ごきげんようでござる!
「所変われば品変わる!」の如く、バイクのイメージも日本と米国では違うようで、デストロン所属のバイク系トランスフォーマーだから、暴走族ちゅー安易な考えはないようでござる。
まあ、確かに米国の暴走族のイメージはパラリラパラリラ~♪よりも「イージーライダー」のような感じでござるかな?
ちゅー事で今宵は2001年に販売された「TRANS FORMERS・ROBOTS IN DISGUISE」版、デストロン・妨害員、アクサー(USAエディション、サイドウェイズVSアクサー、1999円)の紹介でござる!
本品は2000年展開の「トランスフォーマー・カーロボット」の米国販売仕様である「ROBOTS IN DISGUISE」(略してRID)商品として販売されたでござるが、TVアニメ劇中では登場せず玩具のみが販売された米国側オリジナル商品でござるが、日本ではUSAエディションとして海外仕様の箱に日本語の商品名とバーコードを貼り付けて限定販売された商品でござる。
アクサーは、1990年に販売されたアクションマスター版アクサー(日本未販売)をイメージした商品のようで、同一人物ないしは別次元の同一人物と思われるでござる。 (?)
商品は1995年に販売されたG2商品のレーザーバイク、ロードビック(TRF-12、ロードビック、800円)の成型色変更品でござるが、からーりんぐはアクションマスター版アクサーと全くにておらず、ヴィークルモードがバイクであるというだけの共通点でござる。
しかも、アクションマスター版アクサーは、変形のできないアクションマスターでありターボサイクル(三輪バイク)に乗ったトランスフォーマーだったので、バイクと一体化した姿として解釈すれば、皮肉というか、なかなかに面白い解釈なのでござるよな。
そう! アクションマスター版メガトロン様(日本未販売)が、G2で戦車と一体化した姿(G2メガトロン、日本未販売orTRF-2、メガトロン・ミサイルタンク、1500円)と同じような感覚なのでござるよな。
まあ、アクションマスター版アクサーは、カラーリングが玩具ぽいので、本品の現実的で一般的なアメリカンバイクのカラーリングは拙者的にも好きなカラーリングでござる。
漆黒のロボットモードは正に闇に潜む忍者ぽいデザインでござるが・・・
アクサーは忍者でもなく、バウンティハンターだったらしいでござる。
なお、RID版では「ブラックホール救出作戦」以後、デストロン(デストロンガー?)に加わり監視役として地球に来たインターセプターらしいのでござるよな。
まあ、何処の誰を監視するのかイマイチ分からないのでござるが、リーダーとして振舞うスカージ(D-012、ブラックコンボイ、3980円)には憤慨しているようでござる。
そう! 監視者としてイメージすれば、漆黒のボディもMIBぽくて理に適っているのでござるかな。
因みに設定では熱探知陽子ミサイルとか4チャンネル方式(?)ブラスターを内蔵しているようでござるが、商品では電磁誘導式キャノン砲(ボタン電池LR-44×2使用)のみが確認でき、アクションマスター版の設定を引用しているものと思われるでござる。
まあ、レーザーバイクでござるから武器は発光するのでござるが、本品は2000年に「ミクロマン・レッドパワーズ」商品(L-15、ロードパイソン、1480円)として販売された際には発光ギミックは削除されていたでござる。 まあ、無事にギミックが復活したのでレーザーバイクとしての商品の魅力は守られた訳でござる。
なお、本品はサイバトロン偵察員、サイドウェイズとのVSセットでござるが、収納方法は変則で対決風に固定されているでござる。
ハッキリ言って、これだと箱がスカスカなのでござるが、アクサーをロボットモードで固定した事により、胸部のスイッチを押して武器を光らせる事ができる、お試し穴が開いた箱に収納できるようになった、如何にも米国仕様らしいパッケージングでござる。
そう! サイドウェイズだと発光スイッチは小さいので試しにくい欠点があったのでござるよな。 (笑)
御蔭で固定用のハリガネがガチガチで取り外すのがメンドクサイのでござるよな。
折角なので、ミクロマンと組み合わせるべく、色の良く似たブラック・アーサー(VHSビデオ、小さな巨人 ミクロマン超百科、2900円付属品)を用意してみたでござる。
流石は大きさ的にも問題がないでござるな。
やはり黒と金色の組み合わせはバイク的にも有っているので目立つが自然である為に目立たないカラーリングでござる。
まあ、アメリカンバイクはスポーツバイクに比べて重い(?)イメージがあり身軽な忍者のイメージには掛離れるでござるが、同じく闇属性の監視者であれば違和感が無いでござる。
まあ、影でコソコソ行動するニンジャもインターセプターも同じ闇属性でござるから、拙者的には本品は好きな商品なのでござるよ。
そう、レーザーバイクは商品的にも流用しやすいデザインであるために、今後も再登場する可能性もある商品なのでござるよな。
次は白バイ風のカラーリングで販売される事を期待したいでござる。