ビーストウォーズに登場した、シルバーボルト(C-41、シルバーボルト、1800円)は狼と鷲のヒューザー戦士でござる。
ヒューザー戦士とは、2種類の異なった動物をスキャニングしたビースト戦士でござる。
通常のビースト戦士と異なり、2匹の動物の長所を取り入れる事ができ、優れた戦闘能力を発揮するキメラでござる。
が! おかげで、トンデモナイ姿になり、ゲルショッカーの怪人を彷彿としてしまうでござるな(笑)。
とても正義のサイバトロンとも見えない容姿の戦士が多い中、シルバーボルトは、まだスマートでサイバトロンぽい、と言えるでござる。
商品のギミックは尻尾を引っ張ると、翼が動き、翼のスイッチを押し、羽型のミサイル(フェザーミサイル)を発射する事ができるでござる。 また、このミサイルはボルトサーベルとして手に持つ事が可能でござる。 (ミサイルを振り回すのは個人的に嫌でござるが、コノ場合は羽型サーベルを飛ばすでござるな?)
特徴として腹部のチェストガトリング内に赤いパーツが目を引くでござるが、コレが後のスパーククリスタルの元祖とでも言えるでござるな。(実際にマキシマルズのマークが有るのかは、分解していないので解らないでござる?) 本商品には、シークレットエムブレムを使用しているでござる。
日本版の彼は、岩田光央氏が声優を勤めた為に、海外版とは異なる性格に成ったようでござるです!
おかげで、パタパタ犬、という愛称を与えられたでござるな。
しかし・・・ そんな彼が、彼が・・・
次回作であるビーストマシーンズで、トンデモナイ姿に転生してしまうでござる・・・ バカ殿でござる。 海外のデザインセンスを伺うでござるな。
ビーストマシーンズ商品が日本で販売されないまま、ユニバース版(1980円でe-HOBBYより限定販売)が販売されたでござるが、
何故にデストロンカラー?
が、最初の印象でござる。 ユニバースの設定では、ビーストマシーンズ以後の別世界が舞台のようで、ユニクロンの驚異の為にプラマスが次元を超えて呼び寄せた戦士達の戦いとか?
その際、召喚された戦士達は再フォーマットされ、別の姿に成ったり、カラーリングが変わったりする様でござるな。
そのカラーリングセンスが日本人には考え付かないパチモンくさいカラーリングでござる。 子供向けではない、アダルト志向のカラーリングだという説も有るでござるが、拙者はイマイチ好きになれないでござる。
ユニバース版シルバーボルトは恋人のブラックアラクニア(日本名、ブラックウィドー、2500円で、e-HOBBYより限定販売)と共に召喚されたようでござるが、彼女は、ビーストマシーンズ版の姿でカラーリングを変えてデストロンに復帰(?)した様でござるな。
一方のシルバーボルトは、メタルス版の姿でカラーリングを変えて復活(?)。 やっぱり、ビーストマシーンズ版は再販する気にもならなかったようでござるな(笑)。
商品は、他の商品の例に漏れず、シークレットエムブレムは廃止され、スパーククリスタル(?)にサイバトロンマークをプリントされた仕様でござる。
しかし、何故にデストロンカラーなのか疑問でござったが、いよいよビーストマシーンズが日本でもビーストウォーズ・リターンズとして公開されて、納得したでござる。
海外では、ビーストマシーンズ版シルバーボルトはオレンジ色系(?)のカラーリングで商品化されたようでござるが、日本版は、TVアニメに合わせて紫色のカラーリング(BR-10、シルバーボルト、1499円)でトイザらスより販売されたでござる。
そう、ユニバース版のシルバーボルトはビーストマシーンズのカラーリングを継いでいた訳でござるな。
このカラーリングには意味が有った訳でござる。 別にデストロン商品として販売される予定が急遽サイバトロンに変わった訳では無かったでござるな。
しかし、他の商品のカラーリングの元ネタが解らない者も多い事は確かでござる。
カラーリングがココまで変われば別人でもオカシクないでござるが、まあ、やっぱりシルバーボルトを名乗るからには、銀色が望ましいでござるが、ユニバース版も実話、背中が銀色だったりするでござる。
ユニバースの物語は導入部しか解らないので、中盤以降どうなったのか、まったく不明でござる。