トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

25年目のトランスフォーマー・ガム

2009-12-22 15:19:24 | トランスフォーマー・カバヤ(食玩)

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ぷぁっぱかぱっぱっぱ~ ぷっぱっぱっぱ~♪

作って~ 遊ぼう♪

ごきげんようでござる。

最近プラモデルを作ってないな~ と思う昨今でござるが、久しぶりに食玩の組み立てモデルでも製作してみるでござる!

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今宵はトランスフォーマー25周年を記念(?)し、2009年末月に販売されたKabaya製の食玩

トランスフォーマー・ガム(全3種、各315円)を早速組み立てたでござる!

と、言っても改造・塗装なしの素組でござる。 (笑)

拙者も凝り性でござるからプラモデル1体組み立てるのに長時間を費やすものでござるから、滅多に作れないうえに、猫と同居しはじめてから殆ど製作していない状況でござるな。

さて、Kabaya製のトランスフォーマー商品は、玩具版の縮小キットと呼べる軟質プラスチック(ABS樹脂)製パーツの組み立てモデルをオマケとした、トランスフォーマー・ガム(1985年より販売)や硬質プラスチック製パーツの小型組み立てモデルをオマケとしたトランスフォーマー・チョコレート(販売次期によりオマケは異なる)などなどが販売され、共にトランスフォーマーを支えるパートナーとして傑作オマケ玩具を数多く生み出したでござる。

今回、新たに販売されたトランスフォーマー・ガムは復刻商品ではなく新たに製作された硬質プラスチック製組み立てモデルのサイバトロン歴代総司令官でござるな。

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さあ、まずは初代コンボイ(1、初代コンボイ、315円)でござる!

トランスフォーマー・ガム(200円)と比べると一回り小さいでござるが、商品は3色のランナーとシールで構成された商品で、板ガムが一枚付属するでござる。

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本品は約10センチほどのロボットモードでパーツ構成は簡略化されているでござるが、玩具版(01、コンボイ、3900円)のダウンサイズを思わせるプロポーションは流石であると納得するでござる。

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しかし、手持ち武器であるコンボイガンの付属は嬉しいのでござるが・・・

シール処理された顔や車輪などは、ちと情けないのでござるよな。 (笑)

まあ、商品素材や人件費を抑える意味で塗装は廃止されてシール処理と成った訳でござるが、シールを貼り易くするために凸凹のモールドが彫られていないのでござるよな。

う~む・・・ 涙ぐましい企業努力でござるが、コレは造形的に痛いでござる。

拙者はシールを貼るのが嫌いなのでござるが、塗装したところで下地のモールドが無いのであればシールを貼らざるを得ないでござるな。

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まあ、最近のシールは旧商品のようにズレていたりすることが無いので見栄えは良くなっていたり塗装可能な素材で有るために改造しやすい商品でござる。

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なお、本品はヴィークルモードに変形可能でござるが、一部差し替え式の組み換え変形でござる。

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武器パーツは取り付け可能でござるが、車輪は全て無可動で有るために転がし走行ができないでござる。

少々残念な気がするでござるが300円の販売価格を考えればパーツの簡略化と部品数を減らす設計を強いられる訳でござるな。

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なお、今回商品化された3種の中では本品は唯一、パッケージ裏に印刷された組み立て説明書を見ずに組み立てる事が可能でござる。 (笑)

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因みに商品サイズはEZコレクションよりも大きいサイズでござるから、未組み立てとはいえ販売価格を300円に抑えている事には頭が下がるでござるよな。

まあ、劇場版のEZコレクションには映画版権の使用料が上乗せされているでござるが。 (笑)

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続いては5代目総司令官のスターセイバー(2、スターセイバー、315円)でござる!

コチラも3色のパーツとシールで構成された商品でござるが、玩具版(C-324、スターセイバー、5500円)のブレインマスターのギミックを如何アレンジするか見ものの商品でござる。

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さあ、ロボットモードの完成度は約10.5センセでござるがプロポーションも良く、構造的にはロボットマスターズ版(RM-15、スターセイバー、1480円)を参考に更に簡略化したような商品でござるな。

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そう、本品はブレイン合体などのギミックやバトルアップなどは再現されていないでござる。

可動箇所も少なめでござるが、雰囲気は良いでござるな。

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なお、セイバーブレードは背中に背負う事が可能で余剰パーツを一切出さないでござる。

しかし・・・ 拡張合体は出来ないでござろうな。

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ヴィークルモードの変形は一部組み換え式の変形合体で、大味な造形でござる。

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着陸脚や車輪などの造形は無いでござるが、小型ジェット・モードのセイバーとVスターには分離可能でござる。

小型ジェットには変形ギミックはないでござるが、組み換えによるスターセイバーとの簡易合体ギミック(?)は拙者的にはツボでござる。

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まあ、モトネタとなる商品を参考に簡略化したとはいえ、その工夫には毎度感心するでござるよな。

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食玩ゆえにチープな商品でござるが、食玩だからこそチープに仕上げているのが魅力で300円の者の価値を考えてもらいたいでござるよ。

彩色・フルカラー商品を安価で販売できるのも海外人件費の安さから行える商品なので、日本製作になると販売価格が跳ね上がるので売れにくい商品になるのでござるよな。

まあ、安ければ良いというデフレ現象の怖いところでござる。 (笑)

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さあ最後の一品は、異なる世界で戦うサイバトロンの総司令官

コンボイ(3、コンボイ「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版、315円)でござる!

変形×2版コンボイ(C-01、コンボイ、3150円)はダウンサイズの簡略商品が販売されていないだけに本品も注目の一品でござる。

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商品造形は玩具版のプロポーションを再現しており、好印象でござるが・・・

やはり、シール処理された顔などは残念でござるよな。

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商品は他の商品と比べると可動箇所も多い方でござるが、関節などは簡略化されているので玩具版より劣るでござる。

しかも、3品の中では一番複雑な設計なので説明書は必須でござるな。 (笑)

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なお、武器パーツは玩具版と違い背中に収納することが出来ないでござる。

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ヴィークルモードの変形は腕部パーツを組み替える一番複雑な組み換え変形でござるが、玩具版の再現度は高いでござる。

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ただ・・・ 車輪が無可動な一体成型は痛いでござるよな。

コレだけでも完成度が増すポイントでござるから残念でござる。

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しかしまあ、本品の商品化はG1世代だけのトランスフォーマーに限らず、25年のトランスフォーマーを語るうえで新・旧のコンボイの比較が確認できるのでござるから成功と呼べるでござるよな。

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まあ、商品ラインナップを見ているとスターセイバーが異質でボリュームも異なるでござるが、スターセイバーこそ純国産トランスフォーマーのサイバトロン総司令官第一号商品でござるから日本でトランスフォーマーを語るのであれば外せない存在でござるよな。

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今回の商品化は、今後におけるKabayaのTVアニメに頼らないトランスフォーマーとのタイアップ企画でござるから第2弾の販売は勿論、デストロン破壊大帝・編などにも期待したいでござるよな。

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まあ、拙者的にはEZコレクションをKabayaの食玩経由で販売してもらってもいいかと思うのでござるがタカラトミーも食玩販売部があるので、そちらにも頑張ってもらいたいでござる。 (笑)


誤射

2009-12-21 00:58:32 | トランスフォーマー・ヘッドマスター

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ごきげんようでござる!

色彩感覚は人種により異なり好みの色や色使いには御国事情が反映される事を教えてもらったのがトランスフォーマーなのでござるよな。

今宵はドハデなカラーリングのエアージェットに変形するデストロン軍団のターゲットマスター迎撃兵、ミスファイアー(D-89、ミスファイアー、1980円)の紹介でござる!

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本品は1987年に販売された日本版「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」商品でござる。

と、言っても海外版「ザ・リバース」商品とは箱及び付属カードや説明書が異なるくらいでござる。

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本品のヴィークルモードはエアージェットと表記されるSFチックなジェット戦闘機でござるが、赤紫というかハードピンクというか、それまでに目にした事のないカラーリングには驚かされたでござる。

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まあ、デザインは如何にもなSFアニメに登場する戦闘機でござるが・・・ だいたい日本ではいカラーリングの場合は指揮官用だったりエース仕様の専用機だったりするのでござるが、ミスファイアーは一介の兵士にすぎず、デストロンのターゲットマスターでは迎撃兵の役職でござる。

そう、当時の青系の多いデストロン航空兵では極めて目立つカラーリングなのでござるよな。

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商品本体には米国安全基準に準じている為にミサイル発射ギミックなどはないでござるが、転がし走行用の車輪のアレンジは上手いと思うデザインでござる。

なお、機首部分にはシークレットエンブレム貼り付け位置が設けられており、カタログ及びパッケージ写真では貼り付けられているでござるが、商品ではシークレットエンブレムは廃止されているでござる。

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さてさて、パートナーのエイムレスは日本設定ではマスター星の一般市民(技術者)として一纏めで紹介されており、機械言語による会話である為に他のトランスフォーマーとは会話できないようでござるが、パートナーとは意思疎通が可能なようでござる。

まあ、日本設定だと没個性で武器・道具の延長にしかすぎない印象があるでござるが、海外設定だとエクソスーツを着たネビュロン人の元建設技師で臆病な性格だそうでござる?

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武器モードの変形はイオンブラスターとなるようでござるが、日本設定(アニメ版)だとパートナートランスフォーマーの右腕に融合合体される訳でござるよな。

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なお、エイムレスミスファイアーのコクピットに搭乗(収納?)されているのでござるが、玩具では搭乗ギミックはなく、武器モードで直接取り付けられるでござる。

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まあ、アニメやマンガでは嘘の描写は可能でござるが、実際に玩具だと、コクピット収納ギミックに伴うターゲットマスターギミックは、更に大型化(?)や複雑な設計が要求されているにも拘らず、米国では玩具の簡略化の要求が強かった為に今の形で商品化し、コンセプト的にもヘッドマスターの簡易版という立場でござる。

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しかし・・・ 日本版では、プラズマ爆弾の爆風の影響で両軍のトランスフォーマーとマスター星の一般市民が融合されて誕生した奇跡の戦士という大層な設定が付け加えれれたのでござるよな・・・

う~む・・・ 確かに面白い設定でござるが、その場にいた全員が影響を受けたのであれば奇跡でもなんでもない軌跡の大安売りだと思うのでござるよな。

ちゅ~か、日本産アニメの場合は奇跡が多すぎるのでござるよ。 (笑)

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そう! 拙者的にはターゲットマスターの設定に関しては「ザ・リバース」版を支持したいのでござるよな。 (笑)

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さて、ミスファイアー本体のロボットモードはデザインの奇抜さがない平凡なロボットでござるが、造形的には大腿部が長すぎるもののバランスが良い体型でござる。

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まあ、旧商品改造組でないターゲットマスター商品の完成度はデストロン側に軍配があがるので本品も当時としては完成度の高い商品に分類されるでござる。

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なお、劇中での描写ではターゲットマスターの肩にパートナーを載せている場合が多く描かれているでござるが、玩具では再現できないでござる。

まあ、ロボットの肩にパートナーを載せる描写としては信頼関係を表現する萌える(?)表現なのでござるが・・・

日本版ターゲットマスターの場合は、なんだか主従関係ぽく、悪く言えばペット扱いのような漢字なのでイマイチ好きになれないのでござるよな?

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まあ、パートナー描写に関しては「マイクロン伝説」にも言える事でござるが、日本版は下手としか表現できないでござるよな。

無論、メインキャラクターでも主役を引き立てる背景にしかならないキャラクターも存在するので主役至上主義も考え物でござる。

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ミスファイアーの性格は、仲間の援護を行うが、射撃の腕が悪く、友軍に当てる事も多々あり、ミスファイアーの前には立てず、援護を拒否されていたりするでござるが、本人は腕は上達していると言っているようでござる。

まあ、「名は体を現す!」を的確に表現したキャラクターでござるよな。 (笑)

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商品の可動に関しては、当時の商品では多い方で首が回らないのが唯一の欠点でござるよな。 まあ、欠点は他にもイロイロあるでござるが当時の商品でござるから評価が甘いでござる。

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なお、ミスファイアーのカラーリングは日本なら女性キャラクターでも通用するイメージでござるが、当時の商品ではピンクとか赤紫などの色使いはデストロンカラーなので女性をイメージした色使いでないのでござるよ。

まあ、これも色によるイメージを定着させる某戦隊シリーズなどの日本と、あくまで個人を表現する為の延長である色使いにすぎない米国との色彩感覚の違いでござる。


あんた達はワイルドライダーに何か恨みがあるのか?

2009-12-18 23:50:06 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマーでは、成型色変更商品を販売するうえで色変えパワーアップや同型の別人とし販売されるでござる。

後者の別人パターンであれば新規に設定されたキャラとか、既存のキャラクターをイメージしたカラーリンで名前を引き継ぐ場合も多いでござる。

まあ、既存のキャラクターを新規金型によるリメイク商品で販売するよりは安上がりなうえ、ファンも成型色変更による流用を楽しんでいるために悪くはない伝統なのでござるよな?

ちゅー事で今宵は劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」商品として販売されたディセプティコン兵士デッドエンド(限定版、デッドエンド、2625円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は2009年の劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」商品として販売されたディセプティコン密偵サイドウェイズ(RD-05、サイドウェイズ、2415円)の頭部を新造形に変更した成型色変更品でござるが劇中には登場しない玩具オリジナル商品でござる。

日本ではトイホビーマーケット限定販売商品として販売されたでござるが、パッケージは海外仕様の上に日本語表記シールを貼付し、日本語表記の説明書も封入されているでござる。

まあ、日本国内での成型色変更商品は販売実績が芳しくない為に限定販売扱いなの販売された事実は喜ぶべき事でござるが・・・ ただひとつ問題なのが何故に本品がデッドエンドなのでござろうか? ・・・という疑問でござる。

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そう! 「トランスフォーマー / リベンジ」商品では既にスカウトクラスでデッドエンド(RD-07、デッドエンド、1260円)が販売されているのでござるよな?

う~む・・・ サイズの異なる同名商品が販売されるのは珍しい事ではないのでござるが、同シリーズで基本デザインの異なる同名商品の存在は如何なものでござろうか?

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商品のヴィークルモードは黒を基調にしたスポーツカーで光沢のある黒い成型色といラインが美しい商品でござるが・・・

初代スタントロンのデッドエンド(D-54、デッドエンド、880円)もリベンジ版スカウトクラスのデッドエンド赤いボディのスポーツカーなのでござるよな?

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そう!

カラーリング的に見れば初代スタントロンのワイルドライダー(D-53、ワイルドライダー、880円)なのでござるよ。

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う~む・・・ 何故かデッドエンドの商品化は多いのでござるが、アンモナイトに変形するビーストウォーズ・ネオ版デッドエンド(D-32、デッドエンド、880円)はさて置き、バイナルテック版デッドエンド(BT-05、デッドエンドfeat.ダッジバイパーコンペティーションクーペ、5299円)は如何みてもワイルドライダーな感じのカラーリングなのでござるよな?

一説には、ワイルドライダーデッドエンドの名前を間違えたとか言われているでござるが・・・

ワイルドライダーは商品化に恵まれず、ようやく限定販売された変形×2版ワイルドライダー(限定版、スタントロン・ワイルドライダー、3150円)は変形×2版ホットロディマス(C-05、ホットロディマス、2100円)の成型色変更品でござるから微妙な商品でござるよな・・・

う~む・・・ リベンジ商品ではスカウトクラスでブレークダウン(RD-23、N.E.S.T.スカウトブレークダウン、1260円)の販売が予定されているのでござるから、本品はワイルドライダーで販売すべきはずでござるが・・・ 何故にデッドエンドの連投なのでござろうか?

そんなに、ワイルドライダーの名前が嫌われているのでござろうか?

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さて、ロボットモードはサイドウェイズと同型でござるが、頭部の変更とカラーリングのおかげで全くの別物のような感じでござる。

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しかし、相変わらずロボットモードは極細の獣脚仕様の脚部でござるからバランスをとって立たせるのは難しいデザインでござる。

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なお、新造形の頭部はG1版デッドエンドのTVアニメ作画版のデザインを模しており小豆色率の高い体色と合間って何とかデッドエンドらしいのでござるが・・・

リベンジ版スカウトクラスのデッドエンドは全く異なるデザインでござる。

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う~む・・・ コレは本当に同一人物なのでござろうか?

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なお、スカウトクラスのデッドエンドは劇場版の前日譚である日本未販売のコミック版に登場しているそうで、デラックスクラス版デッドエンドは映画本編(?)に準じたデザインの変更なのか、アップグレードした姿なのか説明されていないのでござるよな?

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まあ、設定では仲間のディセプティコンの間でさえ気味悪がれる存在で、ほとんど友人はいないそうでござる。

通常は部屋の最も暗い場所で過ごし、自分から話しかける事がないそうでござるな。

しかも、自分から他のディセプティコンを必要とする場合は、エネルギー補給の為の存在でしかないそうで、スカウトクラスの設定と大差ないのでござるよな?

設定能力の数値も同じでござるから同一人物には違いないでござるよな?

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なお、本品の両肩のドアは跳ね上げた状態で固定するように説明書に記載されているでござるが、パッケージ写真では垂れ下がった上体なので若干イメージが異なるでござる。

拙者的には、跳ね上げたドアはデザイン上シツコイと思うので、サイドウェイズとの差別化で下げた状態で固定しているでござる。

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しかしまあ、設定は同じなので同一人物でござるが、どうせ劇中に登場しないキャラであればデッドエンドで販売する必要がないのでござるよな?

何故にワイルドライダーで販売できなかったのか謎なのでござるよな。?

まあ、何処かで「ワイルドライダー」の名前が商標登録されていたとしても、ディセプティコン・ワイルドライダーとかスタントロン・ワイルドライダーとかの名前で販売できると思うのでござるが・・・ 態々嫌われ者のキャラ設定の商品であるにも関わらず・・・ ここまでくるとワイルドライダーが嫌われ者以上に嫌われているとしか思えないのでござるよな?


横滑り

2009-12-17 07:43:18 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる!

2009年も、あと2週間でござるか・・・

長いようで速いような一年でござるよな。

本年度は予定が狂いぱなしでサッパリだったでござるが、最後の月くらいは新年を迎えるうえで滞りなくすませたいと思っていたのでござるが・・・

トラブルの連続でござる。

う~む・・・ テレビを修理に出すのであれば・・・ もう、地デジ対応テレビに買い換えるべきでござるよな~ ギリギリまで粘るつもりでいたでござるが・・・ 日本内需拡大の為にも新しいテレビを買い換えるべきでござろうな。

ちゅー事で今宵は要らぬ横滑りが入ってきた事で・・・

劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」オートボット戦士

スキッズ(RA-10、スキッズ、2415円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は2009年公開の映画「トランスフォーマー / リベンジ」商品として販売され、販売タイミングも映画公開直後だったでござるから、映画効果により売れ行きも良かったようでござる。

そう、映画公開前は一線を離れたデザインである為に、前評判は悪かったでござるが劇中では双子のマッドフラップ(RA-15、マッドフラップ、2415円)との連携で、いやが上にも活躍したおかげで、映画公開前の悪印象とは別に好印象を得たようでござる。

・・・まあ、こんなのもアリでござるかな? ちゅーのが多くのファンの感想でござろう。

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劇中では当初、スキッズマッドフラップと前後合体したアイスクリーム販売トラック(RA-20、スキッズ&マッドフラップ、2415円)のヴィークルモードで登場したのでござるが、トランスフォーマーの能力を紹介する演出か、はたまたスポンサーのGM車をヨイショするために変更された演出なのか分からないでござるが、早々に個々のヴィークルモードにスキャニングを行い以後はシボレー・ビート(コンセプトカー)のヴィークルモードで行動するでござる。

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さてさて、本品は緑色のボディが目立つコンパクトカーで、一見完成度は高そうでござるが変形構造上、ドアやボンネットの開閉はできないでござる。

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まあ、これも本品の設計は劇中デザインを再現している為に、アレンジが難しかったのでござろうか?

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普通であれば、双子キャラの場合は同型で左右非対称な色違いのパターンが多いのでござるが、彼等はシボレー・ビート(コンセプトカー)とシボレー・トラックス(コンセプトカー)の別車種であり、基本構造が同じ(?)という設計なのでござるよな。

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変形もドアの配置が異なるものの、基本構造は略同じ変形方法でござる。

ロボットモードのデザインはマッドフラップと対照的に右腕が大型化しており小太りな体型を再現しているでござる。

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が、脚部は劇中デザインと異なり、ドアを内側に折りたたんだ造形だったりするのでござるが。

本品は背中に重量が架かる造形なので、ドア部分を補助として使用すれば接地性は高くなるので倒れにくくなるでござる。

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まあ、一応は似ていないはずででござるが、同じ様な基本体型である故に、双子と説明されれば納得するでござる。 ふむ・・・ 姉妹とか藤林姉妹みたいに似ていない双子でござるな。

しかし・・・ スキッズの隻眼・出っ歯・モヒカン(?)・獣耳な頭部デザインは何とかならなかったものでござろうか?

不気味というか何と言うか・・・ 米国人には無機質なロボットデザインより愛嬌があるデザインとして認知されているのでござろうか?

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さて、本品のメックアライブギミックは胸部を押さえる事により首が上下して笑って見えるようなアクションギミックで、右腕にはマッドフラップと異なりミサイル発射ギミックがないものの、パンチギミックが装備されているでござる。

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まあ、映画本編を見ていると・・・ パンチギミックはマッドフラップの方が似合っているようなイメージでござるが、これも商品の差別化なのでござろうな?

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そう! おそらく米国では日本と違い双子の特長であるソックリな外見よりも、個々の人格を強調したい個人主義が反映されているのでござろうな?

故に他人同士の合体も敬遠されがちでござるが、魂を同じとする双子(兄弟)の場合は、本来一つの魂が分かれ、ふたたび一つになるという宗教的な理由も有り容認されているようでござる。 (?)

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まあ、全世界で公開される映画でござるから、宗教的な思想表現は避けて無難に製作していたりするのでござるよな。

スキッズマッドフラップの合体も早々に表現されていないばかりか、アーシー(RA-23、アーシー、2415円)3姉妹の場合は原作小説ではロボットモードから3台のバイクに分離するトランスフォーマーとして描かれており、劇中とは異なるのでござるよな。 (笑)

同じく劇中でのデバステーター(RD-16、デバステーター、15750円)も合体ではなく6体分離型のトランスフォーマーなのでござる。

故にロボットから合体するEZコレクション版デバステーター(EZコレクション・デバステーター、全7種、各630円)はアジア限定販売なのでござるよな。 (笑)

唯一劇中で合体(?)を行なったオプティマスプライム(RA-01、オプティマスプライム、7140円)とジェットファイアー(RA-13、ジェットファイヤー、7140円)も結果はアレでござるから合体を不定しながら合体を行なう妥協点なのでござるよな・・・ (残念)

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しかしまあ・・・ 何故に双子にスキッズマッドフラップの名を冠したの謎なのでござるよな。

ギャラクシーフォース版スキッズ(GC-12、スキッズ、940円)の場合は御子様キャラなので子供っぽい名前なのかと思うのでござるが、スキッズの海外名はクロッカーでござるから、直接的には関係ないようでござる?

と、なると初代G1版スキッズ(VSZ、サンストリーカー&スキッズVSバズソー、3980円)と同じコンパクトカーなイメージだけで双子とか子供のキーワードは無関係でござるよな。

まあ、スキッズを直訳すれば「横滑り」で、マッドフラップは「泥除け板(羽)」でござるから、ドロ遊び関係のキーワードで繋がる名前でござる。 ふむ・・・

ガチャピンムックは全く関係ない訳でござるな。 (笑)


上司多数に部下一人?

2009-12-12 23:26:58 | 変形×2

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ごきげんようでござる!

何処の世界でも下っ端という者は扱使われる存在でござるが、下っ端がいないと社会が成り立たないにも関わらず・・・

下っ端は使い捨ての消耗品なのでござるよな。

まあ、自己意識のない存在であれば使い捨てでも問題はないのでござるが、世の中の下っ端には自己意識が有る個人なのでござるよな。

なまじ考える事のできる下っ端の苦労は消耗品以上に扱使われるでござる。

ちゅー事で今宵は、「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版デストロン航空兵、ラムジェット(D-04、ラムジェット、2100円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は2008年に「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」商品として販売されたでござるが、海外版「TRANS FORMERS CLASSIC」版ラムジェット(日本未販売)は2007年に販売されており、日本販売版ラムジェットは塗装パターンの変更とメッキ処理の追加により、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」版ラムジェット(D-56、ラムジェット、1980円)の玩具イメージで販売されたでござる。

商品は、旧玩具をリスペクトしており、本品も変形×2版スタースクリーム(D-02、スタースクリーム、2100円)の金型流用で、翼やミサイルに加えて頭部(機首)を変更した商品でござる。

旧玩具では機首は共通だっただけに、本品は全くの別商品に見えるでござるよな。

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予めコンパチボディを計算して設計したのか、後から追加した要素なのか分からないでござるが、旧玩具を参考にしつつ新たにリメイクされたデザインには文句を付けるどころか、「コレだ!」と納得してしまう傑作商品でござる。

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ヴィークルモードは三角翼のジェット機で旧商品を上手くアレンジしたものだと感心するでござる。

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旧玩具では米国安全基準の為にミサイル発射ギミックは搭載されていないでござるが、本品のミサイルランチャーは共通でござるからミサイルは発射可能でござる。

なお、ミサイルパーツはラムジェット専用で翼と同じ成型色の上に塗装をほどこされているでござる。

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ミサイルパーツは一体成型である為に、肉ヌキ穴が設けられておりデザイン上のアクセントに成っているでござるよな。

一応武器設定ではレーザーライフルでござるが、ミサイルとして発射すればクラスター爆弾なのでござろうな?

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無論、初代ラムジェットの設定を引き継いでいるので、ジェット機にもかかわらず耐久力の強度を誇るボディで体当たり攻撃を得意とするようでござる。

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ロボットモードのデザインも旧玩具ではなくアニメ版作画デザインを再現しており、ラムジェット以下新ジェットロンのトンガリ頭をバランス良く再現しているのでござるよな。

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旧玩具でもトンガリ頭は再現できていたでござるが、やはりバランス的には悪かったので本品の商品化は実に嬉しいものでござるよな。

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そう! 本シリーズこそ「トランスフォーマー」全般を全年齢対応で販売できそうな商品でござるのに日本販売は劇場版商品と高年齢層向き商品にシフトしてしまった為に中途半端なシリーズなのでござるよな。

本シリーズこそTVアニメを制作してタイアップしていれば、更にヒットしていたはずだろうに残念でござる・・・ ちゅーか、タカラトミーの商売の下手さが丸分かりのシリーズ展開だったでござる。

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そう、日本販売では成型色変更品は売れないというレッテルを貼られてしまった為に同型・準同型のジェットロンが通常販売されず、サンダークラッカー(限定版、サンダークラッカー、3000円)、スカイワープ(限定版、スカイワープ、3000円)、ダージ(限定版、ダージ、3500円)、スラスト(限定版、スラスト、3500円)は通販扱いでござるから、デストロン軍団を構成するジェットロン航空兵で通常販売されたのがラムジェットたった一人なのでござるよ。

おかげでコミカライズ等では一人でヤラレ役を引き受けているのでござるよ。

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う~む・・・ 部下は上司を選べないとは言え、多数の上司の下で一人働く部下ほど辛い物はないでござるよな・・・ 「デストロン軍団に勤めているんだが、俺はもう限界かもしれない」状態でござろうな。 (笑)

まあ、成型色変更品が売れないのはキャラクター性に乏しい事が原因でござるから、TVアニメ等で活躍させていれば人気も出るはずでござるから・・・ あきらかに従来のファンを頼り切ったタカラトミーのピーアール不足で知名度が上がらないのでござるよな。

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ラムジェットにかぎらず、他のジェットロンも個性豊かな存在なので物語の作り方によっては魅力有る悪役でござるし、トランスフォーマーの本筋である善と悪の戦いを再現するには下っ端の皆さんが頑張ってヤラレ役に徹さなきゃ意味がないのでござるよな。

見えない敵と戦う正義陣営よりも、ヤラレ役が在ってこそ主役側が引き立つものでござる。

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まあ、コミックブンブンの休刊に伴い、コミック版「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」も一応の完結(?)を迎えたようでござるが・・・ 単行本第2巻の販売も未定になり、来年度の玩具展開も分からない状況でござるが、来年度の新展開には期待したいでござる。

しかしまあ・・・ 本シリーズは売れる要素が有りながら売ろうとしない販売姿勢に一番問題があるのでござるよな。 (残念)