ごきげんようでござる!
今宵は久々に劇場版TRANS FORMERSより、8輪兵員輸送装甲車に変形するディセプティコン兵士レッケージ(MD-10、レッケージ、2310円)の紹介でござる。
本品は劇場版商品でござるが、劇中には登場しない玩具オリジナルのトランスフォーマーなのでごござるが・・・
米国では劇場版TRANS FORMERSを題材にしたコミック版に登場するディセプティコン兵士なのでござるな。
故に劇場版のクリーチャー的なデザインの入ったデセプティコン商品と異なり普通・・・ 従来のトランスフォーマー的なデザインに近い商品なのでござる。
拙者は、コミックを所持していないので中身は確認できないでござるが、作画は劇場版とは別のデザイナーがデザインしたものであるから異なるらしいでござる?
ちゅー訳で、劇場版商品では異色の存在(?)だったりするでござるな。
まあ・・・ 劇場未登場商品である為に人気(売れ行き)は芳しくなかったそうでござるが、従来のトランスフォーマー的なデザインは劇場版TRANS FORMERSのデザインに戸惑った旧来のファンには受けの良い商品だったでござる。
ヴィークルモードは実車モチーフは無い8輪兵員輸送装甲車でござるが、カラーリングは雪上迷彩?・・・ちゅーか・・・都市型迷彩という珍しいカラーリングでござる。
商品の造形は、良いのでござるがパッケージングで見ると白い成型色と灰色の塗装が細かいモールドを目立たせにくくしてアピール度が弱いのでござる。
しかも、車体上部に取り付けられたマシンガンが玩具的で全体の完成度を落としているのでござるな。
しかし・・・ そのマシンガンはロボットモードに変形する際のオートモフ機能のスイッチに成っている訳でござるから、強度が要求される訳でござるよ。 コレは変形ギミック上、切り落とせない部品なのでござる。
しかし、ロボットモードのデザインは文句なくカッコイデザインなのでござるな。
はっきり言って、他の劇場版商品もレッケージと同じデザインラインで商品化してもらいたかったものでござる・・・
両腕はフリーで手持ち武器が無い劇場版ディセプティコン商品の特徴を引き継いでいるものの、別売りの武器系マイクロやエネルゴンウェポンを保持が可能でござるが、何よりも両腕に装備されたスプリングで展開するツインブレードが最大の特徴でござるな。
なお・・・ ツインブレードの造形を見ていると、実剣ではなくビーム刀のようでござるな?
なんでも性格は、両腕のツインブレードで的を切り刻む事を喜びとする冷酷なディセプティコン兵士だそうでござる。
なお・・・ 本品は劇場版TRANS FORMERSのデザインラインを意識したのか、脚部には妙なストッパー(?)が追加されているために、接地性が悪く成っているのでござる。
その為に立たせるにはコツがいる商品となっているでござるが、決して悪い商品ではないのでござるよ。
それが、説明書では記載されていないダッシュ形態(アタックモード?)なのでござる。
両足を折り曲げて走行する姿は、目標を見定めず人込みを駆け抜ける通り魔とか、某TVアニメのナイトメアフレームを連装させるモノでござる・・・
が・・・ この状況でも転がし走行は可能なのでござるが、内側に向いた妙なストッパーが少々干渉するのでござる。
あのストッパーが無ければ制式採用されていた第三形態かもしれないでござる。?
更に、説明書に紹介されていないネタでござるが、両腕のツインブレードはアニメ等ではお馴染みのオヤクソクのである前後に繋げてることも可能なのでござる。
なお、レッケージはファンの間ではニンジャと認識されているようでござるが、拙者はアサシン(暗殺者)じゃないかと思っているでござる。