昨日は日帰りで鳥取でした。
時間があったので 噂の すなばコーヒーへ立ち寄りました。
コーヒーは僕にはちょっとぬるかったです。
コーヒーを飲みながら 日本海新聞を読んでいてびっくりしました。
以前は憲法を変えて集団的自衛権を…とおっしゃっていた小林節京王慶応大学名誉教授がなんと、
「戦後70年の実績とこれからの国際情勢を考え合わせた場合、もはや我が国にとって集団的自衛権の行使は有害無益であるという結論に至った。つまり、今の私は、憲法9条の下で専守防衛に徹することこそが、我が国の国益にかなうし、同時に世界平和にも資すると考えている…」
とおっしゃっている。
「集団的自衛権」を公論に決すべきである |
2015/9/8
今、安倍政権が強引に推進しようとしている新安保法制(私見では『戦争』法制)が成立した場合、わが国は戦後初めて「集団的自衛権」(他国を守るために戦争へ行くことを正当化する権利)を行使できることになる。そのことの違憲性は、既に公知の事実になっているので、今ここでは論じない。
その上で、もはや、憲法改正も視野に入れて、わが国が集団的自衛権を行使することの是非を一度真剣に公論に決する作業を開始すべき時ではなかろうか。 安倍内閣による乱暴な現行憲法無視による集団的自衛権の行使、そのやり方(法の支配の破壊)には反対だが、憲法を改正した上で集団的自衛権の行使を認めることには賛成の議員も民主党の中にはたくさんいると思われる。かく言う私自身も最近まではその立場であった。 しかし、今回の大論争に巻き込まれてあらためて考えているうちに、私は、戦後70年の実績とこれからの国際情勢を考え合わせた場合、もはやわが国にとって集団的自衛権の行使は有害無益であるという結論に至った。つまり、今の私は、憲法9条の下で専守防衛に徹することこそが、わが国の国益にかなうし、同時に、世界平和にも資すると考えている。だから、この機会に、「安倍壊憲」には反対だが、(改憲を経て)集団的自衛権の行使は認められるべきだ…と考えている人々(特に民主党の議員たち)と、白紙から、わが国の安全保障論の一環として、日米同盟の維持は当然の前提としても、わが国が集団的自衛権を行使することの是非について公開討論をしたい…と提案しておく。 私は、今、安倍政権が追求している新安保政策は次の諸点で間違っていると思う。つまり、(1)国会内の多数を頼って明白に違憲な法案を通そうとする姿勢は、立憲主義(憲法の枠内での政治)を逸脱し、民主政治の原則を外した独裁政治(人治主義)の始まりである。(2)新安保法制が成立し、自衛隊が米軍の友軍として海外の戦場に派遣された場合、①わが国は、米軍の敵つまりイスラム勢力からテロの対象にされることは確実であろう。加えて、②アメリカに続いて「戦費破産」状態の国になることも必定である。 にもかかわらず、集団的自衛権賛成派が多数いると思われる民主党の姿勢が主権者国民にはっきり見えない点が、今回の論争がいまひとつ盛り上がらない理由ではないか。 (慶大名誉教授・弁護士) |
これを読んでいて、僕は 長く考えてきた 非武装中立こそが日本の勧めべき道やでと改めて感じました。
平和憲法を持つ日本だからこそできる国際貢献がたくさんあると思うとります。外国の人々への支援にはこれしかない…と
13日は中央公園でお会いしましょう