ビーストマシーンズ・リターンズに登場した、ジェットドローン指揮官ジェットストーム(BR-07、ビーコンジェットストーム、3999円)は、メガトロン(MR-05、メガトロン、2999円)により捕獲された、シルバーボルト(C-41、シルバーボルト、1800円)のスパークを移植されたジェットドローンの軍団長でござる。
海外で販売されたビーストマシーンズ版ジェットストームには大型のウルトラサイズと、TVアニメに似せた中型のデラックスサイズが存在するでござる。
日本版であるリターンズ商品は、TVアニメに似せた方の商品を販売していたでござるが、日本版として販売されたのは、ウルトラサイズの似ていない方でござるが、塗装等をTVアニメに似せた仕様に変更された商品でござる。
ロボットモードもTVアニメとは似ていないでござるが、1本足のホバーモードにする事が可能でござる。
それでも、ポロポーションや顔が違うでござる。
拙者はデラックス版の方で販売されると思っていたでござるが、ライバル関係で、大型商品になったナイトスクリーム(BR-09、ナイトスクリーム、3999円)に合わせた商品展開でウルトラサイズが販売されたと推測するでござる。 いや、嬉しい誤算でござる。 個人的にはデラックスサイズはRID版のストームジェット(日本販売はトイザらス限定販売、1699円)とか、ユニバース版のスカイワープ(日本販売はTFステーション限定販売、2200円)として販売されていでござるから、ウルトラサイズは嬉しいでござる。
商品の方は背部より砲台が、せり上がり、砲台と機首のライト部が発光し、砲台を回転させるのと連動して機首が左右に動くでござる。 勿論、ミサイルも発射可能でござる。
この無駄なギミックも、ライバル商品であるナイトスクリームと同じでござる。
しかし、何故にジェットヴィークルの機首が生物の様に動くのか?
コレは、ビーストマシーンズのテーマは有機生命体(生物)と機械生命体(トランスフォーマー)との融合がテーマのため、サイバトロン(海外名、マクシマルズ)はテクノオーガニックビースト(?)であり、ビーコン軍団はマシンに生物表現を組み込み、ロボット頭部が剥き出しになっていたり、機首等が動く仕様になっていたりするでござるな。 おかげで変なデザインのオンパレードでござる。
これは、付属のスカウトドローン(説明書にはミサイルと記載)にまで機首は動くは、目や歯の様なデザインもあるでござる。
コレってモチーフが魚なのでござろうか? しかし、羽が開閉しそうなデザインでござる・・・ コレが開閉しても・・・ やっぱりトビウオでござるか?
因みに説明書には記載が無いでござるが、商品は、4脚獣ぽい変型も可能でござる。
ヴィークルモード(マシン)に生物表現を再現させる目的は達していると呼べるでござるな?
後の特徴は、TVアニメと似ていない、有名外国人デザイナーがデザインした、ガ〇ダムぽっいでござる。
まあ、それはヌキにしても、大型商品である為に、なかなか良い商品でござる。
ビーコン軍団の特徴である、手持ち武器を持たないマニュピレーターなぞ、動く!無駄に動くでござる。 腕カバーが中途半端な開閉でござるが、指が1本づつ動くマニピュレターが不備を打ち消しているでござる。
ただ!この商品には、1箇所修正してもらいたい部分があるでござる。
それは、着陸脚と車輪が一体形成されている事でござる。 可動するでござるが、この大きさの為にチープ差が目立つでござる。
TVアニメでは、ジェットストームは、シルバーボルト(BR-10、シルバーボルト、1499円)に転生(?)するでござるが、日本版玩具の展開を見れば、小型高性能に生ったと言うよりも、パワーダウンに見えるでござる。