今年の「こんぴら歌舞伎」の主演は中村勘三郎、演目は「俊寛」
昨日、「第25回四国こんぴら歌舞伎大芝居」の日程や出演者などが発表された。今年は中村勘三郎、勘太郎、七之助親子の共演だ。中村勘三郎は、16年ぶりの「こんぴら歌舞伎」出演だそうだ。ただ、先年勘三郎襲名で「金丸座」には登場している。
公演日程は、来年の4月7日(火)~25日(日)までの開催だ。楽しみなお練り(町廻り)は、初日の前日の6日(月)だ。桜が満開のこんぴらの町を廻るお練りの人力車上の勘三郎に、たくさんの紙吹雪が降り注ぐだろう。
ところで、今回の出し物の一つは「俊寛」だ。この「俊寛」は「第四回こんぴら歌舞伎」に、先代の第17代勘三郎が演じる予定となっていたが、急逝された。私はその先代勘三郎の「俊寛」が観たくて、チケットを購入していたが、観ることは叶わなかった。
今回、現勘三郎の「俊寛」を観て、先代を追悼したいと考えている。
(なお、チラシ及び写真は、市川海老蔵が主演した今年の「こんぴら歌舞伎」のものを使用した)