毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 参院選の投票が済んで、政治は次へ動き出す。安倍内閣不支持率を高めるのが当面の目標。
 いずれにしても、今回の選挙に最大の影響を与えた人物は小池・前原、そう言う認定で異論を唱える人はいないだろう。

 今日は、まず、総括の中からいくつか記録。
 自民党幹部は"最大の功労者"は小池・前原、と(NEWSポストセブン)。
 日刊ゲンダイには、「安倍首相に劣らぬ独裁的な正体を露呈」とも。

●自公圧勝の功労者は小池知事?憲法改正が本格始動?/テレ朝 2017/10/23 21:02
●自民党幹部「最大の功労者は小池・前原、自民に迎えたい」/NEWSポストセブン 2017年10月23日 16:00
●衆院選「希望」大敗で終演した小池劇場を待ち受けるドツボ/東スポ 2017年10月23日 17時00分

●「これじゃ都庁はブラック企業だよ」選挙前から噴出した小池都知事への不満を職員が証言/ニコニコニュース 2017/10/23 11:00 週プレNEWS
●東京でも死屍累々…完全に終わった小池都知事の政治生命/日刊ゲンダイ 2017年10月23日

人気ブログランキング = 今、2位
人気ブログランキング参加中。気に入っていただけたら ↓1日1回クリックを↓
 ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
 ★パソコンは こちらをクリックしてください →→←←このワン・クリックだけで10点

●自公圧勝の功労者は小池知事?憲法改正が本格始動?
      テレ朝 2017/10/23 21:02
 22日に行われた衆議院選挙は、自民・公明の与党で310議席を超える圧勝となりました。しかし、思い返してみると7月の東京都議選では、小池旋風が吹き荒れて自民党は劣勢に立たされていました。この3カ月で一体、何が起こったのでしょうか。
・・・(略)・・・
 民進党の前原代表、立憲民主党の枝野代表らは23日午前、民進党の支持母体だった連合を相次いで訪れ、再び支援を要請しました。
 民進党・前原誠司代表:「(野党は)大きな塊として残った方がいいんじゃないかと。選挙前は希望の党への合流という意味での大きな塊でしたが、選挙の結果を受けていったん、それを見直して」

 立憲民主党・枝野幸男代表:「(Q.前原さんは大きな塊と言っていたが?)他党のことについてはコメントしません」「まずは我々として今回、例えば立憲民主党に入党されて無所属で戦われた方もいますので、そういった方と個別に一緒にやられますかというようなことの話はしています」

 一方、小池代表の不人気をぼやく声も…。希望の党側からは「これから離党者が続出するのではないか」「希望の党はいずれ空中分解する」などと悲観論が上がっています。

●自民党幹部「最大の功労者は小池・前原、自民に迎えたい」
     NEWSポストセブン 2017年10月23日 16:00 ※週刊ポスト2017年11月3日号
 自民党が事前の予想を覆し大勝した今回の解散総選挙。自民党から見ると、“最大の功労者”は小池百合子・希望の党代表と前原誠司・民進党代表だろう。自民党幹部はこう言ってはばからない。

「小池と前原には足を向けて寝られない。負け戦を勝つことができただけではない。最大野党の民進党を解体して野党連合を破壊し、再び自民党長期政権の道筋をつけてくれた。立憲民主がいくら議席を増やしても、左派政党は国民の広い支持を集めることはできないから恐くない。功労者の小池と前原の2人なら喜んで自民党に迎え入れてもいい」

 小池、前原両氏の自民党入りとなれば、国民は今後、新党や政界再編に一切希望が持てなくなるという自民党にとって好都合な“追加効果”もある。

 この四半世紀、政界では新党が次々に登場しては消え、政治家の離合集散が相次ぎ、安定とはほど遠い状況だった。だが、そこには曲がりなりにも、時の政権が国の舵取りを誤り、あるいは国民を裏切れば有権者の一票でNOを突きつけ、交代させることができる選挙の緊張があった。

 しかし、今回の総選挙前に国民が期待した政治の変化への「希望」は、選挙中「失望」へと変わり、そして選挙後に姿を現わすのは、もはや主権者の選択も政権への歯止めもきかない「絶望」の政治である。

 この総選挙で日本の政治は間違いなく「リセット」され、四半世紀前に戻った。その立役者が、55年体制(注)を崩壊させた1993年総選挙で衆院初当選した小池、前原両氏だったというのは皮肉としか言いようがない。
【注:自民党とその半数の議席しかない社会党の2大政党中心の政治体制】

●衆院選「希望」大敗で終演した小池劇場を待ち受けるドツボ
      東スポ 2017年10月23日 17時00分
 衆院選で安倍政権打倒を掲げ、公示前には台風の目となった小池百合子東京都知事(65)率いる希望の党(公示前議席57)は235人を擁立したが、49人しか当選者が出ない惨敗を喫した(23日午前4時現在)。野党第1党にもなれず。戦犯となった小池代表は滞在先のフランス・パリで頭を下げたが“小池劇場”は終演し、政治生命すらも風前のともしびとなりそうだ。

「安倍政権の対立軸として、立憲民主党の方に受け皿を奪われた」とうなだれたのは小池氏側近の若狭勝氏(60)。小池氏の地盤を引き継いだ東京10区で、自民党はおろか立民の候補の後塵を拝し、比例復活もできずに“リセット”され、希望惨敗の象徴となった。

 小池氏は希望を立ち上げ、民進党を事実上解党させることで、同党を支援する労組・連合の組織と100億円以上と言われる党資金を奪い取る作戦は絶妙かに見えたが「排除」のワードが反感を買い、失速。挽回のチャンスとして残された小池氏自身の出馬もなく、周囲を失望させた。

 小池氏はこの日「出馬については当初からノーと言っていた」と繰り返したが、希望関係者は「小池氏は最後まで東京1区、もしくは東京比例ブロックから出馬の可能性を探っていたが、公示直前の情勢調査でお膝元の東京でほぼ全敗に近い数字が出て、選挙自体に“絶望”した」と話す。政権交代を掲げる党代表が不出馬では批判の逆風しか吹かなかった。

 選挙中、一部候補者が小池カラーである緑色のタスキを赤色に変えたり、希望の党名を口に出さないなど希望・小池隠しに走れば、公然と小池氏を批判し“疫病神”呼ばわりする者まで出た。

 分裂は不可避で「当選した候補者のほとんどは民進党出身者で、小池氏に近い議員は数えるほど。小池氏の求心力がゼロとなった今、半数近くは離党するとみられています」(永田町関係者)。

 また国替えを余儀なくされた新人候補者は「ハッキリ言って小池氏にだまされた。国替えするに当たって、比例上位で優遇すると言われたのにほごにされた。どうしてくれるのか」と吐き捨てた。党に“上納金”を支払いながらも公認を直前に取り消された者も。カネを巡ってのいざこざも既に起きており、訴訟ざたにもなりかねない。

 投開票日の前日、小池氏は台風が首都に迫る中、地球温暖化対策の会合出席のため、フランスへ旅立った。自民党の川松真一朗都議(36)はツイッターで「台風接近が分かっていながら小池知事のパリ出張強行は妥当か」と批判した。都政関係者は「もし出張をドタキャンしていれば、今度は選挙のためと批判されたでしょう。もう“小池”どころかドツボにはまっている」と話す。

 都議会では小池与党・都民ファーストの会が第1党だが、盤石ではなくなっている。衆院選の惨敗で、音喜多駿都議(34)らの離反に続く動きも出てくる。公明党との関係も既に亀裂が入っている。

 前出の希望関係者はこう嘆く。「2年後の参院選でまた国政とでも言いだせばプレ五輪の真っ最中で、『いい加減にしろ』とサジを投げられるだけ。小池氏や都民ファの都議のスキャンダル探しも始まっていて、熱狂から覚めた都民が署名を集め、リコールの住民投票になってもおかしくない。もはや知事職を1期務め上げられれば御の字でしょう」

 都知事選で小池氏は「ジャンヌ・ダルクになってくださいと言われる。ただ、あれは最後、火あぶりになる」と話していたが、その通りの現実が待ち受けることになりそうだ。(本紙取材班)

●「これじゃ都庁はブラック企業だよ」選挙前から噴出した小池都知事への不満を職員が証言
     ニコニコニュース 2017/10/23(月)11:00 週プレNEWS
「これじゃ都庁はブラック企業だよ」選挙前から噴出した小池都知事への不満を職員が証言
総選挙が終わっても、小池都知事への逆風はやみそうにない。
「希望の党」代表就任をめぐるゴタゴタの割を食った都庁職員たちから、批判が噴出しているのだという―。

■「これじゃ都庁はブラック企業だよ」
小池都知事への逆風が止まらないーー。深刻なのは、総選挙のゴタゴタを経て、有権者の都民だけでなく、身内である都庁や都民ファーストの会内部からも不満の声が噴出しているという点だ。

とはいえ、総選挙以前の段階で、すでに都庁内の風向きは変わり始めていた。

『都政新報』という都政専門紙がある。今年で創刊67年。都庁職員にもおなじみだが、同紙が8月15日付で「小池知事1年目の仕事ぶり」に対する評価を職員にアンケートしたところ、100点満点中46.6点という低評価が下ったのだ。都庁の都市整備局スタッフが苦笑する。

『都政新報』の恒例企画なんですが、石原(慎太郎)さんの1期目は71.1点、あの舛添(要一)さんでさえ、63.3点だったんです。いかに都庁職員の間で小池知事の評判が悪いか、おわかりいただけると思います」

その不人気ぶりは、総選挙が近づくにつれて加速したと、同スタッフはふり返る。

「例えば、都市整備局だと、喫緊の課題となっているのはオリンピック道路の整備。特に築地市場跡を通る予定の環状2号線の建設は待ったなしの状況で、9月から10月の都議会定例会でどこまで進展するかがポイントでした。そのため9月以降、知事に打ち合わせをしたいと再三お願いしてきたのですが、公務過密を理由に後回しにされてばかり。今思えば、希望の党立ち上げの最終調整に奔走されていた時期だったんでしょうね」

そんな都知事の“都政放置”ともいえる傾向は、エスカレートの一途をたどった。

象徴的なシーンが、10月12日の第1回築地再開発検討会議だった。豊洲移転後の築地再開発プランを論議する重要な会議だが、その初会合を小池知事は冒頭に7分間、挨拶をしただけでそそくさと退席、周囲を呆れさせた。退席の理由は、希望の党代表としてJR川崎駅前で街頭演説を行なうため、というものだった。都庁・市場問題プロジェクトチームスタッフがこうこぼす。

「元々、現場の声の吸い上げには不熱心な知事でした。ところが総選挙になると、それがさらに強まった。日々のスケジュールが希望の党代表としての活動で埋められ、知事本人がぶち上げた『豊洲・築地の並行利用プラン』についても、意見を一切聞けない状況でした。

その結果、職員はあらゆるケースに備えて何通りもの対応策を準備せねばならず、仕事量が激増しました。残業も連日で、職員からは『これじゃ都庁はブラック企業だよ…』という悲鳴まで上がっているほどです」

◆「小池降ろし」が吹き荒れるのは時間の問題!? 『週刊プレイボーイ』45号(10月23日発売)「都庁の『小池降ろし勢力』が爆発寸前!」にてお読みいただけます。

●東京でも死屍累々…完全に終わった小池都知事の政治生命
     日刊ゲンダイ 2017年10月23日
「私の驕りもあった」――。出張先のパリからテレビ各局の選挙特番に出演した希望の党代表の小池百合子都知事は疲れ切った表情で目はうつろ。「日本をリセットする」と宣言した結党時の高揚感は見る影もなく、もはや彼女の政治生命は終わったも同然だ。

■有権者にもハッキリ露呈した排除の独裁者の正体
 わずか1カ月前。メディアは新党結成を電撃発表した小池知事の話題で持ちきりだった。衆院選に出るのか、後任知事は誰か。あえて自身の出馬を曖昧にしたことで報道は過熱。周囲に「電波ジャックね」と笑みを浮かべ、希望から九州比例単独で出馬した中山成彬氏には「選挙はテレビがやってくれるのよ」と軽口を叩いていたという。

 揚げ句に「カネと組織」をぶら下げて野党第1党の民進党が合流。女性初の総理の目が見えてきた先月29日、得意絶頂の時に飛び出したのが、例の「排除」発言である。この日の会見で排除発言を引き出す質問をしたジャーナリストの横田一氏はこう言う。

「いつも厳しい質問で困らせるためか、小池知事は私が会見で挙手しても絶対に当てず、囲み取材で質問してもプイと横向き、知らんぷりの連続でした。会見で指名されたのは、あの日で実に半年ぶり。小池知事は“天敵”にも余裕の態度を示し、度量の広さを見せつけたかったのかも知れませんが、その発想自体が『驕り』の表れ。結果的に彼女は本性をさらけ出してしまった」

 民進出身のリベラル派を「排除いたします」と宣言し、にっこり満面の笑み。手玉に取ったつもりでいたメディアにその姿を繰り返され、風向きは一変した。安倍首相に劣らぬ独裁的な「ヤバい女」という正体を露呈し、小池知事が選挙戦の前面に立つほど票を失う悪循環で、そもそも薄っぺらな“仮面野党”は大失速。皮肉なことに野党第1党の座を、排除したリベラル派による立憲民主に明け渡し、お膝元の東京でさえ死屍累々で、小選挙区で勝ったのは長島昭久氏のみ。小池知事の地盤を引き継いだ若狭勝氏は比例復活すらかなわぬ惨敗で、小池知事の“神通力”の消滅を象徴した。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )