新富良野プリンスから「冬の便り」、「風のガーデン」に行きたい
新富良野プリンスホテルは、私が富良野へ行く際によく利用する。私のお気に入りのホテルだ。
その新富良野プリンスから、冬と夏の前に「FURANO RESORT NEWS」が、宿泊やリフトなどの割引券と合わせて届けられる。「冬の便り」が先頃届いたが、すると「行きたい虫」が蠢き出す。私が今行きたいと思っているのは、OHK(フジ系)で毎木曜日に放映中の倉本聰脚本の「風のガーデン」だ。
これまでの倉本作品は、先のドラマ「優しい時間」の喫茶「森の時計」のように、ドラマの撮影が終わったら公開を前提としている作られているセットが多い。圧倒的人気を博した「北の国から」の「麓郷の森」は、代表的である。
さて、今回の「風のガーデン」も、テレビで見る限りだが、広大な敷地にたくさんの花々が咲いている。二年をかけて本物の「ガーデン」が作られており、放映後は公開オープンするものと確信している。早く行きたい願っている。
ところで、ドラマ「風のガーデン」は、時間をかけて作られたその「ガーデン」、そしてお花が実に効果的に使用されている。それに加えて、先頃亡くなられた緒方拳の最後の役となった「貞三医師」が、その花々に花言葉をつける設定となっている。だから余計に、その「風のガーデン」に身を置いてみたいという気持ちになる。
そんな思いを胸に、先頃出版された倉本聰著『風のガーデン 貞三先生の花言葉』、『人が最期に還るところ ~倉本聰が伝えたかった想い~』の二冊を読んでいるところだ。
その「貞三先生の花言葉」から、一つだけ紹介する。「サボナリア・オフィシナリス」(葉をもみ続けると泡が出るため、昔は煮詰めて石鹸の材料にしたそう。シャボンソウの名でも知られる)=「中年男もたまにはポッと頬染める」