業とソニーから独立したVAIO(バイオ、長野県安曇野市)を統合する交渉の合意が難しくなり、構想を白紙に戻す見通しとなった。統合後の成長戦略や拠点の統廃合などについて折り合いがつかなかった。パソコンは需要の減少などで経営環境が悪化しており、事業の採算が悪い東芝と富士通は戦略の練り直しを迫られる。
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