司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

債権譲渡の対抗要件制度等に関する実務運用及び債権譲渡登記制度等の在り方についての調査研究報告書

2013-06-26 20:04:42 | 会社法(改正商法等)
債権譲渡の対抗要件制度等に関する実務運用及び債権譲渡登記制度等の在り方についての調査研究報告書の公表について by 法務省
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00131.html

 債権譲渡の対抗要件制度を見直し,対抗要件として登記の役割を拡大する制度を導入することの是非を検討するための調査研究報告である。

 私は,登記一元化案には,消極である。簡易に対抗要件を取得することができる現行制度の維持が望ましいという考えである。
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「成年被後見人の選挙権の行使に関する成年後見人の行動指針」

2013-06-26 18:42:11 | 家事事件(成年後見等)
京都司法書士会HP
http://www.siho-syosi.jp/topics/doc/20130626.pdf

 公職選挙法の改正により成年被後見人の選挙権が回復されたことに伴い,京都司法書士会では,上記のとおり,「成年被後見人の選挙権の行使に関する成年後見人の行動指針」を制定いたしました。

 他士業団体も含めて,おそらく全国初だと思います。

cf. 共同通信記事
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013062601002115.html

京都新聞記事
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130626000155

産経新聞記事
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130627/elc13062702130000-n1.htm
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出家して改名し住宅ローン詐欺

2013-06-26 11:01:02 | いろいろ
京都新聞記事
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130626000030

 出家して法名を得ると,当該法名への名の変更(戸籍法第107条の2)が容易に認められていること利用しての詐欺行為である。

 戦前は,出家すると戸籍からも抹消されていたそうだが。

 作庭家の重森三玲(しげもり・みれい)がこの手法を用いて改名した話は有名である。

cf. wikipedia「重森三玲」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E6%A3%AE%E4%B8%89%E7%8E%B2
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