ごきげんようでござる!
そろそろ画像ストックがヤバクなってきたので今宵は、2009年丑年の最後に紹介するつもりでいた「ビーストウォーズⅡ」のサイバトロン・突撃員、ビッグホーン(C-13、ビッグホーン、1500円)の紹介でござる。 (笑)
本品は1998年に「ビーストウォーズⅡ」商品として販売されたのでござるが、元々は1987年に海外で販売された「ビーストウォーズ」版ボーンクラッシャー(日本未販売)の白い成型色を情熱の赤色に変更した商品でござる。
そう! 成型色を変更する事によって、ボーンクラッシャーとの差別化を図り、別人としたのでござるな。
しかし・・・ 日本独自の展開である「ビーストウォーズⅡ」の商品数を補う為のリカラー商品でござるが、肝心のボーンクラッシャーが、日本未販売に終わった事が残念でござる。
さて・・・ ビッグホーンの赤いボディでござるが、設定では自らが赤く塗装したとあり、通説になっている「牛は赤い色を見ると興奮する!」をイメージしたとされているでござるが、ビッグホーンは牛とはいえ、バイソンでござろうから少々違うでござろうと思うのでござるよ?
そう! 例の通説は、実際には闘牛士が赤い布をヒラヒラさせることに反応するだけで、赤い色に反応する訳でもないのでござるよ。
しかも!牛の色彩感覚は2色(?)と云われており、白黒とまでは言わないが人間の色彩感覚とは異なるそうでござる。 ?
まあ、闘牛もバイソンも同じ(?)で、拡大解釈したのでござろうな。 (笑)
商品ギミックは、バイソンの尻尾を引っ張る事により、ロボットモードの頭部に装備されたバッファローミサイルを発射するギミックを内蔵しているでござるが、なかなかにグロいギミックでござる。 (笑)
無論、本品も余剰パーツ対策で、予備ミサイルがなく1本のみでござるな。
なお、TVアニメでは、仲間に尻尾を引っ張ってもらい、バッファローミサイルを発射していたでござる。
ロボットモードは大胆に転回された力強いデザインで、当時としても珍しい平手で造形されているでござる。
商品的にも赤い成型色に変更したカラーバランスは正解だとおもうでござるな。
まあ、実際の牛と違い、トランスフォーマーであるから、色彩感覚も普通(3色認識?)なのでござろうな?
劇中でも赤い花を愛でる自然好きな性格でもあるが、単純な性格で一度興奮すると一直線に突っ走る猪突猛進型の牛らしい性格(?)なのでござるよな。 (笑)
更には、シーコンズのスキュウレ(D-21、ゴッドネプチューン、3980円)に一目ぼれして追い掛け回すは、果敢にアタックしては反撃を食らうはで、なにかと美味しいキャラクターだったでござるな。 (笑)
そう、敵に恋するのは美形キャラの特権であり、シルバーボルト(C-41、シルバーボルト、1800円)の様には上手くいかないのが、体育会系三枚目キャラの悲しい定めでござる。 (笑)
なお、商品は手持ち武器はなく、平手である為に武器も持たせられないでござるが、劇中ではサイバトロンバスター(1980円)を使用していたでござる。
無論ロボットモードでも、バッファローミサイル発射ギミックは健在でござるが・・・ 手持ち武器がないと寂しいものでござる。
しかし、ビッグホーンのキャラクター付けはストレートで典型的な牛のイメージで作られているので商品以上に完成されたキャラクターである事は、大柄な脇役スキーな拙者には好きなキャラクターの一人でござる。