タカラトミーは商売が下手でござる!
玩具技術は最高水準でも有るのに、販売方法に問題が有り売れない商品が続出するでござる。
にもかかわらず、売れるはずの商品は在庫を恐れて大量販売しない要領が悪いメーカーなのでござるよな?
まあね、拙者もタカラ時代よりタカラの玩具に育てられてきた訳でござるから、商売は下手でもファンを大事にするメーカーなので全面的支持もしているし、タカラトミーに新生してからもタカラトミーの株を買おうかと本気で考えた事もあるのでござるが・・・ タカラトミーに成った事で、更に商売が下手になったとしかいえない販売戦略にはファンとして涙するしかないでござるよな。
今宵は商品の完成度は高いが、販売戦略で大失敗し玩具売り場の守護神、投売りセールの定番品となった「TRANSFORMERS CROSSOVERS」のグレイハルク(トランスフォーマー・マーベルクロスオーバー、グレイハルク、3675円)の紹介でござる!
本シリーズは2008年に映画やコミックで活躍する米国のマーベルヒーローとトランスフォーマーのコラボレーション玩具で、企画を推進したのはハズブロ側で、タカラトミーは玩具設計などに協力したくらいなのでござるが、映画「TRANSFORMERS」の公開や「スパイダーマン」「アイアンマン」などの日本公開に便乗して日本でもトミーダイレクトによる輸入商品ではなく、制式にタカラトミー商品として、海外仕様のパッケージに日本語表記のシールを貼り付けたたけで販売されたのでござるよな。
便乗商品とは言え、明かに説明不足な商品で、何故にマーベルヒーローが変型するのか、世界感的にトランスフォーマーとの関連などなど日本語で一切説明されていない商品でござる。
更に、関連映画が公開されたとはいえ、アメコミ関連のヒーローは日本産ヒーローより知名度が低く、ドチラかと言えばマニアックなコレクター商品を、モトネタを知っている前提でそのまま一般販売してしまった商品なのでござるよな。
せめて、日本語で書かれた世界観やキャラクター紹介を記載した小冊子(カタログ兼ブックレット)を封入してくれていれば・・・ 新規ファンにも優しい商品になっていたのでござるが・・・ 説明書でさえ、英文表記のままでござる・・・ まあ、英文のままの方がコレクター性の高い付加価値でござるが、本品は海外販売商品ではなく、制式日本販売商品なので日本版としての希少価値を謳う方がコレクション性を高めると思うのでござるよな?
そう、わざわざ英文表記のパッケージや説明書に日本語表記(対象年齢15歳以上・など)のシールを貼る手間を考えれば、新規で製作したほうが安上がりだったのでは・・・ と疑問に思うのでござるよな?
本品はシリーズ第1弾商品として販売されたハルク(トランスフォーマー・マーベルクロスオーバー、ハルク、3675円)の成型色を変更しただけのシリーズ第2弾商品なのでござるよ。
流石に米国流通と同じ販売順とはいえ・・・ シリーズ第2弾4体中2体は成型色変更品で構成されては、ただでさえ日本での成型色販売品の売れ行きが悪いのにシリーズ2発目で、マイナーな別カラーリング商品を持ってこられたら販売は厳しいのは当たり前なのに何故に気が付かないのでござろうか?
まあ、一応商品パッケージはハルクと異なるイラストを使用しているとはいえ、付属の説明書は同じものなのでござるよな。
説明書には拘らない米国らしい簡素な説明書こそ手を加えれば、商品イメージは変わり過去のミクロマンや変身サイボーグなどなどのように、付属小冊子のイメージで世界が作られていくものでござるよ。
しかしまあ、現在は既存キャラクター商品の販売目的を意図した創作物は契約違反になり著作権の侵害とかで違約金も発生する契約社会でござるから、下手に商品イメージを伝える事が出来ない場合もあるのでござるよな・・・ 嫌な時代になったものでござるよ。
さて、ハルクと言えばガンマ線を浴びて体質が変化した緑肌の超人で緑色のイメージが強いでござる。
拙者もアメコミ関係は強い方ではなく、テレビシリーズの「超人ハルク」のイメージが強いでござるから灰色ボディのモトネタは分からないでござるよな?
まあ、多くの日本人は本品を見てグレイハルクの存在を知ったのではないでござるかな? (笑)
何でもグレイハルクの名前は通称のようで、商品はコミック初登場時をイメージしたものだとか・・・?
う~む・・・ ハルクのコミックって初版はモノクロだったのでござろうか。 (笑)
しかしまあ、メックモード(ロボットモード)のイメージは一目ぼれするほどのアレンジが逸品なハルクの成型色変更品でござるから、イメージが少々違っても本品の変型ロボット玩具としての完成度は変わらない一品でござるよな。
なお、拙者の購入したグレイハルクは右目が塗装ミスで一部塗られていないのでござるが、幸か不幸かこれが瞳の様に見えてしまう奇跡のレア仕様(笑)なのでござるよな。
これはこれで得したような気がするでござるが、設定上はMr.ファンタステック(未販売)とアイアンマン(トランスフォーマー・マーベルクロスオーバー、アイアンマン、3675円)がハルクの為に共同開発したメカニカルスーツ(強化服?)だそうでござる。
なお、メカニカルスーツといっても等身大のものから有人型巨大ロボットまで様々でござるが、本品には大きさの記載が無いので正確な大きさが分からないでござる?
しかも、グレイハルクの設定自体ハルクと共通でござるから、カラーリングの違いによる特別な設定が存在しないカラーバリエーション商品でござる。
ハッキリ言って日本での販売は、早まったでござるよな。
この手のカラーバリエーション商品は、ファンとしては好く販売したとメーカーを褒め称えるべきでござるが・・・ なにも通常販売でなく少数限定販売でも良いような気がするのでござるよ?
そりゃ知名度の無いバリエーション商品を販売すれば、販売価格の関係と合間って一般人には売れないくらいの計算はできなかったのでござろうか?
御蔭でシリーズ全体は不良在庫で、第3弾の日本販売は無くなったでござる・・・
せめて、キャプテンアメリカ(日本未販売)くらいは限定販売で発売してほしかったものでござるが・・・ 完成度が高いだけに残念でござるよな。
う~む、何故にトミーダイレクト扱いで少数販売しなかったのか謎でござる?
まさか・・・ ハズブロに不良在庫を掴まされて、タカラトミーが経営不振になった後にハズブロに吸収される算段でもあるのじゃないだろうかと疑いたくなるほど、販売戦略や商品仕様を間違えているのでござるよな。 (笑)
いや~ ホントにタカラを支持するファンの一人としては心配でござる。
因みに本品はハルクより、塗装箇所が減らされており全体的に安ポク見えるのでござるよな?
しかしまあ、グレーの成型色の強みは緑色より、上塗り塗装などもし易いから改造には適していたりするのでござるよな。 (笑)
まあ本品は、「騙されたと思って買え!」な商品なので、かならず後悔はしない商品でござる!
なお、本品はハルクと同じくメックモードのパッケージ写真が間違っているので、かなり印象が悪かったりするのでござる。
そう! パッケージ写真は商品の顔であり、各媒体で紹介される大事な写真でござるからプロのカメラマンが撮影していたりするのでござる・・・ が、写真はプロでも玩具は素人でござるから、変形間違いなどのミスが生じるようでござる。
パッケージ写真の間違いが改善するだけでも第一印象で購買意欲が変わる訳でござるから、企業努力として頑張ってもらいたいのでござるよな。
まあ、パッケージ写真より完成度が低ければ詐欺でござるが、パッケージ写真より完成度が高いと嬉しいのは認めるでござるが・・・ 買って見なきゃ、商品の完成度を知る事が出来ないのは勿体無いでござるよ!
リカラーばっかり出すけどまだハズブロの方がマシに思えてきた
自分はマーベルには詳しくないですからこれらにはノータッチでしたね
ただな~売れるものを再販しないせいで転売屋の味方してますからね。
技術レベル向上ばっか目指してないで少しは商売レベルの向上もして欲しいですね。
私もマーベルはスルーで
しかしリカラー、テメーはダメだ!
でも時々思う。
もし購入していたら、キャップとソーも日本に来てくれたんじゃないかと。
たのむよ、タカトミ・・・・・・
実物を入手すれば価値観が変わるでござるよ。
拙者も、あとはブラックスパイダーマンを入手すれば日本版8種はコンプリートするでござる。 (笑)