ごきげんようでござる!
EZコレクションとは簡易変形の廉価版商品だったりするので、完成度はデラックスクラス等の主力商品より劣るものでござる・・・
しかし、キャラクター的にはEZコレクション向きのトランスフォーマーも多く、キャラクター人気に反映せず、妙に完成度の高い商品もあるでござるな?
今宵は、2010年販売のEZコレクションvol.4(全8種、各525円)より、劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」ディセプティコン・兵士、スコルポノック(EZコレクションvol.4、スコルポノック、525円)の紹介でござる!
本品は2010年7月に販売されたEZコレクション商品で、「トランスフォーマーアニメイテッド」より、オプティマスプライム・エリ-トガードバージョン、バンブルビー・エリートガードバージョン、プロール・エリートガードバージョン、オプティマスプライム・ゴールドバージョンの4種と劇場版「トランスフォーマー」のラヴィッジ、プロウル、スコルポノック、ボーンクラッシャーの4種で構成された商品でござる。
パッケージはアニメイテッド仕様の共通デザインで中身が選べないでござる。
なお、封入された変形説明書はアニメイテッド組4体分と劇場版組4体分の変形指示が描かれた説明書(2種)が対応した商品に付属するでござるな。
商品の販売時期と劇中登場の関係で「トランスフォーマー / リベンジ」商品として考えても良いでござるが、本品は2008年に海外で劇場版「トランスフォーマー」レジェンズクラス版バンブルビー・ダメージバージョンとセット販売されたレジェンズクラス版スコルポノック(バンブルビーVSスコルポノック、日本未販売)の単品販売商品でござる。
日本販売は遅れてしまったでござるが、海外版未入手の拙者にとっては、ほぼ海外版と同じ仕様で販売されたのが嬉しいでござるよな!
しかも、本品はEZコレクション商品としては可動箇所が多く、ギア連動アクションギミック搭載のデラックスクラス版スコルポノック(MD-04、スコルポノック、2310円)に負けていない造形は恐れ入るでござるよな。
ただ、安全対策で軟質パーツを用いた尻尾の先端部分が曲がってしまっているのが気に成るところでござるが、反り具合が悪くないのでコレも有りでござるかな?
まあ、どちらにせよキャラクター的に合った商品サイズなのでござるよ!
劇中未登場のロボットモードにも変形できるでござるが、ただ立ち上がっただけのMD-04版と異なり、サソリの脚部は外側を向かずに前方に配置されたことでスリムな感じになったでござる。
劇中では1体しか確認できないでござるが、同型機が存在するようなので、スコルポノック型量産機として多数登場させた方が絵に成る存在だと思うし、ロボットモードのデザインがモロにヤラレ役専用のデザインに見えるのでござるよな。 (笑)
しかも、本品はEZコレクション商品なのに可動範囲が広く、両腕のクローは開閉できないでござるが、別パーツなので回転出来るのでござるよ。
う~む・・・ 元々の変形工程が簡易だけに可動部に力が注がれたと思うでござるが、何気にEZコレクション商品で最も多い可動箇所だったりするのも凄いでござる。
否? キャラクター的に、頑張りどころを違っている設計でござる。
拙者的に劇場版スコルポノックのイメージは映画予告編での印象操作と云うか、良くも悪くも一般人にトランスフォーマーを誤解させた原因の一人だと思うのでござるよな? (笑)
トランスフォーマーは変形してナンボでござるから、劇中のサソリロボじゃ違和感あるのが当然でござるし、映画から玩具を見た御仁であれば何故に変形するの的な思考ギャップもあって当然でござるよな?
トランスフォーマーにおける約束事を守らずに制作しちゃった映画にも問題あるでござるが、タカラの変形玩具としてのMD-04版はアレンジも弱かったのが原因でござる・・・
それ故に、EZコレクション版スコルポノックのロボットモードは妙に味があるのでござるよな。 (笑)
拙者が大好きな、1998年に海外のマイクドナルド・ハッピ-ミールの景品として配布されたビーストウォーズ・メタルス版スコルポノック(日本未販売)と大きさが同じくらいなのも奇遇と云うか嬉しい偶然なのでござるよ。
やはり、EZコレクション版商品は廉価版商品だけに留まらず、キャラクターサイズを考えた小型トランスフォーマーに重視しても好いと思うのでござるよな?
特に販売価格を考えるのであれば、量産型のヤラレ役を投入すれば複数購入が基本となるので、下手に人気キャラのバリエーションを増やすよりもマシだと思うでござるよ。
ちゅー事で、EZコレクション版スコルポノックの重要性を考えてみたでござる!