トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

紫色のデストロンハンター

2008-09-08 14:28:30 | 劇場版・TF

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一昔前は女性型ロボット玩具は売れず、生産数も極めて少ない状況だったでござるが・・・

今や、主人公の男は販売されなくとも登場女の子キャラは商品化される時代になってしまったでござる。

時代のニーズとは云え・・・ 当時の現状を知る古参のキャラクター玩具コレクターには信じられない状況でござる。 (笑)

それは、トランスフォーマーにも言える事で、昨年の劇場版「TRANS FORMERS」において、劇中に登場しないキャラも多く販売されたのでござるが、やはり劇中登場キャラクターは売れるものの、劇中未登場商品の売れ行きは芳しくなかったでござる。

しかし! バイクに変形するオートボット戦士(ハンター)、アーシー(MA-11、アーシー、2310円)は好調な売れ行きをみせ、早々に完売した訳でもないでござるが、ひと時プレミアが付いた商品でござる。

Photo_2 そう・・・

今回の劇場版商品では唯一の女性トランスフォーマーなのでござる。

しかも、変形したヴィークルモードは今シリーズ唯一のバイクであり、完成度も高かった事も評価された事は事実でござる。

まあ、商品スケールで言えばオーバースケールで他の商品と絡め辛いでござるが、トランスフォーマーに共通スケールを求めていてはイケナイでござるよ! (笑)

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さて、今回のアーシーは、劇中に登場しないものの、劇場版を題材にしたコミックにおいて、バンブルビー(MA-03、バンブルビー、2310円)のチームメイトとして登場しているらしいでござる。 (?)

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アーシーの名前はトランスフォーマーを代表する女性戦士であるG1のアーシー(未販売)を引き継いだモノでござるが、バイクに変形するスタイル等のイメージはENERGON(日本名、スーパーリンク)のアーシー(日本名、SC-16、エリアル、980円)をイメージしたものでござろうか?

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商品はENERGON版アーシーよりも大型化しているでござるが、モチーフとしたバイクは設定されていないでござる。

カウルにマーキングされているRC 1100は1100は排気量であり、RCはARCEEの意味でござろうか?

ナンバープレートの7407の意味は、ちと推測できないでござる?

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しかし・・・ デストロン風のカラーリングは何とかならなかったモノでござろうか?

一説には劇中で、レックス大尉が乗ったバイクをイメージしているとか・・・?

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商品ギミックは右側の排気管がミサイルとなっており、取り外したリアカウルに差し込む事により、弓が左右に広がり、クロスボウとして使用する武器となるのでござるが、直接変形に関するオートモフ機能は搭載されていないでござる。

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ロボットモードのデザインは細身で女性らしいのでござるが・・・

如何せん劇場版デザインでござるから3本指で・・・

顔が怖い・・・

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G1版ENERGON版アーシーのイメージが全く無いでござる・・・

ドチラかと云うと・・・ ビーストマシーンズのブラックアラクニア(日本未販売)のイメージでござるかな。 (笑)

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まあコレで顔が普通(?)のデザインだったら良いのでござるが・・・ ペンギンのヒナみたいな顔で髪型(?)ちゅーかベレー帽風のデザインは正直怖い・・・

女性だったら、もう少し可愛くデザインしても好いとおもうのでござるが・・・ 米国人はコレで萌えるのでござろうか? ・・・う~む・・・これが日米の感性の差なのでござろうな?

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まあ、顔のデザインは置いておいても評価すべき点は多く、バイク型変形ロボのネックとなるタイヤ処理を独自の方法により解決している点でござる。

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上下2分割された後輪は肩アーマー(?)となるのでござるが、腕の可動には少々問題が生じる為に角度の調整を強いられるでござる。

その際にデザイン上、2分割されたタイヤのチューブ部分が重みにより、下になるのでござるが、説明書では下向きに描かれているでござるが、パッケージ写真では上向きだったりするでござる。

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ドチラが正解という訳でもないでござるが、拙者はタイヤ位置は上向きを支持させていただくでござる。

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本品の武器であるクロスボウは手持ち式ではなく腕に接続するのでござるが、接続ジョイントの位置を説明書では描かれておらず、解りにくいでござるが、通常と思われる接続方と、ヴィークルモード時に使用するジョイントに接続することで、右腕にも取り付けて異なるポーズを付けられる事が判明したでござる。

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手持ち式ではないデザインは、トランスフォーマーにおける人間らしい表現を極力廃する劇場版ならではのデザインでござる。 

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まあ、細身のデザインは女性トランスフォーマーに適している事は認めさせていただくでござる。 

・・・コレで頭部を交換したバリエーション商品が販売されると良いのでござるが・・・

今の所、海外で限定販売された塗装処理によるダメージバージョン(日本未販売)と、国内イベント(ワンダーフェスティバル2008冬)販売されたG1カラーのアーシー(MA-11、アーシー・G1カラーエディション、3000円)とオールスパークパワー仕様のブラックアーシー(MA-20、ブラックアーシー、2625円)でござる。

う~む・・・ 今後・・・に期待でござるか。

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しかし! バイクとは乗り手がいてこそ本領を発揮し、絵になるモノでござるから、次回はアーシーに似合うパートナーの検証でござるよ!