君の詩を!!
「一歳の蒼唯へ」
一時間でも一日でも
一週間でもひと月でも
ほんとうは
一分一秒でも長く
君の時間と重なり合える
幸せなtokiを持ちたいけれど
当たり前のように
君と僕にも
必ず別れは遣って来る
その日が少しでも遅くなりますようにと
爺ぢいは願掛けているけれど
限りは誰にも訪れるから
それは仕方ないよね蒼唯
願わくばこの小冊子が
何時でも君の傍に居て
何時でも同じ空気を吸って
いつでも
君と僕との
固い縁の懸け橋であり続けますように・・
爺ぢいは君の中の何処かで
何時でも生きているから
だから蒼唯よ
君が歩き出す日々の中で
誰かに相談したいときや
誰かの胸で泣きたくなったら
一番身近で
君と共生する
この爺ぢいに縋っておくれ!!
その爺ぢいの
君への滾る想いを
此処に明確に書き残して
そうして
その宣言をperiodにして
誕生する前から
一年半に亘って綴って来た
君の詩を!!のpageを
一旦閉じることにするね、蒼唯
その想いを抱える僕だから
全て受け入れてくれる
今の蒼唯の間に
有りっ丈の愛情を注いでおくのだ
少しずつ大きくなって
色々な困難や哀しみに出逢っても
きっと
君を支えてあげられる程の
迸る愛情をあげておくのだ
いつかそれが
君の知らぬ間に書き残しておく
君への遺言のように
始まったばかりの
君の人生の始終を包める程の・・
2018 05/03 蒼唯一歳の誕生日の朝に まんぼ爺ぢい