昨日、ガン治療で東京と横浜に行ったとき、新幹線も乗客が増えたし、銀座も店がおおむね開き、人も相当に増えた、との印象だった。
横浜駅前の地下街もわんさか。
前日2日に「東京アラート」が発動されたのに、街のようすは通常のペースに戻りつつある。
ところで明日は、留守を子や孫たちにみてもらって、午前は銀座でガンのマイクロ波治療を行い、午後は標準治療(月一回)のため東京女子医大へ行く。日帰り。
一か月前、女子医大の主治医はマスクは当然として、ゴーグルもつけていた。ゴム手袋で打つキーボードはやや使いにくそうに見えた。医療関係者はそれだけ慎重に対処してくれている現実を感じた。明日は、どんな予防策だろうか・・・・
そんなこともあって、東京の様子や医療機関での感染の多発が続く北九州のことなどを見ておいた。次を記録しておく。
なお、昨日6月3日の私のブログへのアクセスは「閲覧数7,402 訪問者数3,406」。
●東京都庁 WEBトップ
●『東京アラート』発動翌日 東京の新規感染者12人/テレ朝news 20/06/03
●東京アラートに戸惑いも/テレ東NEWS 2020/06/03
●都内で新たに28人感染確認 東京アラートで警戒中/朝日 2020年6月4日 15時16分
●「はしごを外された気分」 東京アラートの発動で広がる不安や困惑/産経 2020年6月3日/■生活のため営業 ■第2波来れば働けず
●北九州市の医師 “これ以上クラスター起きると解決困難に”/NHK 2020年6月4日 16時00分
●新型コロナ、国内感染者新たに47人 東京28人、4日連続2桁/時事 2020年06月04日20時23分
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●『東京アラート』発動翌日 東京の新規感染者12人
テレ朝news 20/06/03
東京アラートの発動から一夜。東京都の新たな新型コロナウイルス感染者は12人となりました。東京ロードマップの主な指標となっている3項目は、2日と比べると、新規感染者数は16.3人から16.4人、感染経路不明率は50%から45.2%、陽性者の増加は2.15人から1.95人と、2つで改善されました。
東京都・小池知事:「これまで院内感染が多かったのが、夜の街関連に移ってきている印象です。夜の街に対して、感染拡大を防止するため、どのようなアプローチをしていくか具体的に考えていきたい」
国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授:「夜の街といっても、皆さんお酒を飲んで話をしてという意味では感染のリスクは高くなります。また、マスクをしながら食事をしてお酒を飲んでというのは難しいというのもありますし、だんだんお酒も入ってくれば、感染のことを気にしないではしゃいでしまうという人がたくさん集まってしまうと、クラスターができやすい状況になってしまいます」
ステップ2の休業要請の緩和は継続されますが、今後、悪化し続ければ、ステップゼロに戻る可能性もあります。東京都武蔵野市のスイミングスクール『ミーズクラブ』は約2カ月ぶりに2日から営業を再開しました。感染予防対策として、インストラクターは手作りフェースシールドをつけて指導にあたっています。また、施設に入る時間を学年ごとに分けるなどして、感染予防を徹底しているといいます。ただ、新型コロナウイルスの影響で、約1700人いた会員は400人減りました。売り上げも1500万円の減収だといいます。
『ミーズクラブ』上原彰彦ゼネラルマネージャー:「(例年は)春休みから新規入会が増えてくるが、今のところゼロに近い状態。夏休みの短期講習もまだ未定なので、これから先の収入面に関しても正直まだ不安はあります。また休業要請ということになってしまうと、どこまでやれるかなと不安です」
東京アラートの発動について、隣の神奈川県・黒岩知事も驚いています。
神奈川県・黒岩知事:「収束に向かって経済活動も再開していこうというなかで、私も本当に大きな衝撃を受けました。東京と神奈川は同じ一帯の生活圏ですから。これまでの傾向を見ていても、東京の1週間ぐらい遅れて同じ波が来るというのがこれまででしたから、我々も緊張感を持って今後の成り行きを見なければいけないと思っています」
感染者ゼロから、一転、急増に転じた北九州市では11日連続で、合わせて119人の新規感染者が確認されましたが、2日は6人にとどまりました。北橋市長は改めて、市民に不要不急の外出の自粛など、感染拡大防止への協力を呼び掛けています。
北九州市・北橋市長:「山を越えたかどうかであります。これは専門家の分析を待たねばなりませんけれども、何とか最悪の厳しい状況というものは、少しずつ脱却しつつあるようにも見えます。しかし、これが本当に鎮静化するかどうかは、これからの数日間というのは極めて重要な正念場になってくると思います」
国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授:「今のまま、皆さんの動きが変わらなければ、感染者数自体は増えていく傾向は免れないと思います。
●東京アラートに戸惑いも
テレ東NEWS 2020/06/03
新型コロナウイルスの感染拡大に警戒を呼びかける「東京アラート」が発令されてから一夜明け、人出が戻りつつある街では、戸惑いの声が上がっています。
街の人「緊急事態宣言と混同してわかりづらい。何が違うかちゃんと読まないとわからない」
「気をつけなくてはいけないとは思うが仕事も生活もある」
東京都ではきょう、新型コロナウイルスの感染者が新たに12人確認されたことが、都の関係者への取材でわかりました。
夜の繁華街で感染したとみられる人が増加傾向にあることから、都は注意喚起の対策を検討する方針です。
小池知事「夜の街への外出はお控えいただく、細心の注意を払っていただくということでお願いしたい」 ・・・(以下、略)・・・
●都内で新たに28人感染確認 東京アラートで警戒中
朝日 2020年6月4日 15時16分
東京都で4日、新型コロナウイルスの感染者が新たに28人確認されたことが関係者への取材でわかった。
都内では2日に34人の感染が明らかになり、19日ぶりに30人以上の感染が確認された。都は2日、感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を出した。
●「はしごを外された気分」 東京アラートの発動で広がる不安や困惑
産経 2020年6月3日
新型コロナウイルスの感染再拡大の兆候を警告するため、東京都が2日夜に発動した「東京アラート」。
小池百合子知事は3日、夜の繁華街が感染源とみられる陽性者の増加傾向を踏まえ「夜の外出は控えてほしい」と改めて協力を求めた。ただ、外出自粛が緩和される中での発動に、ようやく営業を再開した都内の飲食店関係者や利用客らからは不安や困惑の声も聞かれる。
■生活のため営業
「さらに状況は厳しくなると思うが、仕方ない」。新宿区歌舞伎町にある居酒屋で店長を務める男性(40)は、アラートの発動に肩を落とした。
4月の緊急事態宣言以降、歌舞伎町では人出が激減した。5月25日に宣言が解除されると徐々に店舗が開き始め、アラートが発動された今月2日夜には多くの店が夜間も店を営業。元の姿を取り戻しつつある矢先だった。
コロナ禍で客足は以前と比べて9割減ったという男性は「人通りは確かに戻ってはきているが、お客さんはまださっぱり。いつまでこんな状況が続くのか」と、ため息をついた。
歌舞伎町にあるガールズバーの店舗責任者の男性(31)は「外を歩く人は以前より増えたが、お客さんが増えていたわけではないので苦しい」と話す。アラート発動の背景にはホストクラブやガールズバーといった「夜の店」での感染者増加があるとされるが「こっちも生活がある。やることをやるしかない」と話した。
4月に開業し、自粛期間中も営業していた別のガールズバーでアルバイトする女性(22)も「(アラートで)お客さんは気持ち的に来づらくなると思う。出勤しても、お給料が出ないと交通費だけがかかってしまう」とこぼした。
■第2波来れば働けず
感染防止の必要性に理解を示す一方、再開したばかりの経済活動が再び冷え込むことへの不安は根強い。
渋谷区にあるキャバクラに勤める40代の男性は「休業要請の緩和で飲食店の営業時間が延長され、2軒目として利用してくれるお客さんも出てきたのに、これでまた人が減ってしまうのでは」と危機感をあらわにする。
勤め先の同区内のガールズバーが1カ月以上休業し、ようやく先週から働き始めた20代の女性は「店に来るお客さんはまだまだ少ないが、感染第2波が来てしまうとまた働けなくなる」と警戒心を強めた。
サラリーマンが行き交う港区の新橋駅近くにある焼き鳥店の店主(63)は、緊急事態宣言を受けて営業時間を短縮し、通常営業に戻り始めたばかり。「今後また自粛要請が出たらどうなるのか。期待を裏切られた」とし、「(休業要請した企業に対する都の)協力金やコロナ対策の融資を申請しているが、音沙汰がない。もう限界だ」と訴えた。
■「はしご外された気分」
再開し始めた飲食店の利用者にも戸惑いが広がる。
新橋駅前の居酒屋で酒を飲んでいた千葉県船橋市の男性会社員(60)は「(アラート発動は)そうなると思っていたが、インフルエンザの方が感染者が多い。ワクチンがまだないから不安なのは分かるが、騒ぎすぎでは」。神奈川県藤沢市の男性会社員(47)は「会社では10人以上集まる飲み会や会議を禁止しており、以前よりコミュニケーションが取りづらくなっているように感じる」と話し、「アラートは仕方がないけど、もどかしい」と打ち明けた。
仕事帰りに友人と久々に酒を飲もうと歌舞伎町を訪れた男性会社員(28)は「まだ(自粛モードが)解除された感もないのにアラートが出て、はしごを外された気分」とこぼした。
●北九州市の医師 “これ以上クラスター起きると解決困難に”
NHK 2020年6月4日 16時00分
北九州市では、救急医療を担う3つの医療機関で新型コロナウイルスの集団感染が確認され、救急患者の受け入れを停止しています。
市の救急医療を統括する医師は「これ以上クラスターが起きると市内だけで解決するのが難しくなる」として危機感を強めています。
北九州市では3日までに救急医療を担う3つの医療機関で集団感染が確認されています。
中でも、小倉北区の北九州総合病院は、市内に2つしかない重篤な患者を受け入れる「3次救急」の医療機関の1つで、八幡西区の産業医科大学病院は高度な医療を提供する市内で唯一の「特定機能病院」に指定されています。
市によりますと、これらの病院で救急患者の受け入れを停止したため、周辺のほかの病院への搬送が急増しているということです。
北九州市の感染症対策アドバイザーや地域の救急医療の協議会の会長を務める市立八幡病院の伊藤重彦院長は「学校の休校や企業の自粛によりけがや労災が一時的に減ったことで、1月から先月までの救急搬送は前の年より2500件少なく、そのため救急医療の現場もなんとか対応できていた」として、すでにギリギリの状況にあると指摘しています。
そのうえで、「今後、社会活動が活発になって救急搬送がもとの水準に戻り、これ以上クラスターが起きると北九州市内の病院だけで解決するのは難しくなる」と述べ、危機感を強めています。
伊藤院長は「今のうちに近隣の医療機関の協力を得て市外への搬送の道筋を立て、余裕を持って受け入れられる体制を作りたい」として周辺の自治体と連携しながら救急医療の体制を維持していきたいとしています。
また、市民に対しては「軽症の場合はかかりつけ医を受診するなどして救急病院の負担が減るよう協力してほしい」と呼びかけています。
●新型コロナ、国内感染者新たに47人 東京28人、4日連続2桁
時事 2020年06月04日20時23分
国内では4日、新型コロナウイルスの感染者が新たに47人確認された。死者は6人増え、累計で926人となった。
東京都では、28人の感染が確認された。1日当たりの感染者が10人を超えたのは4日連続。都内の感染者は累計で5323人となった。
都によると、28人のうち14人は感染経路が不明。5人はホストクラブ関係者という。10~30代が23人と全体の8割を占めた。100歳代の女性1人の死亡も確認された。
北九州市では6人の感染が判明した。感染者の確認は13日連続だが、3日連続で1桁となった。13日間の累計は130人。90代男性1人の死亡も確認された。
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