tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

月だけが見ていた 

2010-12-19 22:53:55 | プチ放浪 都会編

 
 

12月も半ばを過ぎ、葉を落とす木々はすでに冬木立。
ナンキンハゼも葉を落とし、実も少なくなってきた。そのナンキンハゼに山鳩が一羽、物憂げにとまっている。
近くの公園のスズカケの木もほとんど落葉し、茶色にそまった木の葉の絨毯を、子供たちが踏みしめていく。

昼過ぎに広がった雲は、当分晴れそうもない。
満月まであと少しの月には、うす雲がかかっている。
先の満月はタイで見た。千葉のド田舎で見る月は、12月21日の満月の前日夜半前に最も北に位置するという。
冬の時期の満月は中天を通るため、夏の満月より青白く見えるらしい。

”月天心貧しき町を通りけり 蕪村”

「天の真上にかかっている月の光が、貧しい町並みを通り抜けて行く・・・」
冴え冴えと照る月明かりによって浮かび上がる地上の町。
決して豊かではない町の片隅の一つ屋根の下で、人々が幸せに暮らしている・・・
月はそれを見ている。。

♪いつからか 気がつけば 頬づえついて ぼんやりしている
古い灯台 白い波 光る海 何かを探すように♪

今、気が付いたのだが、杏里が歌ったのは”夏の月”だった・・・orz。
・・・月だけが見ていた ふたりのこの恋を


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