トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

彼が映画に出ない訳?

2011-12-09 23:35:41 | 劇場版・TF3

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やあやあ! 

今宵も、映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」より映画本編未登場のF-22ラプターに変形するディセプティコン航空兵、サンダークラッカー(DD-08、サンダークラッカー、2730円)の登場でござる!

いや~映画登場トランスフォーマーは100体(?)を超えるはずなのでござるが、何故か映画未登場キャラクターが多いでござるよな? (笑)

Photo_2さて、本品は2011年7月に販売されたメックテックウェポン採用のデラックスクラッス商品でござるが、金型自体はセラックスクラス商品版スタースクリーム(DD-02、スタースクリーム、2730円)の成型色変更品で、付属のメックテックウェポンが変更された商品でもあるでござる。

日本販売版は海外販売版パッケージに日本語表記シールを貼り付けて、日本語説明書とメックテックウォーズ対応カードを2枚封入した商品でござる。

なお、2007年度の映画「TRANSFORMERS」ではヴォイジャークラス商品(MD-19、サンダークラッカー、3675円)が販売されたでござるが、2009年には海外限定でEZコレクション版のセット販売品(ウォー・フォー・ザ・スカイ、日本未販売)のみが販売されているでござる。

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まあ、ドチラにせよ先ず先にスタースクリーム有りきな成型色変更商品でござるから、スタースクリームの商品が販売されないと誕生しないキャラクターでもあるでござる。 (笑)

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故に本年度はデラックスクラス商品のスタースクリームが販売されたおかげでデラックスクラス版サンダークラッカーが販売された訳でござるよな。 (笑)

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商品的には買いやすくなったうえにスタースクリームより好感が持てるカラーリングでござるから、映画本編に登場すれば販売促進効果(?)で売れそうな商品には成りそうでござるが・・・

残念ながらサンダークラッカースカイワープ(DD-10、スカイワープ、2730円)も映画本編に登場できない訳があるのでござるよ・・・

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そう、 今回は映画3部作の最終決戦にあたるのでヤラレ役は多くてもよいはずなのでござるが、彼らのヴィークルモードが米国空軍最強の戦闘機F-22ラプターであることが原因なのでござるよ!

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自分の国が大好きな米国人が作る娯楽映画でござるから、たとえ敵として登場しようとも正式に承認を得た自国が誇る最強の戦闘機が打ち落とされるのは忍びなく、まして本作ではディセプティコンが人類の虐殺を行う描写も描かれるわけでござるから、F-22ラプターが軍民かまわず攻撃をしかける場面も見たくないでござろう。

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劇中に登場したスタースクリームでさえ、ヴィークルモードのままでは撃墜されず、攻撃はオートボットにのみヴィークルモードで生身の人間を攻撃するときは態々ロボットモードに変形して相手の攻撃範囲に自ら入って自滅するなど航空兵力としては完全に間違った運用法でござるが・・・

映画の敵役としては戦争映画で米国兵の前に打たれる為に登場する独逸兵のようなお約束でござるよな。 (笑)

故にF-22ラプターの姿をした彼らは出しにくく、正式に名前を借りている以上は単なるヤラレ役だけで映画に出せない大人の事情もあるわけなのでござるよな?

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なお、本品はDD-02版スタースクリームと同じで、転がし走行はできないものも着陸脚は折りたたみ式でござるが、メックテックウェポンはロードバスター(DA-09、ロードバスター、2730円)に付属するアサウルトコンバットソーの成型色変更品であるシャドーアサルトソーが付属するでござる。

シャドーアサルトソーはヴィークルモード翼下装着時には期待に引っかかって展開する事ができないでござる。 無論、シャドーアサルトソーも武器展開時に固定できず、本品のパッケージ収納時に固定されている透明のゴムを使って作動レバーを固定しているでござる。

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ロボットモードの変形は各部の折り畳みがギチギチの為に破損の恐れが若干怖い商品でもあるでござるが、本体に変なギミックを仕込まなかったおかげで、簡易ではあるが完成度は高いでござる。

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本品の拙者的、萌ポイントは着陸脚がそのまま踵になっているデザインで良くぞ接地性の悪い元デザインをアレンジしてくれたものだと関心したでござるよ。

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しかし、MD-19版サンダークラッカーと異なり、頭部はスタースクリームのままであり、カラーリングも玩具的になってしまったので雑魚感が強くなってしまったでござるな。 (笑)

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なお、能力値は体力(9)、知力(4)、速度(9)、耐久力(5)、地位(5)、勇気(7)、火力(9)、技能(6)で設定されており、スタースクリームが王座を奪い取るときに備えて自らが訓練した忠実な部下で、性格は飲み込みがはやいものの卑屈で事なかれ主義のようでござる。

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なお、武器設定はN.E.S.T.ラボを襲撃して奪い取ったシャドーアサルトソーで、不規則な刃の回転により、刃先が分身しているように見えるそうでござる。

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まあ、流石に武器パーツの変更は同じ金型の使いまわしで3種販売する後ろめたさの為かもかしれないでござるが、結果的には安上がりでも良い差別化にはなっているでござるし、ヴークルモードでメックテックウェポンのアクションが楽しめないのも強奪品の為に使えないという説得力があるでござる。 (笑)

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本品はメックテックウェポンによる組み合わせの自由度を証明した商品であり、一応背中と両腕わき腹の6箇所にメックテックウェポンを取り付けて遊ぶことが可能なのでござる。

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デザイン上可動範囲とポージングが決まらない欠点があるでござるが、同じ大きさでジェットロン3体が揃うのは嬉しいものでござる。

ほんと、ロボットモードだけでも劇中に登場して見事な散り様でもみせてくれると販売促進効果もあるのでござるが、映画自体は玩具を売る為の販売促進映画ではないので玩具の売り上げや展開等は全く気にしておらず、映画スポンサーにより作品内容が左右されているのが現実のようでござる?