人気のないヤクスギランドを歩いていたら、足音におどろいたヤクシカ身をひるがえして逃げて行った。
屋久島では山岳の神々がヤクシカに乗って現れるほか、鹿に森を見回りさせているなどの伝説がある。神々の使いだ。
かつてはヒトと同じ数のシカとサルが住むと言われた。明らかに超過密。これといった捕食者がいない島では、増えどまりにはならない。このため、食害による林床植生がはぎ取られ、裸地が拡大しつつあった。
屋久島のシカの生息頭数を減らして適正なものにするための駆除が行われているようだ。
里ではヤクシカの肉を食べさせる店もある。なにより、森で出会うヤクシカが以前はヒトなどまったく気にしなかったが、警戒心が強くなっている。
一方、ヤクザルの方は、島の名産であるポンカンやタンカンなどの食害があり、捕獲・駆除もされてきたが、農園の周りに電気柵を張るなどしてヒトとサルの棲み分けを目指している。このためか、ヤクザルはあいかわらず、ヒトを恐れるそぶりは見せない。道路の真ん中で毛づくろいしている。
ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓