司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

入会地という思想

2016-01-04 13:37:43 | 東日本大震災関係
福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2016010327785

「約16万平方キロの予定地に、地権者は約2400人。ところがそのうち、約1200人しか居場所や名前がわからない。残りの1200人ほどは、行方が分からなかったり、また登記の名義人が亡くなっていたり・・・」(上掲記事)

 とはいえ,現行の登記実務においては,複数の代表者名義で登記をすると,その後がたいへんである。登記名義人に相続が発生して,本来相続登記ではなく委任の終了の登記を経る必要があるにもかかわらず,誤って相続登記がなされ,収拾がつかなくなっているケースが数多あるのである。

 認可地縁団体名義を上手く活用することができればよいのだが。
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