降って来るもの

写真と散文とぽえむ

挽歌.Ⅴ-織れと-

2018-05-11 20:30:43 | 詩15

                                                                        挽歌.Ⅴ-織れと-

 

師は、今のまま、書けと言う

書く意欲が、途切れるまでは、

 此のまま、書いてゆけ、と言う

 

私のために、筆を折るなと

書くことの、自在を、極めよと

半世紀結んだ、糸を、ただ、織れと

 

私は、何時でもその動作を、見守っていると

 

そうして、ときどき、頷きを、送付すると

 

僕は再び、penを握って、

 出す宛名のない、手紙と、知りつつ

鋭い、分析眼は、既に遠ざかった、と感じつつ

僕の言葉を、拾い集めて、

 紙片を、埋めてゆく

05/11 20:30 万甫

 

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五月の詩!!~AM篇~

2018-05-11 07:29:23 | 自然

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 様々な事情に雁字搦めになって、なかなかその気を起こさせなかった朝のウオーキングを、昨日カメラを携帯して久方ぶりに再開。

ヒトの有り様などとは無関係に、自然はありのままの姿で移ろう。まさに賛歌を!!です。

まだ慣れない団地の中の風景を辿ってゆくと何時もの

シャガの花

      

山躑躅

日差しは

燦燦と注いで、水田に

白鷺が・・

五月の詩!!

今朝も早く目覚めて、カーテンを引くと 05/11 04:45夜明け前の美しいblueが

空には三日月

                                        05/11 07:29 まんぼ

 

 

 

 

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僕様のままに

2018-05-11 06:09:18 | 詩15

                     僕様のままに

 

メモ帳を置き

ペンを持った僕に

波動は、衝動は

繰り返し襲って

書くことを求めては

書かずにはいられない

引導を渡すのだ

 

暫くは

僕ではない僕様のままに・・

非日常が

自ずから終息するまでは・・

 

その境目が

もしも有ればの話だが・・

05/11 06:14 万甫

 

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滾る切なさが

2018-05-11 06:05:07 | 詩15

                       滾る切なさが

 

奔流のように

意識を突き抜けて

噴出する感情がある

 

説明のつかない現象のように

胸の幾層を

浸潤してゆく想いがある

 

掴めぬ幻視のように

ココロを往来する

残像がある

 

滾る切なさが

激しい虚しさが

衝撃の余韻が

 

僕を平穏には眠らせない

                   05/11 06:05:06 万甫

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アノひとはきっと

2018-05-11 05:00:08 | 詩15

                    アノひとはきっと

 

一編の詩を書き付けながら

改めて僕は

最大最高の読者を

失ってしまったのだと思い知る

 

書くことの意義を

危うくする程に大切だった

心柱を

亡くしてしまったのだと

 

書く目的さえ

見失ってしまい兼ねぬ衝撃波は

この今も五体を震わすが

アノひとはきっと

 書いている僕を

 書いたbokuを

 書こうとするボクを

そのように生きて来たwatasiを

何処かで

微笑みながら頷いていてくれるはずだから

私は此れまでがそうであったように

わたしの僕の儘で

アノひとの見分に足るものを

この先も書いてゆきたい・・

05/11 05:13:05 万甫

 

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だけれど・・

2018-05-11 04:48:15 | 詩15

                    だけれど・・

 

誰も彼も

昨日と寸分違わぬ顔で

 今日を生きているけど

多分、明日もそうなんだろうけれど

そうして、きっと

 僕もそんな風に

移ろっているに違いないけど

ほんとうは

 それぞれの事情で

 おのおのの状況に相応しい顔で

歩きたいのだ、何時でも

何事もなかったようには

 きっと

誰も彼も

装いたくはない筈だけれど・・

05/11 04:47:04 万甫

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