tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

今年のホタル:中間報告

2018年05月14日 21時53分16秒 | 環境
今年のホタル:中間報告
 今年のホタルは新規蒔き直しと 報告いたしましたが、改めて仕入れた種ボタル、ゲンジ30匹ほど、ヘイケ60匹ほどが、現在すべて上陸を終えています。

ゲンジはU字溝の近くの庭の隅のどこかで、ヘイケは発泡スチロールの箱にミズゴケ、赤玉土、ミズゴケと庭の土と層別に積み上げた上陸装置と、一部は水の漏れなくなったU字溝のなかに底が水につくように置いた植木鉢に同じように層別に作った上陸装置に分けて、発泡スチロールは家の中、U字溝は屋外ということで羽化の時期を待っています。

今年は春先が暖かかったので、ゲンジもヘイケも上陸は早かったのですが、その後寒い日が多かったりして、羽化は遅れているようです。

ゲンジの方は、庭に置いた発泡スチロールの中から4月の10日にはもう1匹もいなくなっていましたから、その辺りの植え込みの中に上陸し、蛹を作ったことと思っています。
蛹の期間はゲンジの場合約40日と言われますから、こそそろ、暖かい湿った晩には羽化するのが出てもいいころかなと思っています。

羽化したらすぐに籠に入れて、交尾・産卵ということにあるので、夕暮れには忙しくなります。
今日は、雨上がりの割合暖かい晩なので若しかしたらと見ていますが、未だのようです。例年ですと皇帝ダリアが1mぐらい伸びることにゲンジが羽化するのですが、今年は上陸が早すぎて、皇帝ダリアはまだ全く伸びていません。

ヘイケの方は羽化し始めたら、上陸装置ごと籠に入れて、駕籠の中で羽化するように考えています。
私の住む国分寺市はホタルのホッチというのがシンボル・キャラクターですので、狭い庭の片隅でも、少し人間が協力すればホタルの再生サイクルが可能という実績を積み重ねたいと思っています。