POCO  A  POCO  協働舎

住まいは人権! 一般社団法人協働舎
暮らしを高めるのは福祉制度の充実。
福祉制度の充実には私たち一人ひとりの声

なんやろか と 思うたら

2012-09-11 | まいにち

 

検察庁がある 法務省の合同庁舎を通りかけたら掲示板に何かはっている人(職員)と それを取り巻いて待っているような一群…「なんやろな」と思って通り過ぎたんや。

帰りにちょっと気になったんで覗いてみたら 司法試験の合格番号がはってありました。

今日は司法試験の合格発表の日やったんやねえ。 弱いもんの味方になってや たのんまっせ。

 

司法試験合格率、初上昇25.1% 2102人合格

 法務省は11日、法科大学院修了者を主な対象とした2012年の司法試験の合格者を発表した。新制度の開始から7回目となる今年は8387人が受験し、過去最多の2102人が合格。合格率は昨年まで5年連続で過去最低を更新していたが、今回は昨年を1.6ポイント上回る25.1%となり、初めて上昇に転じた。

 合格者は21~63歳で、平均年齢は28.54歳。男性は1557人、女性は545人だった。06年の試験開始以降、今年は受験者数が初めて前年を下回ったことも、合格率の上昇につながったとみられる。

 受験資格は法科大学院修了者に与えられるのが原則だが、経済的事情で進学できない人などのために始まった予備試験の合格者も今回から初めて受験した。受験者85人のうち58人が合格。合格率は全体の平均を大きく上回る68.2%だった。 (朝日)

さようなら原発1000万人アクション

広島ブログ

 


タニタ食堂の

2012-09-11 | 読書
続・体脂肪計タニタの社員食堂
タニタ

大和書房

 

 

最近、買おうか買うまいか…古本で出ないか? と迷っているのがこれ。 一応これも分けるとしたら「読書」か?

 

タニタ食堂に大分の〝かぼす〟登場!減塩の強い味方に

 レシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂」で紹介された体に良くておいしいランチを味わうことができる人気店「丸の内タニタ食堂」(東京都千代田区丸の内3-1-1)に9月10日、大分特産のかんきつ類〝かぼす〟を使った週替わりメニューが登場した。

tanita_main.jpg

 夏の終わりから秋が旬のかぼすは、さわやかな優しい酸味の果汁をたっぷり絞ることができるため、大分では焼き魚、水炊きはもちろん、刺身、団子汁、とり天に至るまで多くの料理のアクセントに使われている。かぼすの魅力を全国に伝えようと、大分県庁職員がタニタに「だめもと」(大分県東京事務所)で使ってくれないか要請したところ、実現にこぎ着けた。

 かぼすを添えた週替わりメニューは「ナスと豚ひき肉のはさみ焼き定食」(508kcal、900円)。タニタ食堂事業責任者の南修三さんは「週替わりメニューは、社員食堂のメニューよりひとつグレードが高く、全国から素材を探しています。カロリーは500kcal、塩分控えめで野菜たっぷり。今回のレシピは塩分が少ない分を、かぼすの酸味で風味を出しています」と説明する。

 いただいてみると薄味のナスとひき肉を、かぼすがきりりと引き締めて、残暑で疲れた体にぴったり。食堂では大分県かぼす振興協議会(http://www.oitakabosu.com/)提供のかぼすを無料配布、県関係者は「かぼすが減塩の役に立つという発想を生かしたい」と全国展開に意欲を燃やす。大分県東京事務所流通・観光課の田中賢太郎さんは「タニタ食堂に来る食に関心の高い方々に、かぼすを食べてもらう機会をつくっていただきました。大分の食で第2弾、第3弾を展開できれば」と夢をふくらませていた。

【47行政ジャーナル 橋田欣典】

image004.jpg※ちなみに大分では、かぼすは横に切って使います(写真)。果汁が出やすくするためで、タニタ食堂の方々もなるほど、と納得されていました。

 

広島ブログ


法の下の平等 が いちばん大事なことだっせ

2012-09-11 | 暮らし・社会

薬物依存症からの回復を支援している 大阪フリーダムの ニュース98号が届いたんで読んでいてびっくりしてしもうたんやけどあの大阪市長が厚生労働省へ「生活保護制度の抜本的改革に係る提案」を出したそうや。

そん中では 違法薬物により稼働能力を亡くした者への対応として

 近年,違法薬物の後遺症で就労不能となり生活保護の申請をする者が増加している。

 保護受給後に再び違法薬物の使用等で逮捕される事例も後を絶たず,保護費が違法薬物の購入資金に充てられている。

 こうしたことは生活保護制度の信頼を揺るがす一因となっている。

 法を犯し,違法薬物により稼働能力を亡くした者へ生活保護を適用することは,市民の名を多くの得られるものではなく,通常のケースワーク業務での対応も困難である。

 このため,矯正を目的とした専門的な知識と強力な指導権限のある施策(施設)で対応し,生活保護制度の対象から除く。

ということらしい。

 

生活保護の原則のトップは

 無差別平等の原則(生活保護法第2条)

生活保護は、生活保護法4条1項に定める補足性の要件を満たす限り、全ての国民に無差別平等に適用される。生活困窮に陥った理由や過去の生活歴等は問わない。この原則は、法の下の平等日本国憲法第14条)によるものである。

と 思うんやけど 法律の専門家である 大阪市長はこんなことを知らんはずはないやろけどなあ。

まあ,この人のいつものことやから人権とか書いてあることは一番きらいなんやろ。

 

ケースワークの対応が難しかったらきちんとケースワーカーの勉強を進めるべきやと思うんやけどどうやろか。

広島ブログ


股間若衆: 男の裸は芸術か

2012-09-11 | 読書
股間若衆: 男の裸は芸術か
木下 直之
新潮社

 

 どこかの本屋さんで棚に置いてある本は見たことがあったんやけど、昨日のラジオで著者へのインタビューがありました。

ギリシャ・ローマ時代の具象的な彫刻から始まって、キリスト教の影響で前を隠すようになったこと、そして日本でこういった彫刻が街頭へ進出してきたのは戦後、国土の再建へ向けて…の時代であった、戦前は軍人などの彫刻が多く裸では「エラそう」に見えなかったんだろう…。

 こんな話を聞いていて、一つ 街の中の歴史を 知ることが出来ました。読んでみようか

研究テーマ

私の研究テーマの変遷をたどり直してみると、学生だった1970年代後半は西洋美術史、美術館学芸員だった1980年代は近代日本美術史を学び、美術館から大学へと移行する1990年代には、美術史を越えて、幕末期から明治期にかけてのさまざまな文化現象を追い掛けてきた。

転機はいくつもあったが、現在の研究の起源は、1990年に企画した展覧会「日本美術の19世紀」(兵庫県立近代美術館)へとさかのぼる。江戸時代や明治時代の代わりに用いた19世紀という枠組みは便宜的なものに過ぎなかったが、そのことで、時代間や分野間に自明のごとく引かれている境界線を疑い、いったん無効にする作業に着手できたように思う。祭礼のつくりもの、見世物、博覧会、写真、銅像、記念碑、文化財保護、博物館などが視野に入ってきた。

文化資源学研究室に関わるようになってからの6年間、私をとらえ続けてきたものは「お城」だった。それは城郭研究の対象としての城ではなく、思わず「お」を付けて呼んでしまう現代人の通念の中に存在している城である。

城は明治維新と廃藩置県によって無用の長物と化したにもかかわらず、今なお、それを実現・復元させようとする試みが続いている。1931年築城の鉄筋コンクリート造の大阪城はその嚆矢であり、内部がミュージアムとして公開された点でも、戦後の城のモデルとなった。1950年代後半に、雨後のたけのこのように城が建つ。この場合の「雨」とは、B29が投下した焼夷弾にほかならない。1989年には、今度は竹下内閣が全国の市町村に1億円の「ふるさと創生」資金をばらまいた。それがお城の建設に弾みをつけ、1990年代には新たな築城ブームが出現した。

文化経営学という専門分野を抱える研究室に所属する以上、こうした近年の地方自治体による築城や、城とミュージアムの関係にも関心を持たざるをえないが、主要な関心は、どうしても幕末期から明治期にかけての、さまざまな事物の価値の変遷に向かう。そこで何が断絶し、何が継承され、そして何が現代にまでつながっているのかを考えてみたいのだ。つぎに示す著作リストは、その成果の一端である。

なぜ、われわれは城に「お」を付けてしまうのか。これだって、大切な研究テーマになりうる。明治半ばになって、旧幕府関係者にその制度や役職の実態を聞き取りした『旧事諮問録』(岩波文庫)に、こんな興味深い話がある。外国奉行のほか、御小姓や御側御用取次などを務めた経験を有する竹本要斎が、質問をさえぎり、「御の字が付かぬと情合が移らぬ」から昔の言葉遣いで答えさせてほしいと断っている。竹本の生きた世界が、まさしく「お城」だった。

日本社会はそれからすっかり様変わりしたはずなのに、「お城」はなお存在を続けている。これから先は、『わたしの城下町~天守閣から見える戦後の日本』(筑摩書房、近刊)をご覧いただきたい。「お城」から派生したテーマとして、大名墓、銅像、記念碑、戦争博物館などが、午歳の私の目の前に、まるで人参のようにぶらさがっている。

広島ブログ