ごきげんようでござる!
恐竜は好きでござるかな?
拙者は恐竜が好きでござるが、恐竜系変形ロボット玩具に成ると変形モチーフとなる恐竜の種類が少ないことに不満をおぼえるでござる。
今宵は2005年展開の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」より、スピノサウルスに変形する惑星アニマトロスのデストロン・強襲戦闘員、ダイノシャウト(GD-08、ダイノシャウト、940円)の紹介でござる!
本品の海外販売である「TRANSFORMERS CYBERTRON」ではアンダーマイン(日本未販売)の名で販売されており、付属のフォースチップ(サイバープラネットキー)はアニマトロス(ジャングルプラネット)仕様で同じでござるが海外版にはパスワードが書き込まれているでござるが本体仕様は成型色と塗装の色合いが異なるでござる。
さて、ダイノシャウトは鮮やかな緑色が目立つでござるが、変形ロボット玩具では珍しいスピノサウルスがモチーフであることが珍しい商品でござる。
ただ・・・ スピノサウルスの特徴である背びれの形状が異なる形でデザインされているのが残念でござる。
まあ、本デザインはフォースチップ連動ギミックを仕込む為に優先されたと思うのでござろうな。
では、背びれのチップスロットのフォースチップをイグニッションさせてみるでござる!
背びれより近接戦闘用のクレストソードが飛び出るでござるが・・・
自分の頭にもダメージを与えそうなので使い勝手が悪そうでござるな。 (笑)
しかし、ビーストモードでのポージングは満足できる一品だったりするでござる。
拙者的にはスピノサウルスの口がもう少し長くてもと思う出ござるが全体的には悪くは無いでござる。
そう、彼は惑星アニマトロスの住人であり、トランスフォーマーなのでござるからキッチリと地球のスピノサウルスと同じデザインである必要もないでござる。 (笑)
ロボットモードの変形は簡易でござるが、ミュータント的なデザインは味のある造形でござる。
まあ、ドチラかと言えばヒューザー戦士系トランスフォーマーのデザインに近いイメージがあるでござる。
問題は印象的なデザインながら、TVアニメ本編での存在はコレといったエピソードもなく存在感の薄いキャラクターになったでござるよな・・・
そう、ただでさえ存在感の強いフレイムコンボイ(GD-07、フレイムコンボイ、4200円)が単独行動しちゃったのでアニマトロス出身デストロン兵士は目立つ事なく留守番組みになったでござる・・・
玩具設定では惑星アニマトロスで最も好戦的な戦士としか記されていないでござるが、アニメ本編の描写から推測すると、フレイムコンボイの権力を傘にして好き放題していた小悪党ぽい印象があるでござる。
能力値はパワー(7)、知力(8)、スピード(8)、耐久力(7)、地位(6)、勇気(7)、火力(7)、テクニック(9)で設定されているので雑魚キャラではなくそれなりの実力はあるようでござる。
なお、専用武器は尻尾のテールハンマーで、左右ドチラの腕にも取り付けが可能でござる。
そして、フォースチップ連動ギミックのクレストソードの展開と恐竜の前脚で近接戦闘を優位に戦えるスピードと技術を備えているでござる。
玩具だけ見ていると凶悪な印象があるでござるが、アニメ自体の演出のおかげで残念なキャラクターになってしまったでござる。
なお、ロボットモードの目は無表情で切れ長の赤目なのでござるが、クレストソード固定用のネジ穴を目に見立ててしまうと体色のおかげでカメレオンとかの爬虫類顔に見えてしまうのでござる。
うむ、イロモノ系お笑いキャラとしても通用してしまうでござる。
因みにダイノシャウトの玩具的ライバル商品は、サイドス先生(GC-15、サイドス、940円)になる訳でござるが、キャラクターが増えたおかげでアニメ本編では活かしきれずに終わったでござる。
そう、ダイノシャウトはアニメ本編の演出次第で化ける要素をもったキャラクターだけに残念でござる! ・・・やはり恐竜はティラノサウルスじゃなきゃいけないのでござるかな?