tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

Red Leaves 2 

2010-12-17 23:35:39 | プチ放浪 都会編

 
 
 
 

さて、困った。先の紅葉のころ、ぼくのブログは「本土寺」のキーワード検索で引っかかることが多かった。ならば、ご期待に応えて「本土寺」の紅葉をと記事の掲載に向けて努力をしたのだが、写真は撮れても、「本土寺」の紅葉についての文章が浮かばない。
文章の魔術師を謳っている身としては、文章が書けないというのは大いなる危機だ。しかし、書けないものはしょうがない。開き直るしかない。

ということで、写真は「本土寺」の紅葉です。文章は関係ありません。なお、紅葉の写真は、午後の光でローキー(low key)調に撮ったものが好きです。

さて、先日の続き、「秋になるとなぜ葉は紅葉するのか?」
植物は光から変換した化学エネルギーを使って、水と二酸化炭素から炭水化物を作っている(光合成)わけだが、生存には不利になるにもかかわらず、光合成のモトとなるクロロフィルを壊してまでアントシアニンを合成するのである。
その理由が、害虫が認識できるモノをたくさん合成することで、健康な個体であることをアピールするため。「食ったら、渋いポリフェノールなど口にまずいものが大量だぞ」と植物たちが訴えているという。つまり、色素は害虫に対する“シグナル”であるとするもの。
このような解釈は、ガゼルがライオンやチータによって脅かされるとき、ときどき、非常に高く跳ねる行動を示すのが、他のガゼルに危険の存在を知らせているよりも、むしろ、他のガゼルよりも自分が健康で調子が良い個体であるということを捕食者に示し、捕食者に追うことを諦めさせる目的で行なっているとするハンディキャップ理論(1975年 アモツ・ザハヴィ(Amotz Zahavi))から導かれるものであるらしい。

さらに、この理論を推し進め、進化生物学者のジャレド・ダイアモンド(Jared Diamond)は、人間の行動においても、習慣性薬物や、バンジージャンプのような自らを危険にさらす行動は、ハンディキャップ理論に帰着する進化した本能の表現である可能性があると主張している。この場合の捕食者は、言うまでも無く”肉食系女子”で、自分がいかに健康で食べると美味であるかを主張しているとするもの。つまり、おしとやかな女性に対しては、眉を顰めさせるだけで、あまり効果はないのかもしれない。・・・という解釈でいいっすか!?
そうすると、危険なスポーツの一面があるスキュバ・ダイビングはどうなんだろう???おしとやかな女性ダイバーと言えば、○○○ちゃんぐらいしか知り合いがいないのだが。○○○ちゃんいかがっすか?

っつうか、「東アジアとアメリカでは木の葉が秋に赤くなるのに対し、ヨーロッパでは木の葉は黄色に変色する理由」に対するフィンランドの研究者たちの学説を紹介するつもりで、スペースがなくなってしまった。次回にまわします。


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コメント
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