トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

刺客

2009-04-22 07:17:06 | ロボットマスターズ

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ごきげんようでござる!

さあ! 今宵はトランスフォーマーの知られざる歴史を考えてみたく、2004年に「ロボットマスターズ」商品として販売されたサイバトロン・刺客、ロードロケット(RM-18、ロードロケット、980円)の紹介でござる!

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ロボットマスターズは、日本独自の展開であり、各次元のトランスフォーマーが時空を超えて、コンボイ(RM-01、G1コンボイ、1480円)の下に集結する、再販商品を正当に売る為のシリーズとも呼ばれており、ロードロケットも商品的には1995年に販売された「トランスフォーマー・G2」版サイバトロン・赤忍者、ロードロケット(TRF-11、ロードロケット、800円)の成型色変更品なのでござる。

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G2版ロードロケットが赤いボディなのに対し、RM版では黄色いボディでござるが、おそらくは同一人物でござろう。 

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そう・・・ G2版ロードロケットの出所は不明なのでござるが、日本設定では忍者の役職が与えられ、バイク系トランスフォーマー=ニンジャのイメージを作り上げた商品であり、小回りの利く機動性とスピード感あるデザインがニンジャのイメージに一致した為にロボットモードのデザインにも大きく反映されているのでござるが、決してカワサキの輸出用大型バイクがモトネタではないでござる。 (笑)

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本品は2000年に「ミクロマン・マグネパワーズ」商品(L-14、マッハスピーダー、1480円)として、発光ギキック(LR44×2使用)を削除して販売されているでござるが、同じく2002年に販売された成型色変更品のRID版サイドウェイズ(サイドウェイズVSアクサー、1999円)と共に発光ギミッックは復活しているでござる。

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商品はミクロマン商品としても販売されていたので、ミクロマンとの相性が良く、ミクロアクションの惣流・アスカ・ラングレー(MA-30、惣流・アスカ・ラングレー(プラグスーツver.)1365円)等も絵になるでござる。

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しかし、キャラクター性を考えるのであれば、G1ジョーのスネークアイ(G-03、スネークアイ、680円)が似合うのでござるが・・・

拙者は未入手なので、名前の良く似たロードブロック(G-06、ロードブロック、680円)を乗せてみたでござる。 (笑)

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う~む・・・ イマイチ似合わないでござるな。

まあ、RM版ロードロケットは、自らの技能を磨く為に日本の山奥で忍者修行に励んでいるそうなので、あんがい忍者属性の誰かとは同じ鎌の飯(?)を食っている修行仲間なのかもしれないという事でござるよ。 (笑)

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しかし・・・ 忍者属性で派手な黄色のボディは如何なものでござろうか?

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まあ、RM版ロードロケットの役割は忍者ではなく、刺客でござるから忍者属性を隠す為にワザと派手で目立つカラーリングを選んだのかもしれないでござるな。 (笑)

しかし、それでもサイバトロン所属で刺客は変・・・ちゅーか物騒でござろう。

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そこで、仮説なのでござるが・・・

RM版ロードロケットの出身地に注目してみたでござる。

ロードロケットは、惑星ジャールよりコンボイ達のボディガードを務める為に参戦した、惑星ジャール出身のトランスフォーマーとして設定されているでござる。

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そう! 惑星ジャールとは、ユニクロン戦争以後、デストロンが本拠地を置いた惑星なのでござるよ。

ロボットマスターズの時代設定では、ユニクロン戦争が終了していないので、まだ惑星ジャールにはデストロン本部がないにしろ、移住していたトランスフォーマーが居たはずで、ロードロケットを含むレーザーバイク系のトランスフォーマーは惑星ジャール固有の先住トランスフォーマーで、以後サイバトロンデストロンに分裂したのではないでござろうか?

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そう・・・ 地球に来たロードロケットと惑星ジャール出身のレーザーバイク達は当時の地球(アメリカ)で流行っていたニンジャ映画に感化されて、忍術を学び、ロードロケットに到っては日本まで忍者修行来たあげく、更に日本の剣客映画とかに感化されて、刺客を名乗っちゃったのではないでござるかな? (笑)

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で・・・ 忍者修行を終えたレーザーバイク達が宇宙に忍者を広めてしまい、忍者属性のトランスフォーマーがユニクロン戦争以後に多く登場するのでござるよな。

故にロードロケットの場合は、G2まで生き残って、更に伝説の忍者の称号である赤忍者を名乗りボディも赤くしたのではないでござるかな? (笑)

そう・・・ ロードロケットの性格は真面目ゆえに感化されやすいのではないでござるかな。

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まあ、レーザーバイクは何度も再販されており、カラーバリエーションも多いのでござるが何故かカワサキぽい緑色のカラーリングが販売されないのは如何なものなのでござろうか?

拙者も元バイク乗りだったので、言わせてもらうでござるが、黄色いバイクの需要・・・ちゅーか人気は無いはずなのでござるが・・・ 意外と黄色いバイクの商品は多いのでござるよな?