トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

メックテックキャンペーン

2011-12-13 01:25:40 | 劇場版・TF3

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「・・・ひどすぎるよ・・・」

「メックテックキャンペーンが当たらないよ・・・」

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「シリアルコードの組み合わせ抽選なんて当たりがあるのかなあ?」

「当選は発送を持ってお知らせしますじゃない分、当選メールを送っているから良心的じゃないかな」

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「僕と契約して魔法少女になってくれたら、当選確率なんて自由自在さ!」

「懸賞生活も夢じゃないよ」

「う~ん・・・」

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「それには及ばないわ」

「ほむらちゃん・・・」

「暁美ほむら・・・ 君は・・・ まさか・・・」

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メックテックキャンペーン・第2弾 C賞

金のメックテックウェポン・トライタニウムエナジーバトルカノン(非売品)

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「すごいよ! ほむらちゃん!」

「当たったんだ!」

「ええ、昨日届いたの」

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「何度でもあきらめないで挑戦すれば当たるかもしれないものよ」

「最初から挑戦しなければ当たらないわ!」

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「説明書にはメッキテックウェポン・トライタニウムエナジーバトルカノンと記されているけれど武器自体の説明は無いわね」

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「武器自体はスペースオプティマスプライム(DA-17、スペースオプティマスプライム、4200円)付属のエネルゴンウェポン(エナジーバトルカノン)の成型色変更金メッキバージョンね」

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「レバー操作による変形用途は不明で面白味はないけれど、武器展開時に固定できる設計は嬉しいわ」

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「カッコイイと思うけど金メッキ意外のウ〇コ色の成型色はちょっとね・・・」

「そうね・・・」


彼が映画に出ない訳?

2011-12-09 23:35:41 | 劇場版・TF3

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やあやあ! 

今宵も、映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」より映画本編未登場のF-22ラプターに変形するディセプティコン航空兵、サンダークラッカー(DD-08、サンダークラッカー、2730円)の登場でござる!

いや~映画登場トランスフォーマーは100体(?)を超えるはずなのでござるが、何故か映画未登場キャラクターが多いでござるよな? (笑)

Photo_2さて、本品は2011年7月に販売されたメックテックウェポン採用のデラックスクラッス商品でござるが、金型自体はセラックスクラス商品版スタースクリーム(DD-02、スタースクリーム、2730円)の成型色変更品で、付属のメックテックウェポンが変更された商品でもあるでござる。

日本販売版は海外販売版パッケージに日本語表記シールを貼り付けて、日本語説明書とメックテックウォーズ対応カードを2枚封入した商品でござる。

なお、2007年度の映画「TRANSFORMERS」ではヴォイジャークラス商品(MD-19、サンダークラッカー、3675円)が販売されたでござるが、2009年には海外限定でEZコレクション版のセット販売品(ウォー・フォー・ザ・スカイ、日本未販売)のみが販売されているでござる。

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まあ、ドチラにせよ先ず先にスタースクリーム有りきな成型色変更商品でござるから、スタースクリームの商品が販売されないと誕生しないキャラクターでもあるでござる。 (笑)

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故に本年度はデラックスクラス商品のスタースクリームが販売されたおかげでデラックスクラス版サンダークラッカーが販売された訳でござるよな。 (笑)

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商品的には買いやすくなったうえにスタースクリームより好感が持てるカラーリングでござるから、映画本編に登場すれば販売促進効果(?)で売れそうな商品には成りそうでござるが・・・

残念ながらサンダークラッカースカイワープ(DD-10、スカイワープ、2730円)も映画本編に登場できない訳があるのでござるよ・・・

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そう、 今回は映画3部作の最終決戦にあたるのでヤラレ役は多くてもよいはずなのでござるが、彼らのヴィークルモードが米国空軍最強の戦闘機F-22ラプターであることが原因なのでござるよ!

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自分の国が大好きな米国人が作る娯楽映画でござるから、たとえ敵として登場しようとも正式に承認を得た自国が誇る最強の戦闘機が打ち落とされるのは忍びなく、まして本作ではディセプティコンが人類の虐殺を行う描写も描かれるわけでござるから、F-22ラプターが軍民かまわず攻撃をしかける場面も見たくないでござろう。

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劇中に登場したスタースクリームでさえ、ヴィークルモードのままでは撃墜されず、攻撃はオートボットにのみヴィークルモードで生身の人間を攻撃するときは態々ロボットモードに変形して相手の攻撃範囲に自ら入って自滅するなど航空兵力としては完全に間違った運用法でござるが・・・

映画の敵役としては戦争映画で米国兵の前に打たれる為に登場する独逸兵のようなお約束でござるよな。 (笑)

故にF-22ラプターの姿をした彼らは出しにくく、正式に名前を借りている以上は単なるヤラレ役だけで映画に出せない大人の事情もあるわけなのでござるよな?

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なお、本品はDD-02版スタースクリームと同じで、転がし走行はできないものも着陸脚は折りたたみ式でござるが、メックテックウェポンはロードバスター(DA-09、ロードバスター、2730円)に付属するアサウルトコンバットソーの成型色変更品であるシャドーアサルトソーが付属するでござる。

シャドーアサルトソーはヴィークルモード翼下装着時には期待に引っかかって展開する事ができないでござる。 無論、シャドーアサルトソーも武器展開時に固定できず、本品のパッケージ収納時に固定されている透明のゴムを使って作動レバーを固定しているでござる。

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ロボットモードの変形は各部の折り畳みがギチギチの為に破損の恐れが若干怖い商品でもあるでござるが、本体に変なギミックを仕込まなかったおかげで、簡易ではあるが完成度は高いでござる。

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本品の拙者的、萌ポイントは着陸脚がそのまま踵になっているデザインで良くぞ接地性の悪い元デザインをアレンジしてくれたものだと関心したでござるよ。

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しかし、MD-19版サンダークラッカーと異なり、頭部はスタースクリームのままであり、カラーリングも玩具的になってしまったので雑魚感が強くなってしまったでござるな。 (笑)

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なお、能力値は体力(9)、知力(4)、速度(9)、耐久力(5)、地位(5)、勇気(7)、火力(9)、技能(6)で設定されており、スタースクリームが王座を奪い取るときに備えて自らが訓練した忠実な部下で、性格は飲み込みがはやいものの卑屈で事なかれ主義のようでござる。

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なお、武器設定はN.E.S.T.ラボを襲撃して奪い取ったシャドーアサルトソーで、不規則な刃の回転により、刃先が分身しているように見えるそうでござる。

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まあ、流石に武器パーツの変更は同じ金型の使いまわしで3種販売する後ろめたさの為かもかしれないでござるが、結果的には安上がりでも良い差別化にはなっているでござるし、ヴークルモードでメックテックウェポンのアクションが楽しめないのも強奪品の為に使えないという説得力があるでござる。 (笑)

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本品はメックテックウェポンによる組み合わせの自由度を証明した商品であり、一応背中と両腕わき腹の6箇所にメックテックウェポンを取り付けて遊ぶことが可能なのでござる。

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デザイン上可動範囲とポージングが決まらない欠点があるでござるが、同じ大きさでジェットロン3体が揃うのは嬉しいものでござる。

ほんと、ロボットモードだけでも劇中に登場して見事な散り様でもみせてくれると販売促進効果もあるのでござるが、映画自体は玩具を売る為の販売促進映画ではないので玩具の売り上げや展開等は全く気にしておらず、映画スポンサーにより作品内容が左右されているのが現実のようでござる?


日本名はシーカーエアレイド

2011-12-07 00:54:05 | 劇場版・TF3

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ごきげんようでござる!

映画「トランスフォーマー / ダーウサイド・ムーン」本編には登場しなくとも、劇中登場メカニックををイメージした玩具オリジナルトランスフォーマーが今期も販売された訳でござるが・・・

後から販売されたにも関わらず、先に日本限定商品として販売されたオートボット制空戦闘員、エアレイド(DA-12、エアレイド、2730円)と名前が被ってしまった同名の別人、早期警戒機に変形するオートボット探査員、シーカーエアレイド(DA-33、シーカーエアレイド、2730円)の登場でござる!

Photo_2本品は映画公開後の2011年11月に販売された完全新規設計の商品で、映画本編にもノベラズ版にも登場しないトランスフォーマーでござる。

商品は一般販売のデラックスクラス商品で海外名はズバリ、AIR RAIDで、日本販売版は海外版パッケージに日本語表記シールを貼り付け、日本語表記の説明書とメックテックウォーズ対応カードを2枚封入させた商品でござる。

そう、パッケージ表記はエアレイドのままでござるが、日本語表記シールと説明書ではシーカーエアレイドに変更されているでござる。

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如何なる経緯を経て本品が販売されるようになったのか不明でござるが、後から販売したこともあり日本販売ではシーカーエアレイドとして販売される事になったでござる。

映画本編に登場しないトランスフォーマーだとはいえ、説明不足もはなはだしい商品でござる。 せめて日本販売品くらいはフォローのある説明が欲しかったのでござるがそのままなのでござるよな・・・

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さて、本品は映画本編にも登場した早期警戒機E-3セントリーぽいヴィークルモードでござるが、エンジンなども4基から2基に減る等デザインが異なるでござる。

そう、どちらかと言えば航空自衛隊のE-767早期警戒機ぽいデザインでござるが、カラーリングは全く異なるでござる。 正式な承認が得られなかったのでデザインは変えているのでござろうな?

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しかしまあ、レドームを積んだ早期警戒機のトランスフォーマーは初の商品化であり、拙者的にはヴォイジャークラスで販売しても良かったとおもうのでござるよ。

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ただ・・・ 本品の場合、エアレイドを名乗ってしまったのが問題なのでござるよな?

確かにエアレイドの名前は商標登録してあるみたいなので、トランスフォーマー商品では使えるのでござるが、一応日本限定販売品のDA-12版エアレイドが先に販売されちゃった以上、同一シリーズでは遠慮して別の名前にするべきなのでござるが・・・ ハズブロ側がゆずらなかったのか、日本側が本品の存在を知らずに企画しちゃったのか不可解な点が多いのでござるよな?

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拙者的には早期警戒機という事で、1989年に販売されたマイクロマスター(マイクロトランスフォーマー)のサンランナー(マイクロマスター・バトルパトロール、日本未販売、日本版は1990年に成型色変更して、C-332、バトルパトロールチーム、800円として販売)の名前を継いでもらいたかったものでござるよ。

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なお、本品のヴィークルモードは外付け感の強いメックテックウェポンを一体化したデザインに取り入れた設計は評価したいのでござるよ。

例え、レドムーをレバー操作で押し出してイオンパルスブラスターを展開させても見た目は悪くならないでござが、相変わらず武装を固定できない欠点も許せるでござる。 (笑)

今回も、商品固定用に使用されている透明のゴムバンド捨てずに使っているでござるな。

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更に本品は着陸脚はダミーで転がし走行はできないでござるが、収納可能だったり、エネルゴンウェポン取り付け用ジョイントが翼下などに3箇所設けられており、C型ジョイント対抗の設計だったりとヴィークルモードでも自由度は高い商品でもあるでござる。

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ロボットモードの変形は強いて難しいものではないでござるが、シーカーらしい細身のボディと左右非対称のデザインが目立つでござる。

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拙者的には用途が不明(?)な右腕より、背中に機種を収めた事でスケール感を分りにくくしているデザインに関心したでござるよな。

やはり、E-767風の早期哨戒機とF-35風の戦闘機が同じデラックスクラスの商品では違和感があるので玩具デザインとしては褒めたいのでござるよ。

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しかし、本品の場合は名前でケチが付いちゃったのが残念でしかたがないのでござるよな。

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シーカーエアレイドの能力値は体力(7)、知力(6)、速度(8)、耐久力(9)、地位(7)、勇気(9)、火力(6)、技能(6)で設定されており、武器はシールドからイオンパルスブラスターに変形するメックテックウェポンで、接近戦闘で威力を発揮するパルス波を発車するそうでござる?

右腕はメイスと呼ぶか打撃用武器のようなので、右手にメックテックウェポンは装備できないでござる。

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能力設定では、トtランスフォーマーの異物探査を遂行する「シーカー」で、自慢の探査システムで上空から地上を捜索するそうなので、DA-12版エアレイドとは能力が全く異なり、能力値も異なることから同名の別人と判断できるものの・・・

2007年に米国ディスカウントストアTARGETで限定販売された劇場版「TRANSFORMERS」商品扱いのオフスクリーンシリーズと呼ばれる「トランスフォーマースーパーリンク」版エアグライド(SC-07、エアグライド、980円)の成型色変更品であるエアレイド(日本未販売)とは能力値が同じ体色も似ている事から同一人物ぽい感じではあるでござる?

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しかし、当然ながらデザインや性格・能力設定も違っており、本品もシーカーを念願にデザインされたために年寄り臭い顔のデザインになっているでござる。

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そう、探査のプロである「シーカー」と言っても映画本編じゃ目覚しい活躍もせず、販売される玩具設定を見ても、本来の任務を忘れて地球に滞在している役立たずばかりでよいイメージが無いのでござるよな。 (笑)

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本品もメッテックウェポンのレドームを背中に装備したり、グリップを絶てて持ち方を変えたりなど工夫はされているのでござるが、肩・股間の関節がボールジョイントであるためにメックテックウェポンの重さに耐えられずポージングしにくかったり、立たせ辛い商品でもあるでござる。 更に細い右腕も強度的には心配な商品なのでござるよな。 (笑)

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拙者的には面白い商品だとは思うのでござるが、名前ですべてぶち壊した感じがあるのが残念でござる・・・

せめて日本設定には何かしらのフォローが欲しい所なので、拙者的にはエアレイドの名前は航空機系オートボットに多い名前で、本人達も悩んでいたり「エアレイドの会」とか作って開き直って楽しんでいるという風に考えているでござる。 (笑)


よ~く考えよ~ 名前は大事だよ!

2011-12-04 13:30:38 | 劇場版・TF3

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ごきげにょうでござる!

昨今のトランスフォーマーに置ける日本販売戦略では成型色変更品の売れ行きが悪いので日本未販売や限定販売という状況が多かったりするのでござるが・・・

「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」では2011年のシリーズ販売初期に商品数を水増しする為に日本限定商品が販売されたでござる。

今宵は日本限定販売のオートボット制空戦闘員、エアレイド(DA-12、エアレイド、2730円)の紹介でござる!

Photo_2本品は2009年に「トランスフォーマー / リベンジ」オートボット商品として販売されたブレイクアウェイ(RD-05、オートボットブレイクアウェイ、2415円)の頭部パーツを変更してディセプティコン商品となったスラスト(日本未販売)に更にメックテックウェポン対応ジョイントを増設し、メックテックウェポン(ショットカノン)を追加した商品で、パッケージは海外販売商品と同じデザインでござるが日本語表記部分は印刷されており、メックテックウォーズ対応カードが2枚付属して2011年5月に販売されたでござる。

本品は如何な過程で販売が決まったのか分らないでござるが、劇場版「TRANSFORMERS」展開時の2007年には海外ショップ限定で、「トランスフォーマースーパーリンク」版エアグライド(SC-07、エアグライド、980円)の成型色を変更したオフスクリーン版エアレイド(日本未販売)が販売されており、更に2009年の「トランスフォーマー / リベンジ」でもスーパーリンク版エアライダー(SC-25、スペリオン、5500円)の一部成型色を変更したエアレイド(ターゲット限定、スペリオン、日本未販売)が海外ショップ限定で販売されていたりするでござる。

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エアレイドの名は映画本編には登場しない海外限定のキャラクターなので、日本展開でもデザインは大きく異なるでござるがソレにならい命名したと思われるのでござるが・・・

なんと、後から完全新設計商品でエアレイドが販売されてしまい、日本販売ではシーカーエアレイド(DA-33、シーカーエアレイド、2730円)の名前で販売される事に成ったでござる・・・

どうして後から販売が決まったキャラクターと名前が被るのでござろうか?

もう少し考えてから命名すればいいものを・・・ これじゃ後だしジャンケンでハズブロが日本展開のタカラトミーに嫌がらせで命名したように思えてくるでござるよ。 (笑)

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一応、本品はG1エアーボット部隊(C-55、スペリオン、5500円)の1人、F-15戦党旗に変形するエアーライダー(C-54、エアーライダー、880円)をイメージしたキャラクターなのでござるが、同じくG1コンバットロン部隊(D-D-69、ブルーティカス、5500円)のボルター(D-66、ボルター、880円)をイメージしたボルテックス(DD-06、ボルテックス、2730円)と比べると元ネタ玩具のイメージでカラーリングされていないでござるな?

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過去のエアレイドを名乗る商品でも同様のカラーリングは無く、しいて言えばロボットモードをイメージしたカラーリングなのかもしれないでござる?

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拙者としてはブレイクアウェイの金型流用は悪くないと思うのでござるが、何故にエアレイドの名前で機体も黒くできなかったのか疑問でござる?

映画本編に登場せず日本限定販売のトランスフォーマーであれば、玩具イメージの自由度は高いはずなのにファンサービスとしては疑問なカラーリングでござるよ。

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本品のコクピットに収められたロボット頭部はスラストのままでござるが、機体3箇所にメックテックウェポン取り付け用ジョイントを増設しているでござる。

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ただ・・・ 取り付けられたエネルゴンウェポン(ショットカノン)は全く空気抵抗等を考えていない武器で、設定上は人類の武器を参考にエアレイドがN.E.S.T.に依頼した試作平気だそうで、飛行突撃攻撃時に力を発揮するそうでござる?

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メックテックウェポンはレバー操作により砲身の形状を変える事ができるでござるが、本品もやはり武器展開時の固定ができないでござる。

対応策としてはレバーを引いた状態で、本品収納時に固定されている透明のゴムバンドを捨てずに使用するかセロテープで固定するかでござるかな?

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なお、メックテックウェポンは翼下にも取り付け可能でござるが、ショットカノンでは大きすぎる感じでござる。

素直にミサイルランチャーを取り付けるなり、もっと小型のメックテックウェポンを装備した方がよかったと思うのでござるが・・・ 何ゆえにオカシナ選択をしてしまったのでござろうか?

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ロボットモードは若干G1版を意識したと思われるでござるが・・・ 

全く面影は無いでござるよな。

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因みに2007年販売のオフスクリーン版エアレイドは名前が同じだけで設定が全く違っており、同名の別人のようでござるが、シーカーエアレイドとオフスクリーン版エアレイドは設定が異なるでござるが、能力値が同じなので同一人物の可能性があるかもしれないでござる?

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本品の場合はG1版と全く同じの能力値で、体力(5)、知力(7)、速度(9)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(10)、火力(8)、技能(7)で設定されており武器は右腕のジェットガトリングとメックテックウェポンのショットカノンでござる。

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性格は遠距離からの銃撃戦より、敵の中に飛び込んでいく事を好むそうでござる。

基本性格もG1版エアレイド(日本名、エアーライダー)と同じでござるな。

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しかも、同じような特徴で言えば本品の場合はデザインがデザインがデザインだけにポージングが難しく更にメックテックウェポンが邪魔になってポージングが限定されてしまう欠点も似ているといえば似ていたりするでござるかな? (笑)

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まあ、本品は元々メッアライブ機能搭載商品でござるから、腕の動きに連動して上腕部のギアが回転したり右腕のジェットガトリングをダイヤル操作で回転させたりする商品ゆえに右腕に装着されたメックテックウェポンは被ってしまったり、翼に取り付けるにしても邪魔になってしまうなど後付け商品らしい欠陥もあるでござるな。

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まあ、何だかんだと欠点があるにしろ全体的に観れば悪くは無い商品でござる。

拙者も販売当初はオフスクリーン版との兼ね合いもあり国外展開品でござるから同姓の別人としてみていた訳でござるが・・・

流石にシーカーエアレイドの登場により日本市場・海外市場のつじつ合わせが連携できていない事に頭を痛めるばかりでござる・・・ トランスフォーマーは国際商品でござるから名前の管理はしっかりしてほしいものでござるよな。


エアーライダー

2011-12-02 01:43:16 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

前回は「仮面ライダー」なネタだったので今宵は大空を舞うトランスフォーマーで、1986年に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」商品として販売されたF-15戦闘機に変形するサイバトロン・エアーボット部隊戦士、エアーライダー(C-54、エアーライダー、880円)の紹介でござる!

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本品は単品販売と5体合体セット(C-55、スペリオン、5500円)の2種が同時販売されたでござるが、本体仕様は共通だったでござる。

なお、写真は当時品ゆえに変色ヤシールがボロくなってしまっているので御了承くだされ。

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本品はスペリオンへのスクランブル合体を前提に設計されたた為に航空機系としては小さく、全体的に簡略化されているので完成度は低めでござる。

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しかし、当時世界最強だったF-15戦闘機をモデルにした黒いボディの本品は一番人気のようだったでござる。

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なお、本品は機体の一部(胸部)にダイキャスト製パーツを使用しており、シークレットエンブレムを貼り付けた標準的なエアーボット商品で、ヴィークルモードのギミックは前輪が収納できるだけの転がし走行で、専用武器パーツ(トルクライフル)は余剰パーツとなり取り付けが出来ないでござるな。

一応武器設定では空間熱探知ミサイルを装備しているそうでござるが、玩具上では再現されていないでござる。

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ロボットモードは航空機系トランスフォーマーらしいデザインなのでござるが、頭部や腕の簡素化とスクランブル合体システムを採用したゆえに他の手足を担当するエアーボットとシルエット的に似てしまっているのが残念でござる。

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そう、自己主張できるF-15戦闘機のパーツを背中に背負ってしまったことがボツ個性となってしまったうえに、玩具とアニメ作画の顔のデザインが異なるので単体のロボットモードのイメージは曖昧な存在になってしまっているのが残念なところでござる・・・

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しかしまあ、当時の低価格枠の商品でござるからトランスフォーマー入門商品と考えれば悪くは無いでござるよ・・・ 当時感覚でござるが。 (笑)

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エアーライダーの能力値は体力(5)、知力(7)、速度(9)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(10)、火力(8)、技能(7)で設定されており、武器はトルクライフルと空間熱探知ミサイルでござる。 性格は戦術的に有利な射程距離外からの攻撃でも、全力で敵に挑む事を好む怖いもの知らずな性格でマッハ2.5の速度で飛ぶ事ができるそうでござる。

サイバトロンでは珍しい「戦いに楽しみを覚える」生粋の戦士のようでござるな。

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商品は肩の可動範囲が広いのでござるが、ポージングは話しにならないくらい残念な商品でもあるでござる。

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しかし! 本品の最大の見せ場はスクランブル合体であり、シルバーボルト(C-50、シルバーボルト、1980円)を中心に仲間のエアーボットが手足に自在合体して合体戦士スペリオンと成る事でござる。

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エアーライダーの合体位置は基本的にスペリオンの左足担当のようでござるが、状況により右脚・右腕・左腕と合体位置を変える事が可能で同じスクランブル合体戦士との入れ替え合体も可能でござる。

なお、単品販売版では拳や足などの合体用パーツは付属せず、シルバーボルトに同梱されているでござるな。

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因みにエアーライダーの名前は日本名であり海外名はAIR RAID(エアレイド)と呼ばれており個性有るキャラクター設定から1994年度のG2では成型色を変更して再販(日本未販売)されているでござるが、1995年にはサイバージェツトのAIR RAID(TRF-14、エアロレード、500円)としても販売されており、2004年にユニバース版で再販されたときは日本でもエアレイド(USAエディション、エアレイド&ウィンドシアー、1980円)の名前であり、同じく2004年に販売された「トランスフォーマー スーパーリンク」版ではエアライダー(SC-26、スペリオン、5500円)と呼ばれたでござるが、海外名はトレッドショットだったりとややこしい存在でごる。

なお、2007年の劇場版「TRANSFORMERS」ではスーパーリンク版エアグライド(SC-07、エアグライド、980円)の成型色変更して海外ショップ限定商品のエアレイド(日本未販売)として販売されたり、2011年には「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」商品としてAIR RAID(DA-33、シーカーエアレイド、2730円)や前作のブレイクアウェイ(RA-05、オートボットブレイクアウェイ、2415円)の金型を改修したエアレイド(DA-12、エアレイド、2730円)が日本限定販売されているでござるが、どれもヴィークルモードに共通点が無く同じ系統のトランスフォーマーと思えない状態になっているでござる。

拙者的にはG1版エアーボットのデザインを元にリメイクして欲しいものと考えているでござる。