降って来るもの

写真と散文とぽえむ

挽歌.Ⅳ-中空のanataが-

2018-05-10 05:22:20 | 詩15

                       

 

                    挽歌.Ⅳ-中空のanataが-

 

中空のアナタが僕を眠らせない

中空のアナタが僕を目覚めさせる

 

anataは其処に居て

確かに其処に居て

僕には鮮明に見えているのに

anataは其処に居て

鋭い眼光で

僕の全てを視野にしているのに

それは

ほんとうのアナタじゃなくて

けれど

我が胸で脈打つアナタに違いなくて

ほんとうの貴方が

僕には解らなくなりそうで・・

 

半世紀寄り添ったあなたに

半世紀変わらぬあなたに

本当も嘘もなくて

目蓋のanataも

僕のcosmosのアナタも

掠めたり過ったりのあなたも

きっと

間違いなく貴方で

僕は若しかしたら

激甚な一つの衝撃で

百相のアナタの存在を

僕のanataにできたのかも知れぬ・・

 

-ひとつの死は

-ひとつの終わりと始まりを告げる

-梵鐘の音

 或いは

-ひとつの死は

-ひとつの始まりと終わりを明示する

-signalの色

05/10 05:50:05 万甫

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする