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てらまち・ねっと



 スマホは使っていない。使っているのは旧来の携帯電話。もちろん、タブレットやノートパソコンは使っているけど・・・
 そんなところに、先日、★≪日本人の貧困化はスマホが原因?ネットのために食費を削る現代人≫(プレジデント 7月27日)。
 
 興味深いタイトルなので読んでみた。
 通信費割合と、携帯やパソコンの普及率が連動しているグラフもあった。
 実際、自分を顧みると車の維持費と通信費は年間で相当な額になる。購入の初期費用を年割して加算すれば「知りたくない」ような額だろう。
 その記事には★≪「費を切り詰め急場をしのぐことで、エンゲル係数は3%分低下したことになる」とある。皮肉な話。食費を切り詰めることで通信費を賄うことが、エンゲル係数をさげた≫という。なるほど。

 とはいえ、しばらくすると ★≪それが落ち着いてからエンゲル係数が上昇する≫ という。
では、その見解の結論は・・・それはリンク先をみてほしい。

 ここまで感じてから、改めて日本の関連情報を見て、抜粋しておく。通信費と貧困との関連は、いっそう深くなりそう。

 なお、昨夜の気温は30度、今朝は26度。昨日8月1日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数4,454 訪問者数1,480」。

●子どもの貧困は外見では見分けられない スマホや100均がもたらす変化/AERA 2016.6.28 
●クラウドファンディングトップ › 社会にいいこと › 子ども・教育 › 全国初!貧困家庭の子どもへ良質な映像授業を無料で配信/プロジェクト成立 2018年11月15日
●1日の生活費は「677円」と判明、いまどき女子大生の貧困リアル事情/週刊女性PRIME 2019/04/18

●FB仮想通貨、途上国の貧困層も視野に 課題は情報漏洩/朝日 2019年6月18日 

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●日本人の貧困化はスマホが原因?ネットのために食費を削る現代人
         プレジデントオンライン 2019年7月27日 ライブドアニュース
日本人の貧困化は「携帯電話の普及などが影響している」と統計データ分析家
情報通信機器の発達にともない、それに要する費用が膨らんでいったそう
エンゲル係数は貧しいほど上がるが、食費を削りむしろ下がっていたという
ケータイ代のため食費削る「現代病」の闇

家計の消費支出に占める食費の割合を「エンゲル係数」という。エンゲル係数は豊かになるほど下がり、貧しくなるほど上がるという法則がある。ところが日本では2005年の22.9%が最も低く、それ以降、急上昇し、直近の2018年は25.7%となっている。日本は最近急に貧しくなっているのだろうか

・・・(略)・・・
■ネット、携帯電話のために食費をどんどん削る日本人
いったいこの時期に何が起こったのであろうか。

じつは、この時期は、ネット社会への転換をもたらした情報通信革命が家計に大きな影響を与えた時期なのである。参考図にパソコン・携帯電話の普及率推移、家計における通信費割合の推移を掲げておいた。

1990年代後半から2000年代前半にかけての時期は情報通信機器が家庭に急速に浸透し、家計支出に占める通信費割合が2%から4%へと一気に2倍となったという非常に大きな変化が生じたのである。通信費などはその後もじりじり上昇しているが、なお4%台を継続しており、一時期ほどの上昇スピードではない。

この時期、生活が苦しくなっていたにもかかわらず、それまではゼロであったパソコン、インターネット、携帯電話といった新しい情報通信技術に要する経費が急に膨らんだため、食費を必要以上に切り詰めざるをえず、その結果、エンゲル係数はむしろ下がっていたと考えられる。

例えば、ある世帯の収入は月30万円で、支出額も同じだとする。総支出のうち、食費は月7万円。よって、エンゲル係数は7÷30=0.23(23%)となる。この家庭においてインターネットやスマートフォンなどを導入することになり、新規支出が2万円かかるようになった。家計を赤字にしないために、他の費目からなんとか2万円を捻出しようと、家族の小遣いを計1万円分減額するとともに、牛肉を豚肉に代えるなど節約して<font style="background:#ffffcc">食費を1万円減らして月6万円にした。すると、6÷30=0.2(20%)。食費を切り詰め急場をしのぐことで、エンゲル係数は3%分低下したことになるのだ。


・・・(略)・・・■エンゲル係数の上昇は日本だけの特異な事情ではない
・・・(略)・・・■IT革命が定着し、世界各国のエンゲル係数も反転上昇

・・・(略)・・・
要するに、日本と同様に情報通信革命が大きく進行した時期にエンゲル係数が下方シフトし、それが落ち着いてからエンゲル係数が上昇するというのが、おおむね先進国共通の動きだと理解できるのだ。・・・(以下、略)・・・

●「貧困は自己責任」と断じる人の浅すぎる思慮 困難を抱える背景は1つでなく複数の事情だ
            東洋経済オンライン 2018/09/02 印南 敦史 : 作家、書評家
・・・(略)・・・そういう人たちの心ない言動が「働かなければ学べないから懸命に働いている」子、あるいはその親の足を引っ張っていると感じずにはいられない。

先に触れた「なにが貧困だ。スマホを持っているじゃないか」という意見がそのいい例だ。事実、著者も「相対的貧困の実態を伝える際に、インターネットなどで決まって批判の的になるのが、スマートフォンだ」と主張している。貧困家庭の子どもがスマートフォンを持っていると、

「スマホなんて贅沢だ」
「スマホを持っているなら貧困ではない」

というような批判が出るというわけだ。しかし、スマホを持っているから貧困ではないなどという単純な問題ではなく、「スマホがないと生活が成り立たない」という現実があるのだ。たとえば次に紹介するのは、母親、弟、妹と暮らす高校生の話である。

→次ページスマートフォンは欠かせない存在・・・(以下、略)・・・


●子どもの貧困は外見では見分けられない スマホや100均がもたらす変化
       AERA 2016.6.28 11:30 大西桃子 
 6人に1人の子どもが貧困と言われても、実感がわかない。それもそのはず。「貧しい子どもの姿」を日常生活で見ない。ファストファッションやファストフードで見た目は変わらない。

「この前、お母さんとしまむらで服買ったの。一緒に着られる服もあるし、たまに連れていってもらうんだ」

「土日は、友達とマックでおしゃべり。100円でドリンクもハンバーガーも買えるからお小遣い少なくても行ける」

「親が夜勤でいなくても、カップ麺があるから大丈夫」

 非正規雇用で働くシングルマザーの家庭の中学生たちは口々にそう言う。彼ら彼女ら自身も、家が決して裕福ではないということをわかってはいるが、「貧乏っていうほどじゃないと思う」と言う。ある中学3年生の女子は笑いながら話す。

「塾には行かせてもらえないし、進路も公立高校しかダメって言われてる。私立の滑り止めを受けられる子は羨ましいと思うけど、そんな子は他にもいるし」

●LINEで日程調整
 5年前から子どもの貧困問題に関わり、学習支援のほか居場所支援・生活相談・就労支援など幅広く活動を広げてきたNPO法人PIECESの理事、荒井佑介さん(26)はこう話す。

「今の子どもたちは、経済的に恵まれていない家庭でもファストファッションでおしゃれをすることができたり、スマホも親が遅くまで働く母子家庭などでは連絡ツールとして必須だったりして、見た目には普通の子たちと変わりません」

 最近では、スマホは中学生になると学校生活を普通に過ごすための必須アイテムにもなりつつある。都内で中1の長女と小5の長男を育てるシングルマザーの女性(34)も、長女にスマホを持たせている。

 本来は、長女が高校生になってアルバイトができるようになったら自分で買ってもらおうと思っていた。だが、部活の練習や試合のスケジュール確認のほか、文化祭などのイベント準備でクラスの出し物を決めたり、休日に集まったりするのにも、「LINEは中学生に必須」ということがわかった。

「うちの子だけ持たせずに仲間に入れなかったら……と考えて、持たせることにしました」

●クラウドファンディングトップ › 社会にいいこと › 子ども・教育 › 全国初!貧困家庭の子どもへ良質な映像授業を無料で配信します!
          プロジェクトが成立しました!このプロジェクトは 2018年11月15日(木)23:00 に成立しました
・・・(略)・・・
塾に通えない全国の子ども達に学習・進学の支援をしています。
・・・(略)・・・
スマホ所有率が高い貧困家庭の子ども達。どこでも、無料で受けられる映像授業を届けます。

子ども達が置かれている環境について知ったとき、若い頃に自分も貧困家庭で過ごしながら、何度も挫折しそうになって、その都度、親切な方々に助けられた事を思い出しました。

「まだ、助けていただいた方々のご恩に報いていなかった・・」「この恩を次の世代へ繋ぐために、今度は私が貧困家庭で暮らす子ども達を支援しなければ・・」こう思うと、居ても立ってもいられなくなり、CAMELを立ち上げました。

団体立ち上げ後、貧困家庭の子ども達にどのやったら教育を届けていけるか調べているうちに、貧困家庭の子どものスマホ所有率は意外に高く、夜遅くまで働くお母さんとの連絡に不可欠なアイテムがわかりました。スマホを使用して、どこでも授業を受けられる、無料の映像授業を届けていきます。・・・(略)・・・

●1日の生活費は「677円」と判明、いまどき女子大生の貧困リアル事情
        週刊女性PRIME [シュージョプライム] 2019/04/18
 1日当たりの生活費はわずか677円!
 親元を離れて暮らす首都圏の私立大学生が、新たな貧困層になりつつあるという。

「厳しい実態が浮き出たと思います。ただ、ここまで厳しいとは本当に衝撃的でした」

 調査結果を発表した東京私大教連(東京地区私立大学教職員組合連合)の担当者も、ショックを隠さない。

 2018年度に首都圏の私立大学14大学に入学した新入生の家庭を対象にしたアンケート調査結果は、入学後に出費が落ち着く6月以降の毎月の仕送り平均額は8万3100円で調査開始以来、過去最低になったことが明らかに。そこから家賃を除いた生活費は2万300円で、1日当たり自由になるお金は677円。ピークだった1990年度が2460円だから差は歴然としている。

 食費や光熱費をそこから捻出できるのか……。

スマホのやりとりで満足
 城西国際大学大学院准教授で生活経済アドバイザーの柏木理佳さんは、

「学生が確実に借りる場所にあるワンルームのアパートの家賃は、比較的高めに設定されています。建物も耐震用に変わってきていますので、昔のような古いアパートなどはどんどん減っています」

 と家賃の高さを指摘する。

 調査によれば、平均家賃は6万2800円。仕送りに対する家賃の割合は7割を超えている。“ひとり暮らしの家賃は月収の3分の1”という目安の逆で、生存はできるのか。

 前出・柏木准教授は、学生の置かれた窮状を、

「スマホは生活必需品となっているので削ることはできない。テキストや専門書なども購入しなくてはならない。学食は高い。交通費もかかる。お金に余裕がなければサークル活動も難しい。飲み会も減っている印象がありますね」

 と伝えるが、悲壮感は感じないという。

「みんなでお金をかけて集まって何かをしようという機会が減ってきていると思います。少人数でちょこっとしゃべったりしますが、あとはスマホがありますから、そのやりとりで満足しているようです」
・・・(以下、略)・・・

●FB仮想通貨、途上国の貧困層も視野に 課題は情報漏洩
         朝日 2019年6月18日 尾形聡彦=サンフランシスコ、高橋克典
 米フェイスブック(FB)がクレジットカードや音楽配信など幅広い分野の大手企業と組み、暗号資産(仮想通貨)事業に参入する。手元のスマートフォンで海外送金や決済できるようになれば利便性は高まるが、情報漏洩(ろうえい)や悪用を防ぐ手立てなども課題になる。

フェイスブック、仮想通貨発行へ 27の企業・団体と
 暗号資産「リブラ」では、スマホ上での様々なお金の決済や送金を想定している。FBが改修中のメッセージアプリ「メッセンジャー」上でリブラのロゴをタッチすると、自分が持っているリブラの残額が表示され、相手先に米ドルでいくら送りたいのかを聞いてくる。金額を打ち込んでボタンを押すと、即座に送金される仕組みだ。受け取った側は、コンビニなどで現金に替えられるという。

 FBは「メッセンジャー」や「ワッツアップ」など傘下のサービスの利用者計27億人に加え、途上国などで17億人に上るとされる銀行口座を持たない貧困層の利用も想定する。スマホだけで簡単に送金できれば、途上国でも暗号資産が一気に普及する可能性がある。

 ただ、だれにいくら送ったか・・・(以下、略)・・・

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