tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

カルミヤの花は小さな1輪もいいですね

2018年05月01日 11時54分08秒 | 環境
カルミヤの花は小さな1輪もいいですね




 我が家の玄関の脇には メジロが毎年巣を作ってくれるハナミズキの木がありますが、その下に背丈を越えるぐらいに伸びたカルミヤの木があります。

 カルミヤはあまり日当たりが良くなくても結構花が咲くようなので植えたものです。その辺りの土はもともと石ころが多く肥料もないようなので、シャベルで穴を掘っては生ごみや肥料を入れていましたが、少しは甲斐があったようです。

 今年は沢山の花をつけてくれました。今年はというのは、この所我が家のカルミヤは1年おきに綺麗に咲いてくれるからです。
 理由は土が良くないというころもあるのかもしれませんが、多分最大の原因は、花が咲いた後、花柄(かへい:花をつける茎)を取ってやらないからのようです。

 以前は丁寧に取ってやっていましたが、花が沢山つき、寄る年波で取るのが大変になって、一部取るだけで草臥れてやめてしまうのがもう長くなりました。
 花柄を取ったところは翌年も花をつけるようですが、枯れた花柄がついているところは新しい花芽が出にくいのでしょう。そんなことで1年おきになってしまいます。

 カルミヤの花というのは枝の先にまとまって咲きますが、1つ1つみると、極めて精巧に出来ていて(花はみんな精巧ですが)、偶々落ちている1輪を拾ってみたりすると「なんだプラスチックの造花か」と思ってしまうような確りした花です。

 咲き誇っている様子を見るのも良いのですが、直径1.5cmぐらいの小さな花1輪を、よく見るのも、造化の妙、カルミヤの花の鑑賞スタイルとして如何でしょうか。