ごきげんようでござる!
さあ!今宵はバイク繋がりで2003年に販売された「超ロボット生命体 トランスフォーマー・マイクロン伝説」より、両陣営を翻弄した、秘密偵察員、ダブルフェイス(MX-01、ダブルフェイス、1980円)の紹介でござる。
本品はマイクロン対応の新世代トランスフォーマーとしては初となるバイク型トランスフォーマーでござるが、存在としては特殊なトランスフォーマーなのでござる。
本品は、本体(?)であるクルージングバイクに変形するダブルフェイスとパートナーマイクロンであるミラーとのセット販売品でござる。
ダブルフェイスは、バイクであると云うスタイルを活かし、パートナーマイクロンがライダーを兼ねる珍しい存在なのでござる。
更に、ミラーの場合はヴィークルモードに変形しないマイクロンであり、人型で行動するのでござるが、TVアニメではミラー単体の描写は少ないでござるが、実はマイクロンであるミラーの方が本体であり、ダブルフェイスを操っているのでござる。
まあ・・・ TVアニメは性質上、ビジュアル重視となるために演出上ダブルフェイスを中心に多用されたのでござるが、ダブルフェイスが喋り行動していても、実は喋っているのもミラーだったりする訳でござる。
そう・・・ ダブルフェイス自信は自己意志の無い(?)トランスフォーマーであり、ミラーにとっての手足となる存在なのでござるな。
まあ、本品はバイク型トランスフォーマーで初のライダーを乗せた商品と成る訳でござるが、それだけに終わっていない事には称賛するに値するギミックを採用しているのでござるよ。
実はミラーは合体型マイクロンであり、ブライトとシャドウの2体のマイクロンに分離して、それぞれ、犬神家~チックなヘッドモードに変形する。 ヘッドマスターでもあるのでござるよ!
更に! 本品は変形ロボット業界初(?)の2人乗り(タンデム)可能なのでござる。
前に乗ったブライトがハンドルを握りきれていないでござるが、実に微笑ましいでござる。 (笑)
因みに、ミラーの大きさはミクロマンより小さいでござるが、ダブルフェイスの大きさは劇場版アーシー(MA-11、アーシー、2310円)と同じくらいでござる。
ちゅー事は・・・
この通り、キッカー(アニバーサリーセット SLコンボイ&キッカー、3500円)も登場可能なのでござる。
大きさも調度良く、サイバトロン潜入中を再現できる訳でござる。 (笑)
そして、ミラーもアーシーに乗せる事が可能なのでござる。
少々ミラーが、小さいでござるが紫色のボディは違和感がないでござる・・・ (笑)
そして・・・ ダブルフェイスのロボットモードでござるが、ちゃ~んと某せんとくんを思わせる角がラブリーな頭部を有するのでござるよ。
しかし・・・ 商品プロポーションはTVアニメの様にスマートじゃないのでござるな。
ダブルフェイスは単体でも、ミラーの命令で行動するニュートラル状態でござるが、左右の腕にマイクロンをエボリューション(合体)させる事により、ミサイルを発射するでござる。
武器パーツ(ミサイル)はレーザーロッド(レーザーバイク)を思わせる発光ギミックを塗装で表現しているのでござるが・・・ 個人的には排気管がクリアパーツである事はカンベンしてほしいのでござる・・・
さてさて・・・ 首を引っ込める事により合体開始でござる。
ヘッドオン!
先ずは、ブライトがヘッドオンしたサイバトロンモードでござる!
ダブルフェイスは頭部を入れ替える事により、胸部の軍団エンブレムが切り替わるギミックを有しており、コレにより両軍に入り込み、混乱させたのでござるが・・・
劇中の作画と違い・・・ 如何見ても・・・ 犬神家の一族のスケキヨでござる・・・
そう・・・ TVアニメではブライトとしての描写は、なく初期登場ではサイバトロンフェィスとして登場するも、デストロンに移籍してからは、シャドウがヘッドオンした、デストロンフェイス中心だったのでござるが、作画ではイマイチ完全に頭部か異なるデザインではないので見分けにくかったでござる・・・
やはり・・・ シャドウがヘッドオンしたデストロンモードでも・・・スケキヨでござる。 (笑)
因みに、両腕のマイクロン合体の位置は、ブライトが左で、シャドウが右でござる。
「神の右腕・悪魔の左腕」ではないようでござる。
が・・・ 元々の設計時は、ブライトがデストロン担当で、シャドウがサイバトロン担当になる予定だったのが変更されたそうでござる。 何故に?
さて・・・
ここからが拙者の憶測でござるが、TVアニメではミラーはおろか、ブライトもシャドウも喋らず(?)ダブルフェイスとして、声優の櫻井孝弘氏が演じておられたのでござるが、ダブルフェイスと云うキャラクター性を考えるのであれば、サイバトロン及びデストロンでは喋り方・・・ 否、声を変えた方が良かったのではないでござろうか?
まあ・・・ 日本設定では「マイクロンは喋れない」なので、担当声優は一人ですみ、演出も一人分で事足りるのでござるが・・・
海外設定では普通に喋れたりするのである。
そう・・・ マイクロンが喋れると演出が大きく変わるのでござるよ。
即ち!
シャドウって、女性型マイクロンではないのでござるかな?
如何のキャラクター造形(デザイン)がエプロン姿の女性ぽくも見えるし・・・ ヘッドモードの顔が、鉢巻ちゅーか・・・ リボンぽくも見えるのでござるよ。
交渉・混乱等の工作活動をするマイクロンチームだとすると、女性が居たほうが、物事が上手く進みそうだし、キャラクターの幅が広がるのでござる。
ソレをTVアニメでは簡略化してしまい、挙句にはユニクロン(MX-00、ユニクロン、7980円)の意志細胞(?)ちゅーキャラクターにされてしまったでござる。
因みにアメコミ版ではブライト(海外名、ルーク)もシャドウ(海外名、クロスワイズ)も登場するのでござるが・・・ 活躍もしない背景担当(?)でござる?
まあ・・・ 拙者が見ていないコミックで活躍しているのかもしれないでござるが・・・
シャドウのキャラクター性を表す描写が描かれていないので女性であるとは断言できないでござるが、キャラクターに深みを持たそうとすると女性キャラで有る方が面白いと思うでござるし・・・ タンデムモードの場合はシャドウが後ろになるのでござる。 元バイク乗りだった拙者にとっては、後ろに女性を乗せる事は規定事項なのでござるよ!
因みに商品は・・・ バイクモードでも、犬神家が再現可能でござる。 (笑)
まあ、商品は大味ではあるが、遊べる商品でござる!
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で、余談でござるが・・・
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女性の工作員とかスパイとかで思いだされるのは・・・
「地上最強のエキスパートチームGI☆ジョー」の、コブラ情報将校である、バロネス(E-04、バロネス、680円)なのでござる。
ハンドルのグリップが太くてにぎれないでござるが、ほ~ら似合っているでござろう! (笑)
GI☆ジョーの映画化も決まったことでござるし、このまま「TRANS FORMERS VS GI★JOE」も映画化してもらいたいものでござるな。 (真剣!)
デストロンとコブラの間で暗躍するダブルフェイスちゅーのも絵になるでござろう。
まあ、女性ライダーの後ろに乗るのは男としては、情け無いモノがあるでござるが・・・ バロネスの場合だったら・・・ ミラーの方が小さい事もあり、開き直るしかないでござるかな。 (笑)