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てらまち・ねっと



 以前から言われていた「米ツイッター」の経営不振。本格的に「身売り」に動き出したという。それが、近いうちに入札を開始する、という。
 ニュースを見たら、買い取る可能性がある会社が、まるで「蓄積された個人のいろいろな情報」を人工知能に生かそう、そんな気配があってイヤな感じ。

 日経によれば、★≪最も関心を示しているのは米顧客情報管理(CRM)大手セールスフォース・ドットコム。狙いは3億人以上の投稿データ。セールスフォースはマーケティングの判断を支援する人工知能(AI)を使うサービスを始めており、「AIの進化にはデータは多ければ多いほどいい」≫

 それでもっと見てみた。
 zakzak★≪日本では高い人気のツイッターだが、米国などでは、写真共有サービスのインスタグラムなどと競争が激化し、利用者が伸び悩んでいる。買収には米IT大手グーグルや米娯楽・メディア大手のウォルト・ディズニー、米顧客情報管理大手セールスフォース・ドットコムなどが関心を示しているという。中国企業の名前も浮上していた。≫

 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版★≪一部のアナリストはグーグルがツイッターの買い手として最善ではないかと考えていた。ツイッターは2013年の新規株式公開(IPO)以降、経営陣の交代、製品の遅れ、戦略の混乱などが相次ぎ、世界のモバイル端末ユーザーを呼び込んで収入を生み出すことが難しくなっている。≫

 ・・ということで以下を記録した。
 なお、昨日の朝の気温は10.9度。夏以降一番の「寒さ」だった。今朝は、13度台、心地よくノルディックウォークしてきた。

●ツイッター 身売りへ、週内にも入札か 米紙報道/毎日 2016年10月6日
●ツイッター身売りにウォルト・ディズニーなどが争奪戦/zakzak 10.06
●ツイッター身売りへ、週内にも入札 グーグルなど関心/朝日 10月6日
●身売り観測の米ツイッター、株価急落 「買い手候補が消極的」/日経 10/7
●イッター、有力買い手候補は冷淡? 期待はがれて株価20%安/ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 10月7日
●ツイッター急落、一時19%安-グーグルは買収提案しないとの報道で/ブルームバーグ 10月7日
●ツイッターの身売りバブル崩壊 グーグルなど入札見送り報道で株価急落/フォーブス ジャパン 10月07日
●コラム:各社がツイッター買収に二の足を踏むわけ/ロイター 10月9日
●ツイッター、身売り混沌 買い手の意向見えず/日経 10/8

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●ツイッター 身売りへ、週内にも入札か 米紙報道
       毎日 2016年10月6日
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は5日、短文投稿サイト運営の米ツイッターが身売りに向け、週内にも入札を開始すると報じた。買収額は200億ドル(約2兆700億円)超となる見込みという。

●ツイッター身売りにウォルト・ディズニーなどが争奪戦
    zakzak 2016.10.06
 短文投稿サイトの米ツイッターが身売りに向け、週内にも入札を開始すると米紙ウォールストリート・ジャーナルが5日報じた。買収額は200億ドル(約2兆700億円)超となる見込み。

 日本では高い人気のツイッターだが、米国などでは、写真共有サービスのインスタグラムなどと競争が激化し、利用者が伸び悩んでいる。買収には米IT大手グーグルや米娯楽・メディア大手のウォルト・ディズニー、米顧客情報管理大手セールスフォース・ドットコムなどが関心を示しているという。中国企業の名前も浮上していた。

●ツイッター身売りへ、週内にも入札 グーグルなど関心
     朝日 2016年10月6日
 米ツイッター社の身売りに向けた入札が、今週中にも始まる見通しだと、複数の米メディアが5日伝えた。グーグルなどが関心を寄せているとされ、買収額は200億ドル(約2兆700億円)を超える可能性があるという。

 報道によると、グーグルの持ち株会社アルファベットのほか、ウォルト・ディズニーやマイクロソフトが買収に名乗りをあげる見込み。月内にも身売り交渉がまとまるという。

 ツイッターは世界で月3億人超の利用者がいるが、フェイスブックなどとの競争が激化し、業績が厳しくなっている。創業者のジャック・ドーシー氏が復帰して経営改革を進めているが、業績は上向いていない。(ニューヨーク=畑中徹)

●身売り観測の米ツイッター、株価急落 「買い手候補が消極的」
    日経 2016/10/7
 【シリコンバレー=兼松雄一郎】業績低迷で身売り観測が強まっていた米ツイッターの株価が6日、前日比2割安と急落した。IT(情報技術)分野に強い米メディアのリコードが、買い手候補が消極姿勢をみせていると報じたのがきっかけ。身売り手続きにはさらに時間がかかるとの見通しを米CNBCテレビも報じており、身売り計画が白紙に戻る可能性も意識されている。

 ツイッターの株価は身売り観測の報道が出始めた9月下旬から急激に上昇していた。5日にはロイター通信が身売りの交渉期限を10月27日に設定したと報じたことで、株価は一段高となった。ところがリコードの報道で、有力な買い手とみられていた米グーグルの持ち株会社アルファベットや米ウォルト・ディズニーなどが入札に参加しないとの観測が強まった。

 買い手候補のうち、米顧客情報管理(CRM)大手セールスフォース・ドットコムについては、マーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)が「あらゆる可能性を検討している」と語り、引き続き意欲をみせている。だがツイッターのジャック・ドーシーCEOが身売りにはまだ消極的と指摘されることもあり、ここにきて一気に期待がしぼみつつある。

 ツイッターの時価総額は約140億ドル(約1兆4500億円)。買収には2兆円近い金額が必要とみられている。

●イッター、有力買い手候補は冷淡? 期待はがれて株価20%安 ツイッターの株価は6日に20%余り下落した
     ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2016 年 10 月 7 日
 6日の米株式市場で、短文投稿サイト運営のツイッターが20%余り急落した。同社の買い手候補が、投資家が期待していたほど集まらない可能性が濃厚になってきたためだ。

 同社が身売りする可能性があると9月に報じられて以降、株価は着実に上昇してきた。だがこの日の終値は前日比5.00ドル(20.10%)安の19.87ドルと急落した。

 関係筋によると、アルファベット傘下のグーグルはツイッター買収は計画していないという。このニュースはIT情報サイト「リコード」が先に報じた。さらにこのサイトはウォルト・ディズニーも買収提案をしないとしている。ツイッターが身売りの意向を事実上表明後、グーグルとディズニーは セールスフォース・ドットコムと並んで買い手候補に名乗りを上げると考えられていた。

 グーグルが参戦しないことはツイッターにとってとりわけ打撃が大きい。他の買い手候補に比べはるかに多額の資金を保有しており、アルファベットの時価総額は5000億ドル(約51兆8900億円)を超えている。検索事業と広告事業で支配的な地位にあることから、一部のアナリストはグーグルがツイッターの買い手として最善ではないかと考えていた。

 ツイッターは2013年の新規株式公開(IPO)以降、経営陣の交代、製品の遅れ、戦略の混乱などが相次ぎ、世界のモバイル端末ユーザーを呼び込んで収入を生み出すことが難しくなっている。
株価はIPO後間もなく69ドルをつけたが、ユーザー数や売上高の伸びが鈍化したことから、当時の勢いはなくなっている。

 ツイッターの時価総額は6日の取引終了時点で約150億ドルだった。時価総額460億ドルのセールスフォースにとってはツイッター買収は大きな負担となる。セールスフォースがツイッター買収で合意すれば、同社史上最大の買収となり、これまでと全く異なる進路を進むことになる。

 セールスフォースのマーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)は5日、顧客向けイベント「ドリームフォース」で投資家と1時間ほど会談し、不安の払拭(ふっしょく)に努めた。同氏はツイッターの社名に言及せず「素晴らしいブランド」と呼んた。

 セールスフォースはさまざまな買収対象を検討するものの、実際に買収提案するケースはごくわずかだ。またCEOは、買収金額は規律ある金額とすることを約束している。

 その結果、投資家の懸念が和らいだことから、セールスフォースの株価は6日の取引で上昇し、終値は前日比2.84ドル(4.15%)高の71.26ドルと、ツイッター買収懸念に伴うこのところの下落分を一部取り戻した。

●ツイッター急落、一時19%安-グーグルは買収提案しないとの報道で
      ブルームバーグ 2016年10月7日
6日の米国株式市場でツイッターが急落。テクノロジー関連ニュースサイトRecode(リコード)が前日、米アルファベットのグーグルはツイッターの買収に関心がないと報じたことが手掛かり。

  ニューヨーク時間午前9時52分現在、ツイッターは20.84ドル。一時は前日比19%安の20.10ドルと、2015年4月以来の大幅安となった。
  リコードは事情に詳しい匿名関係者を引用し、グーグルはツイッターに買収案を提示する計画がないと伝えた。さらに、情報源を明示せずに、ウォルト・ディズニーやアップルもツイッターに買収案を提示する可能性は低いと報じた。
  グーグルの担当者は報道内容に関してコメントを避けた。ディズニーの担当者にはコメントを求めたが返答は得られていない。アップルは先週、ツイッター買収への関心を報じた報道内容についてコメントを避けている。

●ツイッターの身売りバブル崩壊 グーグルなど入札見送り報道で株価急落
     フォーブス ジャパン 2016年10月07日
身売り報道により上昇していた米ツイッター株が6日朝、一転して急落した。

ITニュースサイト「リコード(Recode)」は5日夜、これまでツイッター売却先の候補とされてきたグーグルとウォルト・ディズニーが入札を見送った他、アップルも消極的な姿勢を見せていると伝えた。

24.87ドルで同日の取引を終了していたツイッター株はこの報道を受け、時間外取引で17%下落、6日朝には21ドルを下回る水準で取引を開始した。

リコードの報道が事実ならば、高額売却先としてはセールスフォース・ドットコムが最有力かつ最後の候補となるのはほぼ確実だ(セールスフォースの株主は高額買収を不安視しているようだが)。

セールスフォースのマーク・ベニオフCEOは現在、この件に関し沈黙を続けているが、フォーブスが今夏に行ったインタビューでは、ツイッターの経営立て直しを実現する具体的なアイデアが自身にはあると豪語していた。

今後予想される熾烈な入札合戦に加え、今月27日に予定される四半期決算発表も、ツイッターの身売りに対する大きな試練となるだろう。
編集=遠藤宗生

●コラム:各社がツイッター買収に二の足を踏むわけ
      ロイター 2016年 10月 9日
[ニューヨーク 6日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 短文投稿サイトの米ツイッター(TWTR.N)が身売りの意向を示したことは、つぶやきの嵐を巻き起こした。送られたダイレクトメッセージにはこう記されている。「買い手企業にとって、時価総額150億ドル程度を支払うのは容易に納得できない」

ツイッターは月内に身売り交渉をまとめたい意向だ。米グーグルの持ち株会社アルファベット(GOOGL.O)や米娯楽大手ウォルト・ディズニー(DIS.N)、米アップル(AAPL.O)が当初は関心を示したとされるが、米有力IT(情報技術)ニュースサイト「リコード」によると、いずれも買収を提案しないことにした。

投資家は一喜一憂した。CNBCが身売り間近と伝えた9月23日、ツイッター株は数日間で35%も急騰。グーグルなどの買い手候補企業が相次ぎ撤退したと報じられた10月6日には20%も急落した。

米顧客管理ソフトのセールスフォース・ドット・コム(CRM.N)は、ツイッター買収の可能性が伝えられると急落したが、マーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)が買収に消極姿勢を示すと反発した。セールスフォースはキャッシュが乏しく、投資家は買収による財務の悪化を望んでいないのだろう。しかしどんな企業であれ、通常の財務分析を行えばツイッターを買収するのは道理に合わないことが分かる。

ツイッターは来年、2億7000万ドル程度の赤字を出すと見込まれている。ここに約1億ドルの金利を足し戻し、研究開発およびマーケティング費約17億ドルの半分を買い手企業が削減すると想定すると、営業利益は7億ドル近くとなる計算だ。モーニングスターによると、ツイッターの加重平均資本コストは約9%。これに匹敵する投資収益を生み出そうとすれば、税率をゼロと甘く見積もっても、77億ドル以上の買収額は支払えない。これは現在の時価総額の半分程度だ。

●ツイッター、身売り混沌 買い手の意向見えず
      日経 2016/10/8
 【シリコンバレー=兼松雄一郎】業績が低迷する米ツイッターの株価が乱高下している。身売り観測がくすぶり、米顧客情報管理(CRM)大手セールスフォース・ドットコムや米グーグルの持ち株会社アルファベットなど買い手候補の意向がはっきりしないからだ。各社とも一定の関心を示すが、一気に買収に動けない事情を抱えている。

 「買い手候補が消極姿勢を見せている」。IT(情報技術)分野に強い米メディアのリコードがこう報じたのをきっかけに、ツイッターの株価は6日(米国時間)に前日比で2割も急落した。5日にロイター通信が身売りの交渉期限を10月27日に設定したと報じ、株価が一段高となったのもつかの間だった。

 3億人以上いる利用者は1年以上伸び悩む。広告事業はグーグルや米フェイスブックに比べ顧客の中心は大企業で、営業力が弱い。最終赤字が続き、黒字化のめどが立たない閉塞感もあって、9月下旬に身売り観測報道が出始めた。

 ツイッターの時価総額は約140億ドル(約1兆4500億円)。最も関心を示しているのはセールスフォースだ。マーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)は「あらゆる可能性を検討している」と意欲をみせる。

 狙いは3億人以上の投稿データだ。セールスフォースはマーケティングの判断を支援する人工知能(AI)を使うサービスを始めており、「AIの進化にはデータは多ければ多いほどいい」
(ジム・サイナイ副社長)。

 だがツイッター買収に乗りだしたとの報道が出て、自らの株価が急落。投資家から不評であることから、二の足を踏むとの見方が強まっている。

 アルファベットには各国の独占禁止法の壁が立ちはだかる。ツイッターを買収すれば弱点のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)戦略を補完できるが、デジタル広告会社としてただでさえ高いシェアがさらに上がり、安易に動けないというわけだ。

 米ウォルト・ディズニーと米マイクロソフト(MS)も候補とみられている。テレビ事業の成長が鈍っているディズニーにとって、ツイッターはネット配信の大きな経路として魅力的だが、買収費用に見合う相乗効果を出すのは難しそうだ。MSは米ビジネス向け交流サイト大手リンクトインの買収手続き中。ツイッターが加わって規制当局の承認手続きが複雑になるのは避けたい。

 くしくもツイッター株が急落した6日、ライバルの写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップ(カリフォルニア州)が近く上場申請するとの報道があった。上場時の株式時価総額は250億ドルとなる見通しだ。

 ツイッターのジャック・ドーシーCEOは身売りにはまだ消極的とされるが、SNSは新旧勢力が激しく交代する世界であることを象徴する一日となった。

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