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てらまち・ねっと



 自動運転の車の公道での実験で一般車と接触、と26日にニュースで流れた。同じ東海地方の事件だから、流れるニュースは少なくない。

 ともかく、「後ろから追い越しをした乗用車と接触した」という。
 普通に考えると、「後ろから追い越し」という事象とその時の同車とのタイミングで誤認識したのかと思う。
 その後の発表では、「誤検知の原因について・・『ほぼ前例がなく、見当がつかない』とし、後方車両の追い越しとの因果関係については『ないと考えている』と説明」(中日 8月29日)だという。

 アクシデントの前例がないということなのだろうけれど、逆に言えば、公道の運転で「前例がない」状況に対応できないのであれば、道路を走る、運転する資格はないわけで・・・
 追い越しとの因果関係についても明確に否定しきれないような弱い説明で・・・
 
 と、当面の自動運転には否定的なユーザーとしての感想。
 それと、「接触」ということなので軽くこすった程度と思っていた。
 そしたら、豊田市が写真を公表していたので、見てみたら結構変形するぶつかり方、と映る。そこで、以下を記録しておく。
 なお、昨日8月29日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数3,854 訪問者数1,611」。

●豊田市 企画政策部 未来都市推進課/低速自動運転車両の交通事故について / 2019年8月26日 

●低速自動運転車両の事故の推定原因について/2019年8月29日
●追い越される際に相手の車の方へ…“自動運転”の試験走行車両が乗用車と接触事故 実験中止に/東海テレビ 2019/08/26 18:06
●自動運転実験車が事故、一般乗用車に接触 けが人なし 愛知・豊田/毎日 2019年8月26日 19時56分

●自動運転実験車が衝突 豊田、後続車の追い越しふさぐ/中日 2019年8月26日 23時25分/国内で自損事故以外が起きるのは異例。米国では、2018年3月に米配車大手ウーバー・テクノロジーズの車両が西部アリゾナ州で歩行者をはね死亡させるなどの衝突事故が起きている。

●自動運転事故「位置を誤認」 システムが原因/fnn 2019年8月29日 木曜 午後0:28
●自動運転実験車の衝突事故 車の向きの誤認識原因 愛知/朝日 2019年8月29日13時04分
●自動運転車事故、原因は車体の向き誤認 名古屋大/中日 2019年8月29日 14時00分/誤検知の原因について、豊田市役所で会見した名大未来社会創造機構の森川高行教授は「ほぼ前例がなく、見当がつかない」とし、後方車両の追い越しとの因果関係については「ないと考えている」と説明した。

●システムが進行方向誤認か 愛知の自動運転車接触事故/経 2019.8.29 14:17
●実験中の自動運転車両、一般車と物損事故も保険適用/日刊スポーツ 2019年8月29日19時16分

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●豊田市 企画政策部 未来都市推進課/
     低速自動運転車両の交通事故について / 2019年8月26日 
 8月29日(木曜日)からの実証実験(※)に向けて試験走行中だった低速自動運転車両が交通事故を起こしました。

※中心市街地における移動手段の有効性や周辺交通への影響を検証するため、「クリムト展 ウィーンと日本 1900」と連携し、来訪者を名鉄豊田市駅から豊田市美術館まで運ぶもの
地図と写真 (PDF 504.0KB)

●低速自動運転車両の事故の推定原因について 
         2019年8月29日


●追い越される際に相手の車の方へ…“自動運転”の試験走行車両が乗用車と接触事故 実験中止に
     東海テレビ 2019/08/26 18:06
 自動運転の試験走行をしていた車が公道で接触事故。実証実験の中止が決まりました。

 豊田市によりますと26日午後2時20分ごろ、愛知県豊田市樹木町1丁目の公道で、自動運転の試験走行をしていた4人乗りの小型の車が、後ろから追い越しをした乗用車と接触しました。ケガ人はありませんでした。

 豊田市などによりますと、乗用車が右後方から自動運転車を追い越そうとした際、自動運転車が何らかの理由で右側に寄ってしまい、接触したということです。

 豊田市や名古屋大学などは、この車をつかって8月29日から市内のおよそ1.3キロを時速15キロで自動運転で走行する実証実験を行う予定でしたが、事故を受けて実証実験の中止を決めました。

●自動運転実験車が事故、一般乗用車に接触 けが人なし 愛知・豊田
             毎日新聞2019年8月26日 19時56分
 26日午後2時20分ごろ、愛知県豊田市樹木町1の市道で、低速自動運転の実証実験に備え試運転をしていたカート型の車両と一般の乗用車が接触した。車両に4人、乗用車に1人が乗っていたが、いずれもけがはなかった。

 実施主体の豊田市などによると、現場は片側1車線の直線。車両はゴルフカートをベースに自動運転システムを搭載し、幅約1・3メートル、長さ約3・1メ…

●自動運転実験車が衝突 豊田、後続車の追い越しふさぐ
          中日 2019年8月26日 23時25分
 26日午後2時20分ごろ、愛知県豊田市樹木町の市道で、低速で自動運転中だった名古屋大の小型実験車と、右側から追い越そうとした乗用車が衝突した。けが人はなかった。豊田市と名大はこの自動運転車を使い、29~31日に市民や観光客を乗せて実証実験をする予定だったが、事故原因が判明するまで実験を中止すると決めた。

 市によると、自動運転車は29日からの実証実験に先立ち、片側1車線の市道(幅9メートル)を時速14キロで試運転中だった。後ろから来た乗用車が右側から追い越そうとしたところ、自動運転車も右ハンドルを切り、乗用車の進路をふさぐ形になり衝突。実験車の右側面の樹脂製部品と、乗用車の左前部のバンパーが破損した。

 自動運転車は、電動ゴルフカートを改造した4人乗りで、名大が自動運転のシステムを開発。事故当時、タクシー運転手や名大関係者など4人が乗り、運転者がハンドルを持たない「レベル3」という段階で自動運転中だった。衝突直前に運転手がブレーキをかけたが、避けきれなかったという。

 自動運転車はすでに現場を30回以上試験走行しており、同様の衝突事故は初めて。事故を受け26日、豊田市役所で記者会見した名大担当者は「実験時には何度も一般車両に追い越されている」といい、今回の追い越しで「なぜ急に右ハンドルを切ったかを検証する必要がある」と話した。

 自動運転車で、国内で自損事故以外が起きるのは異例。米国では、2018年3月に米配車大手ウーバー・テクノロジーズの車両が西部アリゾナ州で歩行者をはね死亡させるなどの衝突事故が起きている。

●自動運転事故「位置を誤認」 システムが原因
       fnn 2019年8月29日 木曜 午後0:28
8月26日、愛知・豊田市で試験走行中の自動運転の車が乗用車に接触する事故を起こし、システムが自らの位置を誤って認識したことが原因であることがわかった。

豊田市の市道で8月26日、時速14kmで自動運転をしていた車が、突然、右に動き、後ろから追い抜こうとした乗用車と接触した。
けが人はいなかった。

この自動運転車は、地図データをもとに、レーダーで周辺の建物などとの距離を測り、走行するシステムだが、関係者によると、レーダーの情報と地図データを組み合わせる際、自らの位置を誤って認識し、ハンドルを右に切ってしまったという。

自動運転車は、29日から豊田市内で、一般の人を乗せ、実証実験をする予定だったが、事故を受け中止が決まっている。

●自動運転実験車の衝突事故 車の向きの誤認識原因 愛知
         朝日 2019年8月29日13時04分
 愛知県豊田市の中心部で、運転手なしの自動運転の実験車が試験走行中に乗用車とぶつかった事故で、実験を進めた名古屋大学と市は29日、実験車が事故の直前に車の向きを誤って認識して誤操作をした、と発表した。名大は今後、学内に事故の検証委員会を設け、再発防止策をまとめるまで、公道での実証実験を取りやめる。

 事故は26日午後2時20分ごろに起きた。豊田市樹木町1丁目の市道で、走行中の実験車を後続の乗用車が右側から追い越そうとした際、時速14キロで走っていた実験車が右側に曲がり、乗用車とぶつかった。

 発表によると、実験車は事前に記憶させた3次元の地図を元に、半径150メートルの範囲にある建物などを検知しながら走行している。事故の1・3秒前、実験車は実際に走っている方向からは左に56度傾いている、と誤って検知し、ハンドルが右側に曲がった。誤検知の原因は分かっていないという。

 名大の佐宗(さそう)章弘副総長は「事故を起こしたことを重く受け止めている。再発防止策を講じ、技術の改善に努めたい」と話した。

 市などは市美術館で開かれている「クリムト展 ウィーンと日本1900」(朝日新聞社など主催)に合わせて、この車に来館者を乗せる実証実験を29~31日に予定していたが、中止した。

●自動運転車事故、原因は車体の向き誤認 名古屋大
      知友日 2019年8月29日 14時00分
 愛知県豊田市の市道で自動運転による試験走行中の小型実験車が接触事故を起こした問題で、システムを開発した名古屋大は29日、進行方向の誤検知が原因だったとみられると発表した。

 実験は市と名大などが共同で実施。事故は26日、時速14キロの低速で走っていた実験車が突然右に動き、後方から追い越そうとした乗用車と接触した。

 名大が実験車のデータを解析したところ、衝突の1・3秒前に、予定の進行方向から56度左に傾いていると誤って判断し、本来の走行ルートに戻そうと自動で右にハンドルを切った。

 実験車は、屋根に搭載したレーザー光を用いたレーダーで周囲360度を半径150メートルにわたってスキャンし、あらかじめ記憶させていた三次元地図と0・1秒ごとに照合。現在地と車両の進行方向を判別する仕組みを搭載していた。

 誤検知の原因について、豊田市役所で会見した名大未来社会創造機構の森川高行教授は「ほぼ前例がなく、見当がつかない」とし、後方車両の追い越しとの因果関係については「ないと考えている」と説明した。

 名大は今後、外部の専門家を含む事故検証委員会を設置して詳しく調べ、2カ月以内をめどに再発防止策を検討する。

 豊田市は29日から市民や観光客を乗せる実証実験を予定していたが、中止した。名大は11月に愛知県春日井市でも同様の実験を計画しているが、原因が明らかになるまで延期するか、内容を変更する方針。

●システムが進行方向誤認か 愛知の自動運転車接触事故
         産経 2019.8.29 14:17
 愛知県豊田市などは29日、同市の市道で26日に起きた試運転中の自動運転車による接触事故は、システムが進行方向を誤認したことが原因とみられると発表した。

 開発した名古屋大によると、直線道路を走行中に何らかの理由で左方向に傾いているとシステムが検知し、右にハンドルを切ったと考えられるという。

 車は低速自動運転の実証実験に備えた試運転中だったが、名古屋大は当面、公道での実験を停止。事故検証委員会を設置して再発防止策を検討するとした。

 事故は26日午後2時20分ごろに起きた。4人が乗ったゴルフカートをベースにした自動運転車と、右側から追い越そうとした一般の乗用車が接触した。けが人はいなかった。

●実験中の自動運転車両、一般車と物損事故も保険適用
         日刊スポーツ 2019年8月29日19時16分
愛知・豊田市は29日、自動運転の実証実験中だった車両が一般の乗用車に接触して起きた事故(26日)は実験車のシステムが進行方向を誤認したことが原因とみられると発表した。

実験車は名古屋大がゴルフカートを改造したもので4人が乗車し、市道を時速約14キロで走行していた。乗用車が実験車を追い越そうとしたところ、誤作動した実験車が急に右側に進路を変えて接触した。実験車の運転席にはタクシー会社の運転手が乗車し、急ブレーキを踏んだが間に合わなかった。けが人はいなかった。

実験車はウインカーやブレーキランプなど保安部品を装備し、陸運局から軽自動車のナンバープレートを交付されていた。自賠責保険、任意保険にも加入しており、通常の物損事故として処理される。

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