トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

刺客

2009-04-22 07:17:06 | ロボットマスターズ

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ごきげんようでござる!

さあ! 今宵はトランスフォーマーの知られざる歴史を考えてみたく、2004年に「ロボットマスターズ」商品として販売されたサイバトロン・刺客、ロードロケット(RM-18、ロードロケット、980円)の紹介でござる!

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ロボットマスターズは、日本独自の展開であり、各次元のトランスフォーマーが時空を超えて、コンボイ(RM-01、G1コンボイ、1480円)の下に集結する、再販商品を正当に売る為のシリーズとも呼ばれており、ロードロケットも商品的には1995年に販売された「トランスフォーマー・G2」版サイバトロン・赤忍者、ロードロケット(TRF-11、ロードロケット、800円)の成型色変更品なのでござる。

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G2版ロードロケットが赤いボディなのに対し、RM版では黄色いボディでござるが、おそらくは同一人物でござろう。 

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そう・・・ G2版ロードロケットの出所は不明なのでござるが、日本設定では忍者の役職が与えられ、バイク系トランスフォーマー=ニンジャのイメージを作り上げた商品であり、小回りの利く機動性とスピード感あるデザインがニンジャのイメージに一致した為にロボットモードのデザインにも大きく反映されているのでござるが、決してカワサキの輸出用大型バイクがモトネタではないでござる。 (笑)

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本品は2000年に「ミクロマン・マグネパワーズ」商品(L-14、マッハスピーダー、1480円)として、発光ギキック(LR44×2使用)を削除して販売されているでござるが、同じく2002年に販売された成型色変更品のRID版サイドウェイズ(サイドウェイズVSアクサー、1999円)と共に発光ギミッックは復活しているでござる。

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商品はミクロマン商品としても販売されていたので、ミクロマンとの相性が良く、ミクロアクションの惣流・アスカ・ラングレー(MA-30、惣流・アスカ・ラングレー(プラグスーツver.)1365円)等も絵になるでござる。

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しかし、キャラクター性を考えるのであれば、G1ジョーのスネークアイ(G-03、スネークアイ、680円)が似合うのでござるが・・・

拙者は未入手なので、名前の良く似たロードブロック(G-06、ロードブロック、680円)を乗せてみたでござる。 (笑)

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う~む・・・ イマイチ似合わないでござるな。

まあ、RM版ロードロケットは、自らの技能を磨く為に日本の山奥で忍者修行に励んでいるそうなので、あんがい忍者属性の誰かとは同じ鎌の飯(?)を食っている修行仲間なのかもしれないという事でござるよ。 (笑)

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しかし・・・ 忍者属性で派手な黄色のボディは如何なものでござろうか?

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まあ、RM版ロードロケットの役割は忍者ではなく、刺客でござるから忍者属性を隠す為にワザと派手で目立つカラーリングを選んだのかもしれないでござるな。 (笑)

しかし、それでもサイバトロン所属で刺客は変・・・ちゅーか物騒でござろう。

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そこで、仮説なのでござるが・・・

RM版ロードロケットの出身地に注目してみたでござる。

ロードロケットは、惑星ジャールよりコンボイ達のボディガードを務める為に参戦した、惑星ジャール出身のトランスフォーマーとして設定されているでござる。

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そう! 惑星ジャールとは、ユニクロン戦争以後、デストロンが本拠地を置いた惑星なのでござるよ。

ロボットマスターズの時代設定では、ユニクロン戦争が終了していないので、まだ惑星ジャールにはデストロン本部がないにしろ、移住していたトランスフォーマーが居たはずで、ロードロケットを含むレーザーバイク系のトランスフォーマーは惑星ジャール固有の先住トランスフォーマーで、以後サイバトロンデストロンに分裂したのではないでござろうか?

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そう・・・ 地球に来たロードロケットと惑星ジャール出身のレーザーバイク達は当時の地球(アメリカ)で流行っていたニンジャ映画に感化されて、忍術を学び、ロードロケットに到っては日本まで忍者修行来たあげく、更に日本の剣客映画とかに感化されて、刺客を名乗っちゃったのではないでござるかな? (笑)

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で・・・ 忍者修行を終えたレーザーバイク達が宇宙に忍者を広めてしまい、忍者属性のトランスフォーマーがユニクロン戦争以後に多く登場するのでござるよな。

故にロードロケットの場合は、G2まで生き残って、更に伝説の忍者の称号である赤忍者を名乗りボディも赤くしたのではないでござるかな? (笑)

そう・・・ ロードロケットの性格は真面目ゆえに感化されやすいのではないでござるかな。

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まあ、レーザーバイクは何度も再販されており、カラーバリエーションも多いのでござるが何故かカワサキぽい緑色のカラーリングが販売されないのは如何なものなのでござろうか?

拙者も元バイク乗りだったので、言わせてもらうでござるが、黄色いバイクの需要・・・ちゅーか人気は無いはずなのでござるが・・・ 意外と黄色いバイクの商品は多いのでござるよな?


戦え! マシンロボ軍団

2009-04-21 15:56:38 | マシンロボ

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弱~い~相手にはは~もう飽きた~♪

強~い~相手~は~何処にいる~♪

我ら最強~♪ 我ら最強~♪ 最強~マシン~ロボ~♪

ちゅー事で、今宵はバンダイのマシンロボ600シリーズの第1号商品であるバイクロボ(MR-01、バイクロボ、600円)の紹介でござる!

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本品は1982年にポピー(現、バンダイ)より販売された、マシンロボ・シリーズ最初期の1体で、600円の販売価格と収納箱サイズを統一した変形ロボット玩具の1体で、600円ながらダイキャスト・ゴム製タイヤ・クリアパーツにメッキ仕様の豪華な商品でコレクション性の高い商品でござる。

なお、拙者の保有するバイクロボは、1985年販売品のBANDAIの刻印に変更された商品で、付属のシールを貼っているがメッキの剥げた状態で箱もないでござる。 

うむ、やはり箱が無いと痛みやすいでござるな。

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さて、最初期に販売されたマシンロボ600シリーズ6体は、SF的なデザインをモチーフとしており、バイクロボもバイクがモチーフでござるが、あからさまにロボットと分かる玩具的なレトロデザインでござる。 (笑)

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そう・・・ 今の目で見れば、ハンドローラーを使ったエクササイズでござるが、1982年の登場時には斬新なデザインだったのでござるよ。 (笑)

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故に本品は最近のバイク系変形ロボットと違い、タイヤの処理に苦労しているのでござる。

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なお、本品はバイクでありながら、人を乗せる事を前提としていないデザインであるが故に、乗りにくそうなシートとハンドル位置でござる。

商品サイズもロボットモードで全高8センチでござるから、サイズ(24/1)の合うフィギュアが無いのでござるよな。 (残念!)

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さあ! ロボットモードのデザインは単純でレトロチックでござるが、なかなかに味のあるデザインでござる。

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しかし、本品は最初期のマシンロボでござるから、ロボットモードの変形では、タイヤとエンジン部分が余剰パーツとなるのでござるよ。 (残念)

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うむ、四半世紀前の商品でござるから、豪快にパーツが余るのは仕方が無いでござるかな。

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なお、バイクロボは1985年に拡大サイズ商品であるビッグマシンロボのビッグバイクロボ(BMR-01、ビッグバイクロボ、1650円)が販売され、1986年には「マシンロボ・クロノスの大逆襲」仕様(MRB-12、バイクロボ、600円)で商品番号を変更して販売されているでござる。

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基本的外見は日本販売での違いは無く、メーカー刻印の違いくらいでござるかな?

まあ、1983年販売のセット版(マシンロボベスト5・スペシャルシリーズ、3000円)では黒いボディの商品も販売されており、1984年に米国で販売された「GO BOTS」版では異なる配色の黒色で販売されており、悪役側であるレネゲーズのリーダー、サイ・キル(日本未販売)として設定されているようでござる。

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なお、TVアニメでも登場はしたものの、印象に残るような活躍は無いでござるが、リーダー格の一人的なイメージは強いでござる。

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さてさて、余剰パーツであるタイヤは両肩に装着可能なので、装着しておくほうが良いでござろうが、流石にエンジンを装備したままだと、チト変になるので余剰パーツは已む無しでござるな・・・ せめて武器として保持できるピンが増設されていればよかったのでござるが・・・

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しかし、本品には腕に合う接続ピンが無いでござるが、両腕に挟みこめるので、なんとなく武器を両手で保持しているように見えるでござる。 (笑)

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故意なのか偶然なのか、面白い仕様でござる。

無論、エンジン部にはギミックなぞ無いでござるよ。

まあ、TVアニメの影響でイメージが限定されてしまう商品があるでござるが、登場頻度の少ないキャラクターには然程影響はなく、自由な発想でキャラメイクできるのも魅力でござるな。

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ついでなので、もう1体!

こちらは、1983年にポピーより販売された、スクーターに変形するスクーターロボ(MR-16、スクーターロボ、600円)でござる!

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本品も1985年にバンダイよりブリスターパックのパッケージで販売されているでござるが、メーカー刻印は無く、シール処理で行なわれており、拙者の購入品はポピー版なのでござるが、現在は箱が無く、一部シールが剥がれた状態なのでござるよな。

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なお、本品もスクーターをモチーフにしているものの、モデルのないデザインなのでござるが、当時としてもスクーター(原動機付き自転車)というモチーフは珍しいでござるな。

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しかし、本品はバイクロボと比べると、ゴム製タイヤやクリアパーツは採用されず、メッキ箇所も少ないので、ソレ相応の商品でござる。

なお、後輪はダミーで補助輪による転がし走行となるでござるな。

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無論、本品も大きさゆえに搭乗可能なフィギュアは・・・ なかなか無いでござるな? (笑)

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ロボットモードのデザインは簡単で大味ゆえにバイクロボと比べてしまうと見劣りしてしまうでござる。

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しかし、拙者的には簡素で如何にも一昔前のレトロロボット風のデザインや大腿部の蛇腹風の造形はツボでござるな。

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なお、子供が適当に書いたようなデザインは、本当に一般公募(?)で子供がデザインしたロボットを基に設計したと云われているのでござるが・・・ 何処まで本当なのかは定かではないでござる。 (?)

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さて・・・ スクーターロボは、「マシンロボ・クロノスの大逆襲」仕様の商品は販売されておらず、劇中にも未登場(?)なハズでござるが・・・

たしか・・・ 21話「天使の心よバイカンフーを守れ」くらいにスクーターに変形する女の子のサラって娘がゲスト出演していたのでござるが・・・ 全く関係は無いと思うのでござるよ。

うむ・・・ ちと勿体無い存在でござる。

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そう・・・ 地味な商品なのでござるが、実は本品は腕にボールジョイントを使用しているので、可動範囲は広く、脚部も腰をずらせば左右の脚が交互に可動するので、遊べる商品なのでござるよ。

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拙者的には正座ができるロボット玩具ちゅーのもツボなのでござるよ。 (笑)

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まあ・・・ トランスフォーマーでも同じでござるが、TVアニメでの登場頻度が多いキャラクターの商品が必ずしも完成度が高いわけでもなく、マイナーな商品にも傑作が有るところが変形ロボット玩具の奥が深いところでござる。

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しかしまあ・・・ 商品の箱が無い状態での保管は難しいちゅー事が、今回の写真で分かってもらえたでござるかな?

拙者も資料的にも箱を捨てた事に後悔しているのでござるよな。 (笑)

うむ・・・ 一時の過ちは未来永劫に引きずる後悔でござる。

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まあ・・・ もっと残念なのは・・・ 600シリーズをコンプリートできなかった事でござるな。 (笑)


エネルゴンキッカー

2009-04-19 08:45:39 | トランスフォーマー スーパーリンク

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叫べよGO WOW~♪ 強く変われ~♪

宇宙にGAN~GAN~♪ 突き進め~♪ FIGHT! トランスフォ~マ~♪

さあさあ! 今宵は何時かバイク系トランスフォーマーを特集しようと想い温存しておいた、「トランスフォーマー・スーパーリンク」の海外版「TRANS FORMERS ENERGON」のキッカーハイワイヤー(エネルゴンキッカー、日本未販売)の紹介でござる!

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本品は2004年の「ENERGON」商品の後期販売である「THE POWERLINX BATTLES」仕様の完全新設計商品であり、日本で販売されたキッカー(SC-14、キッカー、980円)とは異なる商品でござる。

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そう・・・ 日本版キッカーは、ミクロマン(ミクロマンマスターフォースMF2シリーズ)の素体構造を用いているのに対し、米国版エネルゴンキッカーはGI・ジョーの素体構造を用いた商品なのでござる。

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如何な訳でSC-14版キッカーが米国で販売されなかったのか、不明でござるが「ENERGON」商品は日本販売と異なる金型を使用した商品が多く、本品はおそらく・・・ 強度・安全面的に米国では不適格で、部品数が少なく強度的にも問題が無いGI・ジョーの構造が重宝されたのでござろう。

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そう! 日本版キッカーがタカラのミクロマン30周年商品なのに対し、ハズブロがGI・ジョーを使用するのは、対抗意識もあるのでござろうな。 (笑)

因みに比較用のGI・ジョーは、メリッサ大尉のパパかもしれない、フリント(G-02、フリント、680円)でござる。

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なお、日本版キッカーと比較してみると違いは一目両全で、一回り小さく塗装も簡略化されているでござるな。

まあ、米国版は日本版より大きくなる事が多いでござるが、小さくなる事は珍しいでござる。

うむ・・・ この身長差を利用すれば、エネルゴンキッカーを妹のサリーに見立ててみるのも一興でござるかな。 (笑)

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なお本品の可動箇所はSC-14版に劣り、立たせ難い欠点があるのもJI・ジョーらしい仕様でござる。 (笑)

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しかし、部品強度はSC-14版よりも強いので、部品がポロポロ取れたり関節部が折れる事は無いでござる。

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しかも、本品の最大の特徴はENERGON商品でござるから、背中のエネルゴンポケットに別売りのエネルゴンスターの装着が可能であり、SC-14版の付属武器であるエネルゴンセイバーも保持が可能でござる。 

無論! GI・ジョーの武器も保持可能でござるよ。 (笑)

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そして、本品の目玉であるハイワイヤーでござる! (笑)

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ハイワイヤーは、TVアニメ本編でも登場したオフロードバイクに変形するマイクロンの、ホッパー(SC-09、クリフジャンパー、980円)海外名であり、商品はマイクロン(ミニコン)サイズからデラックスサイズに拡大した商品でござる。

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しかし、そのまま大きくした訳でもなく、マイクロンジョイントや合体機能は削除されているのでござるよな。 (笑)

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まあ、その代わりに折りたたみ式スタンドが追加されたり、エネルゴンポケットが増設されたでござる。

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まあ、ウィンカーとかの部品は無いでござるが、オフロードバイクでござるから問題ないでござる。

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そう! オフロードバイク型の変形ロボは珍しいのでござるよ。

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しかも! 日本版では味わえなかった、劇中の再現度はコチラの方が上でござるな。

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まあ、そう云う意味ではエネルゴンキッカーは良い商品なのでござるから、日本未販売は勿体無いでござるよ。

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そう・・・ 勿体無い序でにシュアショックグラインダーも同サイズで販売してもらいたかったでござるよ・・・ 無論!パーセプターに合体仕様で。 (笑)

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なお、本品にはSC-14版キッカーの搭乗も可能でござる。

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まあ・・・ ひとつ問題なのが本品をマイクロン(ミニコン)と呼んでいいものかと云う事でござる。

そう!マイクロンジョイントが無いから、マイクロンではなく通常のトランスフォーマー(オートボット)でござろうな? (笑)

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ロボットモードのデザインは基本的にマイクロン版と同じでござるが、変形方式は異なっているでござる。

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なお、スーパーリンクとENERGONでは、同じ世界観でござるが、名前どころかキャラクター設定まで変わっているスーパーリンク版のホッパーは、前作(マイクロン伝説)との繋がりが説明されていないマイクロンで地球移民組みと思われるのでござるが・・・

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ENERGON版設定では、ARMADA(マイクロン伝説)のハイワイヤー(日本名、ウィーリー)の新たな姿(パワーアップ?)であり、同一人物なのでござるよな。

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まあ、拙者的にはヤヤコしくなるので、マイクロンのホッパーハイワイヤーは別人という事にしているでござる。 (笑)

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なお本品はマイクロンの拡大商品のようなものでござるから、大きさ的には単純構造で脚部が心配になるくらい脆いのが気になるでござる。

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しかし、大きい分だけの情報量がある造形は評価したいでござる。

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なお、本品もエネルゴンスターの装着は可能でござるが、右腕の拳の穴は小さい為にエネルゴンウェポンの装着は不可能でござる。 (残念!)

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ハイワイヤーエネルゴンキッカーの対比は申し分ないのでござるが、手持ち武器が無いのがチト寂しいでござるな。

なお、本品付属のカードは1枚でござるが、エネルゴンキッカーハイワイヤーの2人分のスペック値が記載されているでござる。

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うむ、やはりバイクロボと搭乗者の対比というのは良いものでござるな。

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これで、ヘルメットが脱げるなり、頭部交換式だったらよかったのでござるが・・・

トランスフォーマーでのバイクと搭乗者の組み合わせ商品は最高峰と呼べる商品が販売されていないので、そろそろ登場してもらいたいでござるな。 (笑)


蜘蛛男

2009-04-18 20:14:31 | TF・CROSSOVERS

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最初に断わっておくでござるが・・・

拙者・・・ スパイダーマンが大嫌いなのでござる。

まあ、スパイダーマンという作品がキライじゃないのでござるが、スパイダーマンを崇拝する先輩のおかげでキライになったという方が正しいでござる。

拙者も面白く無いものは、「素直に面白くない!」「悪い!」「ここが変?」と指摘できる性格でござるが、学生時代の先輩の存在は絶対的であり、本音も言えない状況だったので、スパイダーマンの批判ができず、感想文の提出を強要されたでござる。

しかも、スパイダーマンを称える文章しか認められなかったでござるから苦労したものでござる・・・

この状況で、スパイダーマン漬けされて、ハマレば良かったのでござるが・・・

反発する想いが強くハマルどころか嫌悪感するほうが強くなったのでござるよな・・・

先輩が卒業した時はどれだけ嬉しかったことやら。 (笑)

故に、今でも過去のトラウマの御蔭でスパイダーマンが嫌いなのでござる。

しかし、スパイダーマン自身が悪い訳でも無いので、変形玩具好きの拙者としては素直に変形玩具としてのスパイダーマンは、評価させていただくでござる。

ちゅー事で今宵は2008年に販売された、「トランスフォーマー マーベルクロスオーバー」版スパイダーマン(SPIDER-MAN、3675円)の紹介でござる!

Photo_2 本品はスパイダーマンからバイク(モーターサイクル)に変形する商品で海外で販売された物と同じだと思われるでござるが、パッケージには日本語表記の商品名・バーコードなどを印刷したシールが貼られているでござる。

まあ、日本では対象年齢が15歳以上設定されており、マニア向けの商品でござるから、付属の説明書は英文表記のままでござる。

そう! 素人には手を出しにくい商品なのでござるが、何処をどう間違ったのかタカラトミーが普通に販売してしまったのが失敗で販売には苦戦を強いられる商品となり、現行のシリーズ日本販売は休止中(?)なのでござるよな。

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しかし、ヒーロー(スパイダーマン)とバイクの組み合わせは悪くないのでござるが、ヒーロー本体がバイクに変形してしまうのには必然性がなく、悪趣味なのでござるよな。

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が、本品はスパイダーマン本人ではなく、同じくマーベルヒーロのアイアンマンゴームズさん・・・ 否! ミスターファンタステックとの共同開発で誕生した強化スーツ(?)らしいのでござる?

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まあ、強化スーツといっても等身大なのか、巨大ロボットサイズなのか記載されていないのでござるが、おそらくは巨大ロボットサイズなのでござろうな?

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バイクのデザインは肉感的で少々いや~んな感じでござるが、フロントカウルは動物ぽいデザインで可愛らしくも、カッコよさが無いデザインでござるが。

無駄に存在感は主張しているでござる。

そう! ステップやウィンカー等の造形はないものの、折りたたみ式のスタンド(×2)や右側に配置された排気管(×2)がミサイルとして装備され、ミサイル発射用スイッチも目立たなく設計されているデザインは無駄に完成度が高く評価できる商品なのでござるよな。

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変形は中に人間が入っていると思えばキモチの悪いでござるが、バイク系変形ロボット玩具では良く出来た商品でござる。

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そう! ロボットーモ(?)でのプロポーションとアレンジは誰が見てもスパイダーマンなのでござる。

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しかし・・・ コレでも、当時の先輩であれば認めず、ハズブロに脅迫文章でも送っていたでござろうな。 (笑)

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拙者としては、両腕の表現やミサイル発射ギミックのアレンジはアレンジはスパイダーマンぽいデザインなので良く出来ていると思うのでござるが・・・

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スパイダーマンのキャラクター性を考えれば、可動範囲が狭いような気がするでござる。

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しかし、可動箇所は他の変形玩具としては広いくらいなので、合格点なのでござるよ。

しかも、拙者的には腰周りの造形は賛美したいでござる。

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なお、装備された武器は両腕のミサイルだけのようでござるが、脛に収納されているスタンドが格闘戦時の殺傷武器のようで面白いと思うでござる。

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そう! 本品は実に完成度の高い商品と呼べるのでござるが、日本での販売方法には無理があったのではないでござるかな?

まあ、スパイダーマンの知名度は別としても、日本でアメコミヒーローを普通に紹介するには情報不足であり、商品の魅力を伝え切れていないイロモノ的な扱いなのも残念でござる。

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因みに商品サイズ的に等身大とみてみれば、16センチ前後のフィギュアとの組み合わせが良いと思うので、フロイラインリボルテック版の涼宮ハルヒ(SP NO.1、涼宮ハルヒ・バニーVer. 2500円)を用意してみたでござる。

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しかし・・・ バイクモードでのデザインがデザインだけに乗せにくいでござる。 (笑)

う~む・・・ これで、カラーリングが青・赤でなく・・・肌色と白だったらヘンタイ仮面ぽくなるので、ソチラの方が好みになるのでござるが・・・

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まあ・・・ スパイダーマンが嫌いな拙者でさえ、本品の完成度には合格点を出せる傑作変形ロボット玩具でござるから、未購入の御仁にはオススメしたい一品でござる。

今なら処分セールで購入しやすくなっているかもしれないでござるな?


チェンジ白バイロボ!

2009-04-17 03:13:11 | チープTOY・早川玩具

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ごきげんようでござる!

さあ今宵は白バイ系変形ロボ3連発目!

チープTOY界のバイナルテックの異名を持つ、早川玩具より販売のチェンジ白バイロボ・天神(オープン価格)の紹介でござる!

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本品は2004年(?)ごろに販売されたダキャスト使用の約12/1サイズ変形ロボット玩具であり、商標ライセンスは会得していないでござるが、バイクモードの完成度は怖ろしく高く、ロボットに変形するとは思えない商品でござるが、チープTOYの証である金メッキのライフルが付属するでござるがバイクモードでは収納できず余剰パーツになるでござる。

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そう・・・ 本品の完成度は異なる銀色の塗装仕上げにクリアパーツ及びメッキ使用でディスプレーモデルとしても通用するのでござるよ。

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しかし・・・ 警視庁のロゴはプリント処理されているのでござるが、ナンバープレートは日本式ではないのでござるよな。

うむ、流石は中国産でござるな。 (笑)

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しかし、バックミラーやメーター類まで細かく再現されており、スタンドは折畳み式と無駄に作りこまれているのでござるよ。

まあ、流石にゴム製タイヤではないでござるが・・・

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因みに、本品はチェンジ白バイロボ・天神でござるが、如何やら個体名は白風(HAKUFU)と命名されているようでござる。

ではでは、驚愕の「激走チェンジ!」でござる!

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白バイがロボットに・・・

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う~む・・・

ヴィークルモードの美しいラインを残したままのロボットモードなのでござるが・・・

ホントにそのまんまの変形なのでござる。 (笑)

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まあ・・・ ヴィークルモードの完成度とロボットモードのギャップがチェンジロボ・シリーズに味なのでござるよな。 (笑)

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そう! 本品は分かりにくいでござるが、大陸系ロボット玩具に有りがちなアンタナの無いガンダム顔で、可動構造にもかかわらずパーツ同士が干渉して動かないのも流石にチェンジロボ・シリーズでござるな。

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いや~ せめて足くらいは足首のパーツは造形してもらいたいものでござるが、パトランプもそのまま・・・ 正にコレは・・・「足なんて飾りです! 偉い人には分からないのです。」の如く確信犯でござるよな。 (笑)

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そう・・・ 懲りすぎのヴィークルモードで力尽き、ロボットモードはイイカゲン!

武器パーツに至っては使いまわしな荒業も信念がなくては出来ない設計でござるよ。

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まあ、本品は一発ギャグ的なネタで捕らえている御仁も多いでござるが、チープTOY好きであれば抑えておきたい癖になる一品でござる。 (笑)

しかしまあ、ロボットモードとのギャップを楽しむだけが本品の魅力でもないのでござるよ。

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ちゅー事で、やはりバイクには搭乗者が必要でござるから、大きさ的に合いそうなアクションフィギュアを用意してみたでござる。

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白バイ隊員が欲しいところでござるが、所持していないので、色的には青色が合いそうなので、DXダグテクター・シリーズのターボカイ(DXダグテクター、2、ターボカイ、1350円)を乗せてみたでござるが、上手いくらいに金メッキライフルも保持できるのでござるよ。 (笑)

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やはり、バイクには搭乗者が居ないと絵にならないでござるな。

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まあ今後、白バイ系変形ロボが販売されてもロボットモードの完成度は超えてもバイクモードの完成度を越える商品は早々販売されないと思うでござるが・・・

アオシマのロードボット・シリーズが気になるのでござるよな。 (笑)

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