降って来るもの

写真と散文とぽえむ

昨日のドアを

2018-05-02 21:08:31 | 詩15

                         昨日のドアを

 

ココロに深く関わったmonoやヒトは

確かに

何時でも直ぐ傍に居て

呼吸している

 

例え何千日が経っても

お気に入りの姿態のまま

易々と僕の中で住まう

僕は唯

昨日のドアを軽くknockするだけ

 

其処に満たされて有った

時間と場所から

アナタは静かに語りかけてくる

 

会えなくなって久しいヒトも

時間の長短ではなく

感覚の今昔のようなもので

僕の幾万日を網羅して

其処から甦って来る

 

たった一度だけ

ココロを交わした人も居れば

数百日の隔たりの拠り所も有る

 

三十年たった月命日の父と

御仏の間で再会する

父そのものの陰影から

僕は又

寡黙の雄弁を教わる

 

ココロを許したヒトやmonoは

muneの広場で行き交ったヒトは

いつでも

その時のままに生還し

僕の今生を彩る

 

たった一度でも

その瞬間でも

僕の心情に適う交差をしたヒトは・・

 

キミよ!アナタよ!

05/02 21:08 万甫

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万緑に染まって~赤目四十八滝.Ⅱ~

2018-05-02 05:51:51 | 自然

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

百彩のmidoriをどんどん深く高くと分け入ってゆくと8畳も有る大石が

      

深緑の間から「赤目五瀑」その2の「千手の滝」が見え隠れしてくる

   

美しい滝です。その美しさに酔いながら、此処のお休みどころで女房が握ってくれたお握りと簡単な¥500の”きつねうどん”で昼食を

  

例によって、休憩所の机にカメラをセットして記念の一枚を

30分ばかり休憩して、次の、もっとも優雅で清冽な「赤目五瀑」その3「布曳滝」へと

  

     繊細な

清々しい美しさです

続きは次回にね                05/02 06:13 まんぼ

 

 

 

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胸の石板を

2018-05-02 05:06:56 | 詩15

                     胸の石板を

 

書こうとする意欲が

僕をキリリと起ち上がらせる間は

書きたい衝動が

僕を優しく揺さぶる間は

 昼夜を問わず

 闇の濃度を問わず

 明け暮れの感覚を超越して

 僕は何時でもペンを取る

瞑目し、瞑想し、百の情感を欹て

胸の石板を過ってゆく

束の間の言葉の粒子達を

僕は嬉々として拾い集め

紡ぎ、連環させ、編み込み

一幅の僕の反物を織る

 あなたに温いか?

 あなたを目覚めさせるのか?

 あなたと逢引くのか?

全ては目前の白紙のようなものだが

 もしも、伝われば

 もしも、響けば

 もしも爪弾けば

其処に

あなたの一行が生まれるかも知れぬと・・

僕は其れを

細やかなkibouと呼ぶ

05/02 05:27 万甫

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