降って来るもの

写真と散文とぽえむ

midoriの色素を

2018-05-04 14:16:13 | 詩15

                     midoriの色素を

 

僕は明らかに碧に紛れる

僕の幾兆の細胞が

 midoriの色素を宿して

活き活きと甦る

僕の肺臓を

 ミドリの血が廻る

僕の中の総ての分母と分子が

equalになって再生される

 

僕は緑のozoneに塗れる

何という色彩の安息日よ

 百彩の癒しの

何という柔らな千の触手よ

みどり横溢する空間の

 何処でもホスピスよ

 

僕はイノチのmessageを受け取る

身にも心にも

 念仏の文字のように

それは描かれ

僕の新しさの拠り所となり

 瑞々しい年輪を一つ加算してくれるのだ

              ~百彩の滝巡りにて.余禄~

05/04 14:32 まんぼ

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