日経記事(有料会員限定)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0222H0S1A600C2000000/
「各省庁はその法案づくりを、改正しようとする法律の条文を改正前後で表形式に並べる「新旧対照表」をつくることから始める・・・・・内閣法制局など関係者のチェックや文案修正も全て新旧対照表ベースで進める・・・・・審査を通過すれば、現行条文をどう変えるかをまとめた「改め文」と呼ぶ法案を新旧対照表から機械的に作成できる。」(上掲記事)
なるほど,「改め文」が機械的に・・・そうですよね。しかし・・・。
「法案づくりを支援する目的で、総務省は新システムの「法制執務業務支援システム(e-LAWS=イーローズ)」を富士通と開発し、2016年10月に稼働させた・・・・・しかしこの支援機能は十分に利用されているとは言いがたい。例えば内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室(以下、IT室)はデジタル改革関連法案を作成する際、e-LAWSを使わなかった。経産省や文科省、農林水産省なども大半の法案作成で使わなかったという。
使わなかった理由について、IT室や経産省などの法案作成担当者は「e-LAWSには必ずしも最新の現行法令が登録されていない可能性がある」と口をそろえる。理由は単純だ。国会で成立した改正法を旧法の該当条文に当てはめて更新する作業が追い付いていないからだ。」(上掲記事)
こういう作業こそ,AIが活躍する場面ではないのか?