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てらまち・ねっと



 支持率低下で自ら「アベノタメノ解散」に出たけれど、もう少しで政権交代かという状況に発展、ところが野党がまとまらず、の選挙結果。「自公圧勝」と宣伝されているけれど、構図は今に始まったことでもない。
 だから、そんなに驚くことでもない。
 日経は端的にまとめている。 ★≪自公両党が衆院選で3分の2以上の議席を得るのは、政権交代前の2012年12月と14年12月に続き3回連続。衆院で3分の2以上の議席があれば参院で否決された法案を衆院で再可決できる≫

 悔しいけど、基本的には変わらない。それ以上に違うのは、構造は安倍一強だけど、国民の安倍不信は高まるばかり。政権は長続きはしないと思う。

 自民党内の声。 ★≪毎日/小泉氏「安倍政権への国民の飽きを感じた」/加計学園の問題を含めてまだまだ不信感をもっている方が全国で相当いる、というのを街頭演説で感じた」≫
 ★≪朝日/国難突破「私ならつけない。世代の違い」/・・・(略)・・・小選挙区制の中で、もしも1対1のガチンコ勝負になった場合、いつだっておそらく次の選挙だって自民党は負けうる≫

 なお、台風の影響については、時事の予測報道があった。(⇒組織が無いところは厳しい。その意味では自民や公明には絶好の台風だった)
 1/3は無党派層、と言われる中で、その支持がどこに行ったかは興味深いところ。
 共同と時事が調べていた。(⇒立憲民主/私もそうした)

 ともかく、今回の野党再編で、一番良かったのは、野党第一党から自民的な政治家が抜けたこと。民進党系で無所属で出た人の相当数が野党第一党との立憲民主に合流、参議院も合流、そんな流れしっかりした野党第一党ができることを期待する。
 今日は次を記録。

●自民圧勝、与党再び3分の2 「安倍1強」野党崩せず/日経 2017/10/22 22:25

●無党派、立憲が取り込む=未成年は保守志向-出口調査/時事 10/22-23:31
●共同出口調査 無党派層は立憲民主党支持が最大/産経 10.23 02:04

●民進、希望と合流見直し 前原氏、代表解任論も/共同 10/23 01:25
●立憲民主、野党第1党で攻勢へ 枝野氏、政策一致で連携/共同 10/23 02:47

●衆院選:自民・小泉氏「安倍政権への国民の飽きを感じた」/毎日 10月22日 21時13分
●小泉進次郎氏、安倍政権に「国民、飽きてきている」/朝日 10月22日 21時36分
●小泉進次郎氏、国難突破「私ならつけない。世代の違い」/朝日 10月22日 21時18分

●衆院選、与党が3分の2超える議席獲得:識者はこうみる/ロイター 10月22日 21:34

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●自民圧勝、与党再び3分の2 「安倍1強」野党崩せず
      日経 2017/10/22 22:25
 第48回衆院選は22日投票、一部を除き即日開票された。安倍政権の継続を掲げた自民党が単独で280超の議席を得て圧勝した。連立を組む公明党と合わせ、安倍晋三首相(自民党総裁)の第4次政権は、憲法改正の国会発議に必要な3分の2の310議席を上回った。立憲民主党は躍進し野党第1党となったが、苦戦した希望の党が公示前議席を下回り「安倍1強」の状況は崩せなかった。

 自公両党が衆院選で3分の2以上の議席を得るのは、政権交代前の2012年12月と14年12月に続き3回連続。衆院で3分の2以上の議席があれば参院で否決された法案を衆院で再可決できる。

●無党派、立憲が取り込む=未成年は保守志向-出口調査【17衆院選】
     時事 2017/10/22-23:31
 時事通信が22日に実施した衆院選の出口調査によると、無党派層の比例代表での投票先で、最も支持を集めたのは立憲民主党の28.0%だった。無党派層を受け止めたことが躍進の背景にあることが裏付けられた。希望の党は19.6%で3位。民進党から分裂した2新党が無党派層の半分近くの受け皿となった。ただ、両党に票が分散したことで、与党が選挙戦を優位に進める要因となった。

 出口調査で「支持する政党はない」と答えた無党派層は、全体の30.5%を占めた。自民党は立憲に次ぐ2位で22.7%。前回2014年衆院選の23.0%からほぼ横ばいだった。公明党も前回並みの6.5%だった。
 安倍政権に対する批判票が立憲と希望に集まったことで、日本維新の会は8.8%で4位、共産党は7.9%で5位と、いずれも一桁台の支持にとどまった。

 一方、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ初めての政権選択選挙となった今回、「18、19歳」の比例代表での投票先は、自民が46.1%でトップ。公明が8.4%で4位になった。昨年の参院選に続き、与党で過半数を占める結果となり、未成年の保守的傾向が改めて示された。
 希望は16.6%で2位、立憲は12.7%で3位だった。 

●共同出口調査 無党派層は立憲民主党支持が最大
     産経 2017.10.23 02:04
 共同通信社は22日、全国の投票所で投票した候補者や政党を有権者に質問する出口調査を実施した。全回答者の中で「支持政党なし」と答えた無党派の割合は18.8%で、このうち比例代表で立憲民主党に投票したと回答した人は30.9%に達し、2位の自民党(21.1%)を抑えてトップとなった。平成26年12月の衆院選当時の前回調査で1位だった旧維新の党(21.7%)も上回った。

 前回も21.1%で2位だった自民は、今回も無党派の支持を手堅く取り込んだ形だ。3位は希望の党で17.9%。4位の共産党は9.8%で、前回(17.7%)から大幅に後退した。5位は日本維新の会で8.5%。これに公明党6.2%(前回7.4%)、社民党2.1%(同3.2%)、日本のこころ0.1%が続いた。

 対決した3極を比較すると、トップは「立憲民主、共産、社民3党」の42.8%で、連立与党の「自民、公明両党」(27.3%)を引き離した。「希望、維新」は26.4%にとどまった。

●民進、希望と合流見直し 前原氏、代表解任論も
        共同 2017/10/23 01:25
テレビ局のインタビューに臨む民進党の前原代表=22日午後10時11分、東京・永田町の党本部
 民進党の前原誠司代表は23日未明、党本部で記者会見し、希望の党(代表・小池百合子東京都知事)の衆院選での伸び悩みを踏まえ、合流方針を見直す考えを示した。合流を巡っては、民進に残留している参院議員を中心に否定的な意見が多い。前原氏の代表解任論も浮上しており、合流方針を決めた前原氏の責任を問う声が強まりそうだ。

 前原氏は会見で、合流に関し「選挙結果が出たので、希望を中心に大きな固まりをつくるのは、いったん見直さないといけない。どういう形が一番良いか、いろいろな人の話を聞きながら、方向性を定めていきたい」と述べ、参院議員らと協議する意向を示した。

●立憲民主、野党第1党で攻勢へ 枝野氏、政策一致で連携
      共同 2017/10/23 02:47
 立憲民主党は公示前の16議席から大きく議席を伸ばし、野党第1党に躍進した。安全保障関連法を前提とした憲法9条改正反対や経済政策の転換を求め安倍政権に攻勢を強める構えだ。枝野幸男代表は22日のラジオ番組で、民進系無所属議員らを念頭に「政策が一致する方とは、いろいろな形で協力、連携することはある」と述べた。

 同じく新党の希望の党に失速感がある中、政権批判票の受け皿として野党のリーダー格の存在感を示した格好。今後、岡田克也元民進党代表ら民進系の無所属議員との統一会派結成などを模索し、政権と対抗する勢力との連携を図っていく意向だ。

●衆院選:自民・小泉氏「安倍政権への国民の飽きを感じた」
      毎日 2017年10月22日 21時13分
 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は22日、NHKの番組に出演し、「おごり、ゆるみだけではなくて、(国民の安倍政権に対する)飽きを感じた。だんだん飽きてきている。加計学園の問題を含めてまだまだ不信感をもっている方が全国で相当いる、というのを街頭演説で感じた」と話した。

●小泉進次郎氏、安倍政権に「国民、飽きてきている」
     朝日 2017年10月22日21時36分
 自民党の小泉進次郎・筆頭副幹事長は22日夜、NHKの番組で、選挙戦を通じて感じた国民の安倍政権に対する見方について、「奢(おご)り、緩みだけでなくて、飽きだ。だんだん飽きてきている」と指摘した。

 また、「加計学園の問題に対して、不信感を持っている方が相当全国にいる」と述べた。安倍晋三首相は選挙期間中の街頭演説で加計問題について説明しておらず、小泉氏は説明を尽くすよう求めていた。

●小泉進次郎氏、国難突破「私ならつけない。世代の違い」
     朝日 2017年10月22日21時18分
 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は22日のテレビ東京の番組で、安倍晋三首相が今回の衆院解散を「国難突破」と名付けたことについて、「ネーミングについてはそれぞれのセンスがある。私だったら付けないなと思う。センスは人それぞれ。いい悪いじゃない。世代の違いもあると思う」と述べた。
・・・(略)・・・小選挙区制の中で、もしも1対1のガチンコ勝負になった場合、いつだっておそらく次の選挙だって自民党は負けうる。

●衆院選、与党が3分の2超える議席獲得:識者はこうみる
  ロイター 2017年10月22日 21:34・・・(略)・・・市場関係者のコメントは以下の通り。
●野党分裂で安倍批判票が分散 <東京大学大学院総合文化研究科 教授 内山融氏> ・・・(略)・・・、財政を健全化して金融緩和も終了させていくというのが、今の安倍政権の姿勢から見えてこない。そこが懸念される。
 憲法改正については、維新の会や希望の党も積極的なので、国会の中では改正の手続きが進む可能性が高い。だが、国民投票というのはリスクが高い。イギリスのEU離脱の時がそうだったが、国民投票をすると、国民が分断されてしまう。仮に国民投票で憲法改正が通ったとしても通らなかったとしても、それが日本国民の中に大きな亀裂を残してしまう。これが大きな懸念だ。

●来年の国会での憲法改正発議、大きな政策課題 <SMBC日興証券 金融財政アナリスト 末澤豪謙氏>・・・(略)・・・短期的には株高、円安要因になりそうだが、来年を展望すると、憲法改正が主要課題になると、海外投資家から不安感が出てくることもあり得る。

●予想通りで「賞味期限」短い、市場の目は海外へ <三菱東京UFJ銀行 チーフアナリスト 内田稔氏>・・・(略)・・・アベノミクス継続だけでは材料としての持続性に乏しく、株高基調が続いたとしても米感謝祭シーズンを控えた11月中旬までとみている。

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