ごきげんようでござる!
2010年は過ぎてしまったでござるが、待ち望んでいたマスターピース版ロディマスコンボイ(MP-9、ロディマスコンボイ、17640円)が販売されたでござる!
このところ新商品入手に遅れをとっていたので、通販を利用して最速レビューを狙っていたでござるが・・・ これがものすごい曲者で1日で写真に収めることが出来ず5日間を費やした代物だったでござる。
流石はマスターピース商品と言いたいところでござるが、今回ばかりは販売価格も然る事ながら別の意味で万人にお勧め出来る商品ではないでござるよな。
本品は「WELCOME TO TRANSFORMERS 2010」の最後を飾る目玉商品でござるが、2010年をまたいで2011年1月下旬に販売された商品でござる。
商品はロディマスコンボイ(C-77、ロディマスコンボイ、2200円)の完全新設計マスターピース商品でござるが、過去の商品では再現されていないホットロディマスからロディマスコンボイへのバージョンアップを再現した意欲作でござる。
これだけ聞けば往年のファンならずとも期待が膨らむでござるが販売価格も20000円近く成る事は覚悟していたでござる。
しかし、販売価格は17640円に抑えられた結果、商品サイズはスケールダウンしてしまいマスターピース版コンボイ(MP-1、コンボイ、10290円)よりも小型になってしまったでござる・・・ 夢のWコンボイの競演を楽しみにしていたファンには残念でござるが、ホットロディマス状態で並べれば違和感はないハズでござる。 (笑)
本品はホットロディマスのロボット状態で収納されており、ロボットモードのデザインも劇中作画のイメージで造形されている商品でござる。
玩具版ホットロディマス(C-78、ホットロディマス、1600円)は「トランスフォーマー2010」商品では当時の技術としては完成度が高い商品だったでござるが、劇中のイメージを伝えるには力不足だった為に本品の様な造形を待ち望んだものでござる。
しかも、本品は胸部にマトリクスを収納する事が可能なだけではなく、映画「トランスフォーマー・ザ・ムービー」で使用したオプティカル・バイザーの展開や、パーツ交換による回転ノコギリ(ソウブレード)及びウェルディングトーチが再現されているでござる。
ただ・・・ 残念なのがマスターピース版コンボイのマトリクスとサイズが異なる為に収納できない事でござるよな。
そう、本品は専用武器フォトンレーザーαとフォトンレーザーβの二丁拳銃が用意されており、タカラトミーの本気を伺える商品なのでござるが、商品には致命的な欠陥があり、フォトンレーザーの凸ジョイントとホットロディマスの手のひらの凹ジョイントが合わず綺麗に保持できないのでござるよ・・・ しかも、可動指の保持力が無いために持たせる事も至難の業でござる・・・
拙者はフォトンレーザーのグリップ部凸ジョイントに両面テープを貼って保持しやすくしたでござるが、本品を購入した御仁が一番最初に失望するポイントの一つでござる。
おそらく試作段階では問題がなかったのでござろうが、生産段階で何らかのミスが出てしまったのでござろうな?
失望ポイントその2
これは個体差かもしれないでござるが、オプティカル・バイザーの開閉ギミックが硬いこと、背部ユニット固定用ジョイントが外れやすい事、胸部ジョイントが緩く両腕の収納ギミックが硬くて綺麗に収まらない事でござるが、これはパーツが干渉するゲート切り離し部分を綺麗に削れば解決できたりするでござる。
失望ポイントその3
重量感・・・ これを気にする御仁は少ないとおもうでござるが、本品はダイキャスト製パーツの使用量はすくなく、初めてマスターピース版コンボイを手にしたときの「これで殴れば人が殺せそうな・・・ 」重量感がないのでござる。 (笑)
しかも、脚部に使用されたダイキャストパーツのお蔭で片足立ちする為のバランスもとれないでござる。
う~む・・・ 安価な商品であれば少々完成度が悪くとも、低販売価格でよく頑張ったと悪いところには目を瞑るでござるが、高額商品だと販売価格に見合った完成度を求めるので悪いところが目だってしまうのでござるよな・・・
しかし、本品は見るべきところも多く、正座が可能な可動範囲を誇るでござる!
そう、第28話「重すぎた使命」の剣道道場(体育館?)での名シーンを再現可能なのでござる。
拙者的には某水陸両用モビルスーツの体育座りとならぶ印象的なポーズで是非に再現したかったモノなのでござるよ。
さて、問題はヴィークルモードでござる。
ホットロディマスのヴィークルモードはスーパーカーと記載される事が多いでござるが、本品ではレースカーモードと記載されているでござる。
本品のヴィークルモードもC-78版玩具とはイメージが異なり劇中イメージで設計されているでござる。
ゆえに変形方法は大きく異なっており、ロボットモードからのプロポーションギャップを無くすべく細かく折りたたまれた複雑な変形方法を採用しているでござる。
しかも、これが曲者で脚部関節の可動は硬く、説明書では簡単に説明されているだけなので足首部分の角度調整がわからずミリ単位以下のズレでも綺麗に変形できないのでござるよな。
ロデコン、ヴィークルに出来ませんでした。
ウイングがきつくてコンテナに収納できず、
しかも途中で引っかかった状態になった時は抜くことも入れることも出来ずに破損を覚悟しました。
なんとか取り外せたものの塗装はげが出来ちゃいましたよ。
いいよ、ずっとロボ状態で遊ぶからと再度変形させれば脚のパネルがもげたー!
つけ直せば目立たない破損だしいいやと思って気を取り直したのもつかの間、
うおー銃の合体ギミックかっこいいーと感動させておいて保持できない罠。
本気で金返せと思ってます。
無理だとわかっているから、そのまま遊ぶことにしてますが。
しっかりしてくれ、タカトミさんよー!
なぜロディマスは何時まで経っても製品に恵まれないんだろう?仮にデキが良くても言われる事が奇跡!になりますし(本人が奇跡のヒーローだからか?)
このまま永遠に不幸なコンボイで終わらないでほしいです。
タカトミだって彼の事嫌いじゃないはずですし。
そうとは分っていても、あの分離形態をドンだけカッコ良くするか楽しみでした。まさか逆向きに挿して、ガワ被せるとは。
マスターピースだし、記念的タイミングの商品だし、なんか、もっと、その、ため息だして夢心地になるかと思ったら別の方向のため息が出そう。いや、購入者は出してるんでしょうね。
なるほど、最終生産の次のコンボイ、それに合わせた小型化ですか。ありえますね。
でも、ロディマスがこれだと、企画が中止。なんてことになりそう。値段しだいですが、コンテナ付きでの商品化だったらほしいなー。
ロディマスもブラックVrとか出るんですかね?アニメイテッドでも黒ロディマスがいるし。設定もあるみたいだし。届くのは楽しみなんですが。
黒ロディマスコンボイもいましたね。メナゾールだっけ?
もし、次のマスターピースの新作が発表されたら、どうせ期待されないでしょうね。
でも、そういうときにかぎって、「実は出来が良かった」というパターンになりそう・・・。
なぜ、期待の度合いと実際の評価は反比例するんだぁぁぁぁ!!
クラシックスラインでロディマスプライムがリメイクされるのを首を長くして待ちます
2010キャンペーンの締めがこれでは・・・・
おそらく翼の可動ギミックのおかげではめ込み難くなっているのでござろうな?
ヌエベ殿、ネブロン殿 、くぼやん 殿、本品の設計は悪くは無いのでござるが製品段階でケチを付けがついてしまったでござるな・・・ 何故にロディマスコンボイの玩具はケチが付き捲るのでござろうな?
まあ、こりゃダメだ~と見限った後に傑作が出る場合も多々あるので諦めずに暖かく見守るしかないでござるよな。
ズットン殿、さすがに本品でブラック仕様を販売するのであれば・・・ タカラトミーはファンにケンカも売るつもりでござろう! (笑)
そのときは苦情電話やメールを送らねばならないでござるよな。
ロディマス・C殿、とりあえず拙者が試したフォトンレーザーのグリップに両面テープを貼る方法が良いと思うでござるよ。
テープを剥がせば跡は残らないでござるから、パテや瞬間接着剤を盛って削るよりも楽でござる。
…因みにタカラトミーはファンにケンカを売る気はないと思います。と、言うよりそうであってほしい…。
拙者も知らずに定価で購入したのなら、「金返せ!」と言いたくなる一品でござるよ。 (笑)
やはり「もっとなんとかならんかったのか?」
という気持ちが日に日に大きくなっていくような(笑)
ご指摘されてますが、確かに細部にクリアパーツをもっと使うとか、
ダイキャストで重量がほしいとかいろいろ思っちゃいますね。
タカトミは「ま、これでいっか」って思ってるのかもしれませんが、
ファンにどれだけロディマスが愛されてるか知らないわけじゃないでしょうに…
あ!自分のブログにリンクを貼らせていただきました!
コメント欄でのご報告で失礼いたします。